石井登志子のレビュー一覧

  • 暴力は絶対だめ!

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    シンプルな言葉で、とてもシンプルなことを言っているのだけれど、それができないまま何千年も過ごしてきた人類。
    本書に収められている演説はもう40年くらい前のものだけれど、これまでの歴史同様、彼女が危惧していることが何も変わらないまま、暴力による支配が今現在も世界で起こっているという悲しい現実。
    国と国などに限らず、家庭という小さな単位ですら、力の強い者が弱い者を暴力でコントロールしようとする愚行がまかり通っている。
    この前は親が「いい暴力と悪い暴力がある」なんて大真面目に言って、子どもを暴力でコントロールしようとした自分を正当化してたからね。自分の親としての能力の無さを露呈させているだけだってことに気づいていない。愚かだ。

    まあでも、国家が当たり前のようにそれをやっているんだから、説得力がないよね。

    暴力からは何も生まれない。
    この事実を全ての人が心から理解してくれる日が来ますように。
    願いはかないそうにないけど。

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    2025年02月22日
  • やかまし村の春夏秋冬

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    仲良しの友達が隣の家に住んでいて、箱と長い糸を使って手紙を交換したり、木の枝を伝わって行き来したり、一緒に遊んでいたずらもして、こどもの頃にこんなふうに遊びたいと思っていたことが全部詰まっている感じ。食べ物やクリスマスの様子などスウェーデンでの暮らしのこともわかって興味深い。赤ちゃんが足の親指をなめるのを素敵なことだと思うところや、何をしたら喜ぶかと聞かれたときの母親の答えに愛情がたっぷりと感じられて、幸せな気分になれる物語だった。

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    2024年04月06日
  • やかまし村はいつもにぎやか

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    子供の読んでいた本を読んでみたら、とってもよかった。

    話もいいけれど、挿絵がとっても合っていていい雰囲気を出していたと思う。

    素直に日々の出来事、季節の行事を楽しめるのは何歳くらいまでなんだろう?大人が読むととてもいい気持ちになれると思う。

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    2023年03月23日
  • やかまし村の子どもたち

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    なんてのびのびと明るい子ども生活だろう。現代の日本の子どももメディアに毒される前に、出会ってほしい。

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    2021年06月27日
  • ブリット-マリはただいま幸せ

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    リンドグレーンのデビュー作。
    15歳の少女のワクワク感、あたたかな家族の日々、
    美しいスウェーデンの季節の移ろい、
    読んでいて、幸福感に包まれる。

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    2021年01月29日
  • リンドグレーンの戦争日記 1939-1945

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    自国は戦争に参加していないにも関わらず、近隣諸国に胸を痛めるリンドグレーン。
    国々の連盟はオセロのように次々に裏返り、戦時中に信用できるものなんて何もないんだなと痛感した。
    今のアメリカと日本の関係なんて簡単に覆る。安倍はそのときにどうするつもりなんだろう。

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    2018年07月31日
  • ブリット-マリはただいま幸せ

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    リンドグレーン作品の中で1番好きなのがこの本です。読むたびに幸せな気持ちになれる本に出会えて、本当によかった。こういう本に出会うために、できるだけたくさんの本を読もうとするだろうな、と思います。

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    2011年09月07日
  • やかまし村の子どもたち

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    小さい頃読んだ訳・大塚勇三、絵・ヴィークランドの方が親しみはあるけど、こちらも良い!自然いっぱい、愛情いっぱい、美味しいものいっぱいのやかまし村。私も住人になりたい。

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    2025年02月09日
  • サクランボたちの幸せの丘

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    田舎ぐらしに憧れる父について農場での生活をはじめる双子の女の子。それは忙しいけれどもとっても楽しい日々でした!

    アストリッド・リンドグレーンといえばもう誰もが一度は子どものころ読んだことのある児童書の大家でしょう。リンドグレーンで記憶に残っているお話といえば「はるかな国の兄弟」とか「やかまし村のこどもたちシリーズ」と、絵本で「赤い目のドラゴン」なのですが、これらのお話はそれぞれ楽しい空想の世界を広げてくれるのですが、何か少しの物悲しさが含まれている印象がありました。例えばはるかな国の兄弟では死の印象がとても濃厚ですし、赤い目のドラゴンでは離別、そのほか、つらい現実からひととき明るく楽しい場所にでかける、というお話も多かったように思います。もしかしたら空想を広げることが、生きづらい世の中でも救いになることを伝えたかったのかもしれませんが、それがリンドグレーンのお話の拭いがたい物悲しさにつながっているようにも感じたものでした。

    さて、この本はそんなリンドグレーンの初期の作品で、本人も経験したであろう、農場暮らしの一年を楽しく明るく描いています。特に大きな出来事があるわけではないのですが、そこでは辛いはずの農作業も、不便な生活も楽しみに変え、移ろう四季の自然や恵みを豊かに享受する、働く人間の幸せというものを感じさせてくれる、読んでいて幸せになる本でした。初期の作品のせいなのか、いつも感じる一抹の物悲しさではなく、辛いことも悩みも明るく楽しく乗り越えていく双子の姿にとても救われるお話でした。石井さんの訳もよく合っていて、ちょっと大人びた小生意気な女の子が生き生きと感じられて良かったです。
    田舎暮らしに巻き込まれる子どもの話といえば、「北の国から」シリーズと照らし合わせながらお楽しみください。

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    2023年08月10日
  • サクランボたちの幸せの丘

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    サクランボは双子の姉妹。
    お父さんの都合で田舎の農園へ引っ越す。
    楽しそうで自分もすごしてみたいと感じた。

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    2020年11月13日
  • リンドグレーンの戦争日記 1939-1945

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    「長くつしたのピッピ」で知られる児童文学作家、リンドグレーンの第二次大戦中の日記。

    リンドグレーンの住むスウェーデンはスイスと並ぶ永世中立国として有名。とはいえ、隣国のデンマークやフィンランド・ノルウェーは、ナチス・ドイツとロシア(ソ連軍)の進行におびえ、故郷を追われる人もたくさんいたようだ。そして、いやでも聞こえてくるユダヤ人迫害。
    遠い北欧の地で、リンドグレーンは世界を心配し嘆いていた。新聞とラジオくらいしか情報を得られない時代に、ヨーロッパだけでなくアフリカやアジアの情勢を嘆き、ヒトラーの敗北を願っている。日本の参戦や、ヨーロッパ戦の連合軍勝利以降の日本の敗戦・第二次世界大戦の終了をきちんと認識し、世界平和を願っている。
    あの「長くつしたのピッピ」ほ、この時期に娘のカーリンにプレゼントしたものだそうだ。

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    2018年02月11日
  • サクランボたちの幸せの丘

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    ふたごの姉妹。
    父親が田舎の農場に帰りたいと言って……。

    ステキな家族、楽しい農場生活、辛いこともあるけれども、幸せな生活が描かれています。
    淡い恋のお話も、いいな~って思えました。

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    2017年07月03日
  • ブリット-マリはただいま幸せ

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    長靴下のピッピで有名なアストリッド・リンドグレーンのデビュー作だそうです。処女作はピッピですが、先に受賞してプロデビューのキッカケになったのがこの作品、とのこと。

    ノルウェーに住む14歳の少女が主人公。
    ストックホルムの少女と文通する、その最初の手紙から始まります。
    全編彼女がペンフレンドに宛てた手紙で進むんですね。私のツボ手法です。
    実際自分が少女だった時は、日記や手紙、一人称で進むお話は読みやすく、自身でもその手法を真似たりしていました。

    1944年に書かれたなんてびっくり!舞台も当時だと言うのに、内容自体に古さを感じさせません。勿論翻訳されたのが2003年と言うのもあるかも知れませんが。

    読んでいて本当に理想的な家族。ホッとする空気感。愛。世界の描写の生き生きとした美しさ。

    好きですね。

    比較的短い作品なので、数時間で読めました。

    若草物語を賑やかにしたような。

    家族愛、青春っていいなあ、とほっこりしつつ、ちゃんと社会的な意見も光らせて。

    登場人物も魅力的ですよ!
    私は主人公の年子の弟スバンテと一家のアイドルモニカが大好きです!

    GGのチャック・バスみたいなヤツも登場しますよ(笑)

    私もこう言う手紙が書けたらなあ。
    誰かに手紙を書きたくなります!

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    2012年08月07日
  • ブリット-マリはただいま幸せ

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    ブリット-マリはすごく幸せな女の子だと思う。 本当の幸せがなにか、この本を読んで少し分かったような気がした。

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    2009年10月04日