片岡裕司のレビュー一覧
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人生100年時代、変化が激しい昨今では身につけたスキル、専門性など目標としていたキャリアを思い通りに歩めない。
これからは目標喪失をポジティブに受け止め、キャリア変化を楽しむことが求められる。
この本では4つのステップで実現していく。
誰しもなりたい自分があるはずです。
どんな状態が自分にとって幸せか(目標)を考え、そこに向かって人の力を借りながら学び続け、実現に向かって挑戦する。途中で目標が変わっても大丈夫。変化を楽しみ色んなことに挑戦していく。それにより相互支援のなかで貢献が生まれ、存在実感が得られる(=幸せ)。
まとめると
自分軸を持ちながら時代の変化を楽しみ、自分らしいキャリアを築 -
Posted by ブクログ
混沌とした今を生き抜く智恵と勇気をくれる、いまどきな本
「人生100年時代」といったご長寿社会になる一方で、組織やポジション、技術のサイクルが短くなっている。そんな今、キャリアゴールを決めて、計画を立てて、達成度をみて突き進んでも、ふりだしに戻るケースもある。
であれば、自分の中にある漠然とした願い、想いを探求し、あたためて、それを仕事で試しながら、自分の在り方、人生を追求する姿勢こそがキャリア開発の本質だとする主張に激しく賛同する。
さらにそれを一人ではなく、周囲の人や社会との関わりを前提に、躊躇せずサポートも乞いながら進める世界観が緻密に描かれていて、とても温かい気持ちになった。
ワーク -
Posted by ブクログ
なんとなく不安、このままではまずいんだけどなー、と思っている方には、ぜひ読んでもらいたい。
今までのキャリア本は、何かの理論を要約したり、まとめたりするものが多く、独自のメソッドを感じるものがなかった。
本著は著者たちのコンサルや研修の実体験をもとに書かれているので、具体的なシーンを思い描くことができる。
さらにイメージを加速してくれるものが、文中にある個々人の事例だ。思いに従った転職、パラレルキャリアなど、様々な活躍の種類を示してくれている。
このおかげで自分にもできそう感が高まる。
最後に、一歩を踏み出せてくれるのが、著書内にあるワークだ。このワークをやれば限界突破をした自分の姿がイ -
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キャリアでモヤモヤしているときに何かの雑誌でオススメされてポチった一冊。
【ざっと内容】
不安定、不確定要素が多い世界になっている中でどのように自分のキャリアの方向性の道筋をつけて、どう行動を促すべきかがワークと共に述べられている。ワークがstep by stepになっており、本著の指示通りに読めば自身のキャリアのパーパスやそれを実現するための行動リストも出来上がるようになっている。
【こんな人におすすめ】
・自身のキャリアに不安を感じている人
・組織の人事関係者
・キャリアについて勉強している人
【感想】
すごく現代にマッチしたキャリア本に仕上げている良著でした。
個人的には課題の言語 -
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【なぜ】会社推薦本かつ興味のあるキャリアデザインだったため新しい発見があるかと思い一読
【どう】4.0点の★4(納得納得の嵐)
一番心にのことったフレーズ「自分らしくキャリアを作りながら、自分らしさの殻から脱皮し続けることが必要」。
自分とは何か?の問いかけからどんなことに楽しさを見出す→やってみると意外な自分を見つける→改めて元に戻る。の繰り返しで一回り一回りと大きくなるんだろうな。
柔軟な軸を免震構造という地震対策の工法を例にするあたりセンス○。
「誰でも、いつからでも人間を変われることができ、成長できる。そして、自分自身も」
【学び、備忘録】
・becomingではなくbeing
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なんとかしたい! 「ベテラン社員」がイキイキ動き出すマネジメント2016/10/28 著:片岡裕司
本書は、多くの企業がもっとも難しいと感じている「ベテラン社員の活性化」についてまとめられたものである。
50歳目前から、60歳以降も働き続ける人が元気に職場で活躍する状態を、どうやって作り出していくかがテーマとなっている。
構成は6章から成る。
①なぜベテラン社員はイキイキできないのか
②相手のホントをどれだけ知っていますか
③目標は与えない
④プライドを正しい方向にシフトさせる
⑤部下から仲間へと意識をチェンジ
⑥ありがとうともっとが連鎖の秘訣
若くして抜擢された課長。
ベテラン社員との -
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ミニ小説を合間にはさみ、マネジメントハプニングスのことがよく理解できます。内省と対話というと、極めて当たり前な気もしますが、こればかりは実際に自分が一歩踏み出してやってみないと分かりません。週1回30分ならば始めやすいと思いますので、身近な数人からやってみるのも良いなと思います。
実際の企業での事例も掲載されており、より具体的に「マネハプ」について知ることができました。リフレクションラウンドテーブルについては、途中で重要なキーワードとしても出てくるのですが、私としてはいまいち全容が掴めずにいますので、もう少し詳しい記述があると助かるなと思いました。