金子哲雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は、大学卒業後に㈱ジャパンエナジー(JOMO)を経て独立。現在は、鉛筆からミサイルまで、あらゆるジャンルの流通過程を「五感」で追い続ける流通ジャーナリスト・購買促進コンサルトしてして活動。最近は雑誌やテレビ等のあらゆるメディアで情報発信をしている。
著書に「値切りのマジック」「いまどき儲かる商店街」等がある。
本書は、「清く・貧しく・ゴージャスに!貧民の、貧民による、貧民のためのゴージャス!」という節約と贅沢の両方を楽しむ「超三流主義」をキーワードに以下の6章に分けて説明がされている。
①賢い買い物術と値切りテク
②住宅費(固定費)を考える
③景気の波に左右されない強い家庭をつくる
④ -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
経済をわかりやすい語り口で語る著者が、「激安」商品を俎上にのせ、安さのからくりをズバリ指摘。
コストを徹底的に減らせたワケは。
コラムも充実した、賢い消費者になるための必読書。
[ 目次 ]
第1章 「激安」の現場(激安ジーンズのからくり;百円バーガーのからくり;低価格スーツのからくり ほか)
第2章 「激安」の人物史(フロントランナー 中内功;欧米型リーダー 鈴木敏文;地方からの発信 柳井正 ほか)
第3章 「激安」のこれから(ナショナルブランドからプライベートブランドへ;「ブランド」という付加価値;激安の裏側にあるもの ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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Posted by ブクログ
【お金の仕組み、教えます!!】
学校では教えてくれないお金の話しを、流通ジャーナリスト金子哲雄氏が分かりやすく解説してくれています。
お金が生まれた経緯、世の中の値段の決まり方、(金子氏らしい)賢いお金の使い方などが掲載されています。
この本を通じて金子氏が伝えたかったのは、
・「お金がいっぱいあること=幸せではない」
・賢い生き方をして幸せに生きよう
ということのなのだと思います。
「自分たちの身の丈になった生活をしながら、どのように幸せを感じるか」という人生の1つのテーマに関して、金子氏は本気で考え、実践してきた方なのだと感じます。
私自身も、自分にとっての幸せの定義を、そろそろ考 -
Posted by ブクログ
金子哲雄は厚かましい印象だが、なぜかがわかった気がする。誰かを喜ばせるため、セルフブランディングするために、普通の人が「こんなことしたらズルいかな?」と思って立ち止まることを迷わず実行するからだろう。
・事務所はないけど丸の内の住所を買う
・自分の意見を番組制作側のニーズに合わせて変える(コメンテーターとしてのポリシーより、「お客様のニーズに応える」という自分のポリシーを優先)
・テレビ局や雑誌社から情報はあるかとかできるかと言われれば必ず「yes」。それから調べる。
・「得意分野は何か」と聞かれたら、今どんなジャンルの企画をしているか質問返しして、その答えに対して「あ、それ得意です」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ格別「物凄く斬新な視点」って訳でもないが。
いままで気付かなかったトコを「こうすりゃうまくいきますよ」的アドバイス、してくれてるような。
「あぁ、なるほどね」って頷くポイント、ありましたね。
たとえば、退社してフリーになって事務所の住所、どうする?って時。
丸の内住所の名刺を作った。
(所謂事務所の住所貸し、ですね。月15,000円だったそうです。
つまりクライアントにウケがいい、信用して貰いやすい、という事。)
で、この住所、さらに活用すると。
・大企業定年退職後のおじさんは、名刺持てなくなると寂しい(らしい)。
・かつてお付き合いのあったおじさんに「顧問」になってもらう。
・顧問の肩書 -
Posted by ブクログ
メモ
清く、貧しく、ゴージャスに(笑)
買い分けの時代
調味料→100¥ショップ
カップ麺、スナック→ドラッグストア
シャンプー、洗剤→家電量販店
アウトレット→買う物を決めて滞在は3時間以内。
家電は日曜の午後7時以降
週末の土砂降りは恵みの雨
3月は自転車が安い
6月と12月はテレビが安い
ペットボトル飲料は買わない。
同じ柄の靴下を買う。
固定費にお金はかけない。
住宅ローンは現代の小作人。
家は買うより借りるもの。
ライフステージによって一等地は変化する。
買うなら地方の激安リゾートマンション。
リゾートマンションを資本的支出として利用する。
お金を使う時は、それが