荒巻豊志のレビュー一覧

  • 紛争から読む世界史~あの国の大問題を日本人は知らない

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    本書で紹介される書物は幅広く、どんな人が読んでも何かしらこの本を読んでみたい、この考えをもっと知りたいという発見があるだろう。
    グローバル化の潮流において、世界認識の道しるべとなる本だと思う。ぜひ高校生が大学入学までの春休みで読んで欲しい。分量は多すぎず、字も大きいが内容は豊かだ。
    著者も言っているとおり事象の羅列っぽさがあるのだが、しばしば主観が入った解説があることでそれが本書に逆に生き生きとした意味を与えている。

    いずれにせよ、著者の博識なくして本書は仕上がらなかっただろう。

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    2025年01月15日
  • 図解でよくわかる地政学のきほん:新聞・テレビではわからない国際情勢、世界の歴史、グローバリズムがすっきり見えてくる

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    地政学、前々から興味があり手に取る。
    地図を見ながら世界史の理解を進める、という感じ。

    自国主義
    植民地支配
    民族差別
    考えの対立
    2度の世界大戦によるヨーロッパ諸国の疲弊

    大戦前から各国での戦争がかなり起きている。
    大戦後の中東の対立理由や、アフリカ諸国の紛争の理由。

    1800年〜1946年頃まで、散々な目にあった中国が力をつけ始める。

    もう少し詳しく知りたいなぁ、という部分もチラホラ。
    まぁ入門書だからだろう。

    地図を見ながら歴史的な関係性を見る事で、全体的な理解が深まったように思う。
    面白かったです。

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    2024年11月14日
  • 紛争から読む世界史~あの国の大問題を日本人は知らない

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    さすが人気の実力派受験講師。一気に読ませる引力のある文章です。
    知らないことの方が多かった世界の様々な紛争の歴史。習わなかった歴史。語られない歴史。安全な日本の中から外を眺めているだけだったこと…
    興味が湧けば各所に挙げられている書籍が参考になりそう。(現在、手に入りにくいものもあるが)
    ヨーロッパの紛争を扱っている辺りからは歴史そのものへの見方の話も取り入れてあり興味深く読ませて貰いました。
    歴史とは動かぬ過去の事実を並べただけの物ではない。「今」に合わせて作られていく物。現実を生きる人の捉え方で変わるのだという事を改めて実感を伴って知らされた気がします。

    ネトウヨへの厳し目の視線。少し著

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    2024年08月21日
  • 紛争から読む世界史~あの国の大問題を日本人は知らない

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    この本もパラダイムシフトをもたらしてくれた一冊。紛争と、その背景の事実を説明するにとどまらず、国家により共有される歴史認識が都合の悪いことを忘却しながら成立していることを認識。

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    2024年08月01日
  • 紛争から読む世界史~あの国の大問題を日本人は知らない

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    世界の紛争について、地域や歴史の流れごとにトピックが分かれていて読みやすかった。著者が言っているように世界が抱えるナショナリズムの問題や、歴史認識をめぐる問題をコンパクトにまとめられていて、概要を知るにはとても良かったです。

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    2025年01月11日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 地政学の話

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    2015年の移民受け入れ数は1位がドイツで201万人。メルケルさんはこれで首相の座を追われたのね。2位米国、3位英国、4位は日本で39.1万人。
    日本が世界第4位の移民受け入れ大国なんて本当に知りませんでした。
    目からウロコの事実いっぱいでした。

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    2022年11月15日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 地政学の話

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    2020年の9月に第二刷が発行されたけど、その間にもいろいろ変化があって世の中は目まぐるしく変化していってると感じる。
    バイデン大統領になったりとか岸田総理になったりとか。

    地球で起こっている今を知るには新聞がやはりいちばんいいツールかもしれない。

    第一章の経済とテクノロジーをめぐる問題が働く人としては面白かった。
    インドとアメリカの時差が12時間なので24時間ソフトウェアを開発できるってのはすごい。
    昼勤と夜勤みたい。

    クイズ形式で残しておく笑

    Q1. 冷蔵庫の世界シェアNo.1(2017)は?
    Q2. 薄型テレビの世界シェアNo.1(2017)は?
    Q3. ロケット打ち上げ回数No

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    2021年11月06日
  • 図解でよくわかる地政学のきほん:新聞・テレビではわからない国際情勢、世界の歴史、グローバリズムがすっきり見えてくる

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    ネタバレ

    確かに図が多くてわかりやすかったけれど、これは地政学というよりは、世界史。
    地理や地形が、どう、政治や歴史に関わったのかの説明が弱い。
    中高生を対象にしているのなら、余計にそこを丁寧に説明しないと、なぜそうなったのかが分かりにくいのではないかと思いました。

    ただ歴史といっても、年号を覚えるのではなく流れを説明しているので、世界史が苦手な私でもついて行くことはできました。
    第二次大戦後のアジアやアフリカの独立について、詳しく説明されていてよかった。
    やっぱり多くの世界紛争の発端は、イギリスのワガママと二枚舌なんだな。
    なるほど。

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    2020年06月07日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 地政学の話

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    本書の内容が頭にあれば、ロシアやイスラエルの横暴も、許容は出来ないけど予想の範囲内、って感じになったのかも。即時性が求められるようでいて、長期に渡る根深い因縁が横たわっていることも多いから、昔からの知識がそのまま応用できる、って部分も意外にある。やっぱり地政学って大事だな、と。

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    2025年10月02日
  • 紛争から読む世界史~あの国の大問題を日本人は知らない

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    様々な国で起きた(起きている)紛争の経緯などを学べて非常に勉強になった。ニュースでやっていても、なぜ戦争が起きているのかまできちんと調べてこなかったから、「そういうことだったのか…」が多かった。民主主義やポピュリズムの話に入ってから、私には少し難しくて若干退屈してしまったけど、これもちゃんと読める人になりたい!

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    2025年07月23日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 地政学の話

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    地政学という言葉を知ってからかなりの時間が経ちますが、いまだに本屋さんで「地政学」というタイトルを持つ本を見ると興味が湧いてしまい、読むことになりました。地政学を学ぶと、過去であれ現在であれ、戦争がなぜ起きてしまうのかが理解できるように思います。戦争にはどちらが良いか悪いかではく、お互いの言い分もあると感じています。
    以下は気になったポイントです。

    ・インドでIT産業が急速に発展したのは、カースト制度が廃止された後に新たに生まれたIT産業であり、制度の名残がある中でも影響をあまり受けなかったと言われている、カースト制度で一番下位のシュードラの中にもIT産業で働く人はいて、まさに国内の社会構造

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    2025年04月16日
  • 紛争から読む世界史~あの国の大問題を日本人は知らない

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     世界史の知識を整理するにはよい道具だと思う。筆者も言っておるがオリジナリティはほとんどないのだが、各国国民の歴史認識を整理してあったり、参考文献を本文中に記載してあったりというのはとても良いと思いました。パレスチナ問題等い抽象的に分かったつもりになっていることが具体的に図示してあるところもよかった。

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    2024年07月30日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 地政学の話

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    とても読みやすいです。
    ですが、タイトルに地政学という言葉が入っているのに、地政学についての説明が少ししかないです。
    どちらかというと時事ネタ本で、地政学的に時事ネタを分かりやすく説明をした本です。

    作者の文脈から、少しリベラルでグローバリズム的な考えの印象。

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    2023年02月12日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 地政学の話

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    ザ地政学ではないが、世界各国の経済、外交、領土問題など、とっつきやすいテーマが各2ページで紹介されている。2ページなので、さらっとだけ。各テーマには必ず図があり理解しやすい。

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    2022年01月27日
  • 図解でよくわかる地政学のきほん:新聞・テレビではわからない国際情勢、世界の歴史、グローバリズムがすっきり見えてくる

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    最近「地政学」ってよく目にするような気がして流し目で。じっくり読めば、つながりが把握できて面白いんだろうなと思う。シベリア鉄道が通っている位置が何となく思っていたより南寄りだったことを知る(バイカル湖より南側とか)。シベリア鉄道の意義を考えるとそりゃそうか。ウラジオストクの重要性を認識した。各国の国境線の主張を見ると南沙諸島をみんな欲しがるのも頷ける。距離的には中国が一番不利に見えるけれど。中国の自治区で内モンゴル自治区、新疆ウイグル自治区、チベット自治区以外にも自治区があることを知る。普段よく目にする地図がメルカトル図法ではなくミラー図法だと知る。

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    2021年06月13日
  • 図解でよくわかる地政学のきほん:新聞・テレビではわからない国際情勢、世界の歴史、グローバリズムがすっきり見えてくる

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    一時期流行った地政学も最近は下火か。高校の頃の地理の知識とその後の報道による知識でしかない自分の地政学。世界史を合わせることで,事件の背景を理解できそうだ。人間の歴史や行動はほんとうに興味深い。これからもこんなことを繰り返していくのだろう。

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    2020年07月12日
  • 図解でよくわかる地政学のきほん:新聞・テレビではわからない国際情勢、世界の歴史、グローバリズムがすっきり見えてくる

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    ●読んで得たもの
     地政学の基礎知識

    ●感想
     説明されているとおり内容は超初歩的。
     なので子供でも読める。
     各章が国又は大陸別に分かれていて、
    概ね歴史の順に書かれているため理解しやすい。

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    2020年01月25日
  • 図解でよくわかる地政学のきほん:新聞・テレビではわからない国際情勢、世界の歴史、グローバリズムがすっきり見えてくる

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    図解で地政学を分かりやすく解説した本。本書では、どこか歴史的なところに重点が置かれているところは否めないが、地政学というものを捉える入門書といえよう。
    日本の取り巻く世界事情を、地政学という観点はもはや省くことのできないことであることを、日本人こそが知らなければならない。

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    2019年11月28日
  • 図解でよくわかる地政学のきほん:新聞・テレビではわからない国際情勢、世界の歴史、グローバリズムがすっきり見えてくる

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    ●カラーで図説を多用しており、その時代の国々の勢力や外交政策の意図などがわかりやすくまとめられている。

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    2018年10月27日