作品一覧 2016/07/29更新 学校では教えてくれないお金の話 試し読み フォロー 食いっぱぐれない「働き方」のテクニック 試し読み フォロー 「激安」のからくり 試し読み フォロー 超三流主義 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 金子哲雄の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 学校では教えてくれないお金の話 金子哲雄 読んで良かった。内容は少し古いのかもしれないけれど、金子マインドを今読んで良かった。この人が今も生きていたら、どんなことを言ってたんだろうなぁ。 Posted by ブクログ 学校では教えてくれないお金の話 金子哲雄 41歳の若さでお亡くなりになられてしまわれた、金子哲雄さんのことをはじめて知ることができました。 子供向けの本ですのでわかりやすく書かれていて、それでいて大切なことを教えてくださるいい本です。 きちんとした金銭感覚を身につけて、世の中がどんなに変化しても、強く生き抜いてほしい。 モトがとれるか...続きを読むどうかは、あらゆる選択肢に共通します。 「時間」も値段の一部です。 やりたいことが見つからないうちは、とりあえず勉強! まだやりたいことが見つかっていないうちは、真剣に勉強に取り組んでください。 金子さんが子供の頃に出会った中国人のオジサンの教えで、世界中で通用するお金と、教育のふたつが財産。この二つはどこにでも持っていける財産。教育ほど素晴らしい財産はない。 だから中国人は教育にお金を惜しまないのだろうと書かれています。 教育を受けるのは、社会がどんなに変化しても、その社会で生き抜く力、稼ぐ力をつけるためです。 等々、たくさんわかりやすい書き方で今更ながらですが、ありがたいことを教えていただきました。 もし金子さんがご存命でしたならば、もっと日本人、日本社会が良い方向へ行っただろうと思わせられました。 Posted by ブクログ 学校では教えてくれないお金の話 金子哲雄 この本は金子さんが大好きだった「買い物」という視点から身近な経済事情や経済用語を分かりやすい言葉で説明がなされています。 途中でその説明がマンネリにならないように、買い物での小ネタや裏情報などが満載で最後まで読み進めるのに飽きさせない配慮がなされています。 また、「お金とは」どんなものか。「金...続きを読む持ちとは」どんな人のことを言うのか、など金子流の考え方も書かれています。 この本はたくさんの子供達だけではなくて、子供を持つ親の世代の人たちにも読んでほしい。 子ども達と一緒にお買い物に行って、世の中の仕組み、経済の仕組みが身近にこんな風になっていることを教えてあげてほしいと思います。 最後にこの本のあとがきの部分と帯の部分を同じ事務所で親友でもあった内科医のおおたわ史絵が書いています。 おおたわさんは、金子さんより先に金子さんの病気(=肺カルチノイド)の告知を受けていたそうです。 そのおおたわさんが書いたあとがきと帯の部分の内容は感動的で今でも印象深い本の一冊になっています。 Posted by ブクログ 「激安」のからくり 金子哲雄 ついつい、安い品物に手を伸ばしてしまう。 その後で、こんなに安くて生産者は大丈夫かな?なんて思ってきた。 本書は激安がどのように実現されるのか、具体的な事例に即して説明される。 基本的にはメーカーから流通に主導権が移ったことである、と。 冒頭の、自分が感じてきた後ろめたさは、筆者の問題意識に通じ...続きを読むるものがあった。 その上で、勉強になったのは、異なる業態の間で無理やり価格の比較をしてはいけない、ということだった。 筆者の言う、賢い消費者になりたい。 Posted by ブクログ 「激安」のからくり 金子哲雄 印象に残った部分 ●p58 炊飯器や電子レンジなどの生活家電、テレビなどのデジタル家電は引っ越しなどにより住宅需要が伸びると、需要が高まる傾向にあるといわれています。つまり世界的な住宅需要が下がると、家電が売れなくなり、家電が売れなくなると、部品であるメモリーがなどの在庫が増え、在庫が増える...続きを読むと値崩れを起こし、パソコンの相場も下がる、といった仕組みになっています。「風が吹けば桶屋が儲かる」ではありませんが、直接関係がないように思える商品どうしが、どこかで繋がっています。この関係性から、サブプライム・ローン問題以降は、パソコンのみならず家電製品全体の相場も下がっていたのです ●p119 価格を維持するために、町の各電器屋さんを組織化したのです。いわゆるパナソニックのお店、ナショナルストアといわれるものを作りました。メーカーが希望した価格で販売することで、エリアごとの競争が起きないような仕組みづくりをしました。つまりは価格統制です-途中略-中内功は松下電器と徹底的に戦いました。昭和40年代後半にクラウンという会社に、プライベートブランドのブブというテレビを作ってもらったのです-途中略-プライベートブランドがNB(ナショナルブランド)に対する価格圧力要因であったことは、この当時から垣間見ることができます Posted by ブクログ 金子哲雄のレビューをもっと見る