瑚池ことりのレビュー一覧
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ゆっくり成長中
相変わらず小さな体がコンプレックスでオドオドした話し方のニナにはちょっとイライラさせられるほどですが、それでも肝心なところでは踏み留まって頑張れるのがさすがのヒロイン。ニナの成長と一緒に周囲も良い方向に変わっていく王道スポコンものと思えば、今回何だか陰謀の匂いが出てきて、長編シリーズ化の予感です。
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ネタバレ 購入済み
スポコン+ラブコメ
いじめられっ子でドジっ子の冴えない女の子が才能を見出だされて…という王道スポコンものと非常に分かりやすいスレ違いありのラブコメが合わさったお話。軽口が災いして口説き文句が受け流されるリヒトが真面目に勝負をかけるのはいつか、とか無愛想な兄がシスコンの正体をさらす時は来るのかとか、ニヤニヤしながら楽しく読みました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ普通の少女よりも小柄でひ弱な少女が、最終的には国のために化け物じみた某国の王子に対して弓を引く。
凄い物語でした(語彙力)
戦争ではなく武器を用いた競技会で国々のことを決めていく世界。
戦争がなくても、結局は、常識でも正義の心でもなく、力あるもの、強いものの意見が通ってしまう理不尽な世界。
その極みが前述した、暴虐の限りを尽くす某国の王子。
そんな王子を競技会で倒すための切り札として連れてこられた少女は、本当に小さくて、剣もまともに振れないほど弱い。
体力もないし、足も速くない。
ただ、短弓だけは、他の誰にも負けない正確性を持っていた。
彼女が非凡でなかったところは、そのただ一点。
但し、それ -
ネタバレ 無料版購入済み
ニナとお兄さんの重い過去事情。お兄さんの真意ってどうなのだろうか・・。
この世界の決まり事、過去の偉大な皇帝によるものなのですね。 -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み3
国家の命運を戦争ではなく騎士同士が戦い兜の命石を割るという戦闘競技によって決める世界の中のリーリエ国。
南部のツヴェルフ村は優秀な騎士を輩出する村として有名だった。
国家騎士団の団員であるルロフの妹であるニナはその兄のおもかげが全く見えない実力しかないと周りの人たちからばかにされる日々。
ある日ひょんなことから出会ったリヒトという騎士から騎士団に入ってほしいという勧誘をされて受け入れた。
騎士団といってもいろいろあるため入るところがどういった場所かわからずにいたがなんと向かった先はリーリエ国の王都であるペルレでびっくり。
なんとリヒトは国家騎士団の団員だったのだ。
しかし国家騎士団に入るという -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み2
国の命運を戦争ではなく騎士の兜につけた命石を守りながら相手の命石を割るという戦闘競技会ができて300年のリーリエ国の南部にあるツヴェルフ村は優秀な騎士を輩出する村として有名だった。
そこの村で騎士になるために訓練しているニナだが戦闘の特化した能力は低いと見られる弓の使い手で他の訓練相手たちからも劣等生扱いされていた。
村の収入源をかけた賞金が出る大会に補欠として出場するも自滅してしまう。
しかしその後泥棒を弓で撃退したところを騎士団の団員だという男に見られていた。
そして村にその人がやってきてニナを騎士団に勧誘するがニナはそれが信じられない。
そのまま夜を迎えるも眠れないニナ。
しかし村が何者 -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み1
戦争の代わりに兜に命石を付けた騎士たちが戦ってその石を砕く戦闘競技が国の命運を左右するようになって300年経った世界でリーリエ国の南部にあるツヴェルフ村に住む少女のニナは戦闘能力が低く優秀な騎士を数多く輩出しているツヴェルフ村の中で劣等生扱いされていた。
しかも兄のロルフは国家騎士団の一人であるにも関わらず自分は力がない状態に悔しさを感じているニナ。
戦闘競技会で得られる賞金は村にとって立派な収入源であるので村人は優秀な騎士を望んでいるのだった。
戦闘競技会当日、出場メンバーの昼食を買うために屋台に向かったニナだが人の多さに店までたどり着けそうになかった。
そんなニナを一人の男性が助けてくれた -
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Posted by ブクログ
今巻はリヒトさんの過去に迫る物語
行方不明になったリヒトさん、リヒトさんの昔の友人
助からないことは分かっていたけれど、最後はとても切なさがあり大団円な終わり方ではなかった
けれどもリヒトさんにとっては過去への一区切り、そして未来への1歩でしょうね
今巻1人でめちゃくちゃ頑張ったニナちゃん
1人で旅して1人で戦って、すっごく強く成長した姿に親が子を見る視線で感動する
一応、第1部のシリーズとしては完結
ただ結構多くの謎を残した状態だな〜と
きっと第2部で全て回収してくれると期待!
出来れば電子書籍のみはやめて紙書籍派なので紙でお願いします!