宮脇裕子のレビュー一覧

  • アラフォー涙のハローワーク~軽い気持ちで仕事を始めたら家庭トラブルに発展しました~【分冊版】 5

    仕事をしたい女性に

    子育てが終わって比較的時間に余裕が出た女性がまた働きたいと思っても、なかなか決断できないでいる方も多いと思います。このシリーズはそのような方たちがまた仕事に就くことを後押ししてくれる漫画だと思います。また、普段あまり気にも留めていないような職業の内情や、詳細な情報も盛り込まれており、作者の調査活動の...続きを読む
  • 濃霧は危険
    ミステリー作家の山口雅也さんが、読書通人のための「都市伝説的」作品や本邦未紹介作品を選書する《奇想天外の本棚》

    読書通人を気取りたい小生といたしましてはとても避けては通れない謳い文句であります

    そんな《奇想天外の本棚》二冊目に手に取ったのは、イギリスのミステリ作家クリスチアナ・ブランド女史のジュ...続きを読む
  • 鉄の門
    ずいぶん前の作品なのに、人間のおどろおどろしい心理や家族関係の機微がしっかり描かれていて、ふとした瞬間に私もこんな事思ってる、と愕然とする。ずっとミラー氏を読み続けてて、心が消耗されてしまった。
  • 鉄の門
    ドロっと暗くなる読み応え。重かった。予想外の結末とかではないのだけど、人が追い込まれていくとどうなるのか、狂気と正常の境目はどこなのか、そういうのが人ごとでなく、自分のことと曖昧に重なっていく怖さがあった。
  • 鉄の門
    サスペンス要素の強いストーリー。正気を失った人間の心理描写が巧みで、雪の上を裸足で彷徨うひんやりした感覚を終始味わった。絡まっている各人の行動にサンズの観察力と推理力が全体にうまく糸を通し、結末が静かに導かれていくさまにミラーの巧さを感じた。
  • 鉄の門
    サイコスリラーと呼べばいいのでしょうか?物理じゃなくて精神的に殺しに行く感じ怖い。でも何人かは物理で殺すのも怖い。
  • 鉄の門
    読んでいて決して気持ちがいいわけではないし、ミステリ的にも気持ち的にもスッキリするわけではない。でもぐんぐん読まされちゃうんだよねー。冒頭からして不穏な空気プンプンで、人物の描写は辛辣で、私はやっぱりいいなあマーガレット・ミラー。
  • エレガンスイブ 2019年11月号

    関係ないのですが

    酒と〜
    40代の若い頃はバブル期ではないです…全く恩恵被ってないです
    平野ノラのせいで完全に勘違いされてる…

    そして上善が流行ったのはバブルがはじけて跡形もなくなった頃だと…
  • 鉄の門
    箱の中身や犯人の謎もさることながら,ヒッチコックばりの精神的に追い詰められていくルシールの恐怖にこちらも引き込まれながら読んだ
  • 鉄の門
    身知らぬ男が持って来た小箱の中身を見て、突然失踪する後妻の女性。小箱の中身は何なのか、ということが謎なのかとも思われるが、そこはあまり重要ではない。人が人を心理的に操作できるのかという見地から、全体を振り返るのが妙味だと思う。会話や手紙の一語、一文に示される表の意味と隠された意味、その描写は作者なら...続きを読む