海野そら太のレビュー一覧
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「西郷どん」は見ておらず、西郷隆盛は、明治維新に貢献した方というくらいしか知識がない状態で読みました。読んでみると、彼の人気がどこから来るのか、彼の情の厚さブレない信念、面倒見の良さなど、人柄も含めて、とても伝わってきました。そして、それだけではなく、行動力とこの時代客風が多かったであろう中での国を良くするために動いた行動力人望など、全てが素晴らしいということがよく分かりました、彼のような人が、現代にいたら、どれほどよかったか。漫画ではあるので、もっと深いところを知りたいと思いましたが、彼の生涯を知る上では、とてもいい漫画だと思います。
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これはいい。
小説原作のコミックとしては、かなりの完成度じゃないかな。小説を読んですぐに風強ファンになって手に取ったから、コミックを見る目は厳しかったと思う。けど本当に、いい。
原作の風強の良さを決して壊していないのに、コミックス版独自の視点で掘り下げられた新しい風強の世界をうまく作りあげている。
特に、東体大をただの悪役にしなかった所に作者の技量を感じる。榊は本当にいい子だし、向井くんの『お前は箱根走れよ』ではもう涙が止まらない。古賀も松平も朝倉もマルさんも、それぞれエピソードがいい。持田もなかなか(笑)
六道大の藤岡も小説よりもキャラに深みが出ていて、力強い存在になっていた。藤岡の話す高 -
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全6巻。6巻目が2009年末に出て、その時に買い損なってしまったら、2010年7月に再販されるまで、ずっと入手不可だったというシロモノ。散々待たされて、その分期待が高かったからというのでなく、これは小説原作のコミックスとして凄く出来のいい作品だと思う。
原作派の私にとって、映画は正直ガッカリさせられた。主演の二人とアオタケのキャスティングについては、かなりいい線をいったと思っているし、小さな場面作りは原作のイメージを壊さないように気を使った跡が見える。でも、全体を通してみると、要するに何が言いたかったのかわからない映画だったと思うし、感動もなかった。ラストを捏造しているのも、なんか意味が分から -
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原作が大好きで、期待半分不安半分で読み始めた漫画版。読み始めてすぐ、不安は吹っ飛んだ。各キャラクターの造形が違和感なく、いきいき動いている。
それぞれの葛藤や不安も丁寧に描かれていて、読み応えがある。ストーリーは何度も読んで知っているのに、毎巻泣かされてしまう。期待以上だったのは、東京体育大学の面々の描写。走への劣等感を抱きつつ、走り続ける榊(原作とだいぶ違って、憎めない、かわいらしいヤツになっている)、前年ブレーキになってしまったエース、選手をあきらめて裏方としてチームにつくす主務、一般で入ってきて生き残った主将・・・。
海野そら太さんが漫画化してくれて、本当によかったと思う。 -
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「風が強く吹いている」コミカライズ版が完結してしまいました……。本当に、ほんっとうに素晴らしかった!! 私はいままで、コミカライズを面白いとおもったことなんか1度もなくて、だからこれも、どうせコミカライズだし、と手を出すのをやめていたんですが、買ってよかったと、読んで良かったと、こんなに思ったことはなかったです。どうせ、と思って読まなかったら、絶対に後悔したにちがいないもん。ただただ、素晴らしい。海野そら太さんのコミカライズ能力の高さに感服いたしました。素晴らしい物語に仕上げてくださって、本当にありがとうございました。
そして、何度も何度も原作を読んで、結末をわかっているのに、それなのに、大 -
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毎週ヤンジャンは見ていたにも関わらず、なんとなく(キャラの区別がつかず)読めずにいたのですが、相方がまとめ買いしてきたのを読み始めてみたら4巻まで一気読みしてしまいました。(思わず連載中の今週分を読んでしまい、一部結果を知ってしまった^^)
自分がスポーツしないので、この努力とか苦しさとか、本当には分からないけれど面白いです。
"一瞬の風になれ"も良かったし、陸上モノ流行ってるのかな。
今日、原作が文庫の新刊で出ていて即購入してしまったのですが、読んじゃうと結果が分かっちゃう・・・と思って読むかどうか迷い中。(←バカ)(2009.7.1.)
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安藤百福さんは、1958年、インスタントラーメンを作りました。JAXAが作った宇宙食にもなっています。みんなを笑顔にしようという思いで発明しました。
「食足世平」「美食賢食」
インスタントラーメンについて、おもしろいデータや成り立ちまで知ることができます。朝ドラでもやっていたので、楽しく読めました。
まだないものを見つける
なんでもヒントにする
アイデアを育てる
タテ・ヨコ・ナナメから見る
常識にとらわれないい
あきらめない
偉大な発明家百福さんの発明のヒントがたくさん書かれています。いまの子どもたちに必要なことがたくさん書かれていると思います。