あらすじ
独特のマネー理論とユニークなキャラクターで愛された流通ジャーナリスト・金子哲雄氏による「お金」に関する一冊。夢を叶えるためにも必要なお金の知識を、身近な例を取り上げながら分かりやすく説明。
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Posted by ブクログ
読んで良かった。内容は少し古いのかもしれないけれど、金子マインドを今読んで良かった。この人が今も生きていたら、どんなことを言ってたんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
41歳の若さでお亡くなりになられてしまわれた、金子哲雄さんのことをはじめて知ることができました。
子供向けの本ですのでわかりやすく書かれていて、それでいて大切なことを教えてくださるいい本です。
きちんとした金銭感覚を身につけて、世の中がどんなに変化しても、強く生き抜いてほしい。
モトがとれるかどうかは、あらゆる選択肢に共通します。
「時間」も値段の一部です。
やりたいことが見つからないうちは、とりあえず勉強!
まだやりたいことが見つかっていないうちは、真剣に勉強に取り組んでください。
金子さんが子供の頃に出会った中国人のオジサンの教えで、世界中で通用するお金と、教育のふたつが財産。この二つはどこにでも持っていける財産。教育ほど素晴らしい財産はない。
だから中国人は教育にお金を惜しまないのだろうと書かれています。
教育を受けるのは、社会がどんなに変化しても、その社会で生き抜く力、稼ぐ力をつけるためです。
等々、たくさんわかりやすい書き方で今更ながらですが、ありがたいことを教えていただきました。
もし金子さんがご存命でしたならば、もっと日本人、日本社会が良い方向へ行っただろうと思わせられました。
Posted by ブクログ
この本は金子さんが大好きだった「買い物」という視点から身近な経済事情や経済用語を分かりやすい言葉で説明がなされています。
途中でその説明がマンネリにならないように、買い物での小ネタや裏情報などが満載で最後まで読み進めるのに飽きさせない配慮がなされています。
また、「お金とは」どんなものか。「金持ちとは」どんな人のことを言うのか、など金子流の考え方も書かれています。
この本はたくさんの子供達だけではなくて、子供を持つ親の世代の人たちにも読んでほしい。
子ども達と一緒にお買い物に行って、世の中の仕組み、経済の仕組みが身近にこんな風になっていることを教えてあげてほしいと思います。
最後にこの本のあとがきの部分と帯の部分を同じ事務所で親友でもあった内科医のおおたわ史絵が書いています。
おおたわさんは、金子さんより先に金子さんの病気(=肺カルチノイド)の告知を受けていたそうです。
そのおおたわさんが書いたあとがきと帯の部分の内容は感動的で今でも印象深い本の一冊になっています。
Posted by ブクログ
コスパ、
高校どこに進学するじゃなくて、その先を見て大学を考えているところがすごいなと思いました。
私は14歳ではないけれど、14歳の時の自分に読ませたかったです。
Posted by ブクログ
自分用キーワード
物品貨幣 秤量貨幣 鋳造貨幣 金子流お金持ちは「お金を回せる人」 ゴミの集積所で景気の良し悪しが分かる 被災地の復興のためには(被災していない地域は)自粛せずお金を使おう 慣習価格 ドリンクバーは元が取れない 商品の値段には「時間」も含まれる(コンビニなど) 毎日閉店セールの意味 サービスの不可逆性(飛行機のチケットなど) 金は貸さずにあげてしまおう 集客商品と収益商品
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お金の価値は変わる お金が回れば、みんながハッピーになる ゴミの量が多ければ、景気が良いということになります 時間もお金の一部です お金がなくてもゴージャスに暮らせる 節約を身につけていれば、収入が少なくても生活できる、強い生き方が出来るのです 友達はお金にも勝る「財産」
Posted by ブクログ
【お金の仕組み、教えます!!】
学校では教えてくれないお金の話しを、流通ジャーナリスト金子哲雄氏が分かりやすく解説してくれています。
お金が生まれた経緯、世の中の値段の決まり方、(金子氏らしい)賢いお金の使い方などが掲載されています。
この本を通じて金子氏が伝えたかったのは、
・「お金がいっぱいあること=幸せではない」
・賢い生き方をして幸せに生きよう
ということのなのだと思います。
「自分たちの身の丈になった生活をしながら、どのように幸せを感じるか」という人生の1つのテーマに関して、金子氏は本気で考え、実践してきた方なのだと感じます。
私自身も、自分にとっての幸せの定義を、そろそろ考えてもいいのだろうと思いました。