かわしまはるこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
たてのひろしさんの絵本ですね。
絵は、かわしまはるこさん(1967年、埼玉県生まれ)
2006年より、たてのひろしさんに師事し、昆虫や植物などの監察法や生物画を本格的に学ぶ。絵本作家、挿絵画家。
いけの そばの くさむらに
ちいさな あまがえるが 3びき。
ラッタ、チモ、アルノーです。
3びきは、きょうも かくれんぼを して
あそぶようです。
おには アルノー
ラッタと チモは、かくれる ばしょを さがしに
ぴょんぴょん とんで いきました。
「もう いいかい?」
「まぁだだよー」
かわしまはるこさんの、瑞々しい水彩画の絵が、可愛らしく物語を飾ります。
あまがえる -
Posted by ブクログ
鳥類が鳥類であるゆえんは、「羽根(羽毛)を持っていること」。鳥たちの進化を、模様、色彩、形、飛べない鳥の4つに分けて紹介する。(「はじめに」より抜粋)
1種類の鳥につき、1~2ページをあてる。
鳥の名前・英名・学名・分類、生息地や生態などの紹介文、全身像のイラスト、羽根の写真を掲載する。
私が好きなのは、2章「色彩」。鮮やかな色の競演に、うっとりする。
ライラックニシブッポウソウの風切羽は、黒と水色がコバルトブルーを引き立てていて、配色の妙に唸る。後で写真を検索してみると、嘘みたいに極彩色の鳥で、さらに驚く。
3章「形」では、尾や頭の個性的な飾り羽が登場して楽しい。
1点、残念だと思うの