大月悠祐子のレビュー一覧
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購入済み
家庭というものは…
外からはまったく分からない家庭というものを、ここまでさらけだしたのは作者が漫画家であり漫画家の家庭で育ったからこそ、だと思う。
それにしても、壮絶な家庭だ。才能のある人(漫画家)であっても、家庭人としての能力はまた別次元のものだと思う。
漫画が評価されたり、評価されなくなったり、その一方で、人生のもう1つの基盤である家庭にきちんと向き合う事から目を背けているとこうなってしまうという、とてもとても不幸な例。
そして、作者も同じように、自分の配偶者を傷つけてしまう。ある種の共依存。旦那も同じように相手を傷つけている不幸の連鎖。
本当に悲惨で、無理やりハッピーエンドな感じの終わり方をしているが、これ -
購入済み
色々な問題作
週刊アスキーで連載してた頃から注目していた作品です。途中いざこざ問題に巻き込まれるなどあり、それも作品読んでいくなかでリアルな布石になるのだから本当になんと波瀾な人生やなぁと思ってしまう。
ギャラクシーエンジェルという超売れた作品のキャラ担当してただけに絵のタッチがとても綺麗であるが、作品の内容事態はなかなか胸糞要素も強いノンフィクション作品である。
とはいえ、ストーリー展開が要素できない内容で進んでいき、過去読んだ漫画の中で確実に人にお勧めしたい作品の一つである。 -
ネタバレ 購入済み
名作
確かに重い話が多いし、全てが全てハッピーエンドとはいかないやし、課題も山積みやけど、少しずつ歯車がきちんと回りだした。この様なノンフィクションに面白いと評価するのは失礼なのかもしれないが、本当に読みごたえのある作品であった。絵は綺麗やし、ストーリー展開が全然想像つかないような内容でころころ変わるけど内容事態に一貫性があり、色々漫画を読むけど飽きずに読むことができた。自身の中で人にお勧めするラインナップに必ず入る作品です。
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購入済み
名シーン連発
4巻位で終盤戦かな~と思っておりましたが、更にもう一つ踏み込んだ展開に。その五巻でカミングアウトされた内容の解決編にあたる巻。何かの教科書に使えるのではないかなぁという分かりやすい説明と、具体的な内容は自身が体験したことではないのにとても共感を生む内容でした。7巻も同時発売してくれて嬉しいと同時に、次回が最終巻となる寂しさがつのるばかりです。
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購入済み
凄過ぎる
めちゃくちゃ凄い。目を見開いて直視して物凄い逆風の中必死で立ってこらえて、そして歩いている。その一歩の重みを思うとくらくらする。自分の人生を取り返そうとされている魂の戦いの記録。勇気に尊敬する。カッコいい。震える。
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Posted by ブクログ
小さな男の子が大好きな変態と名高いあひる。ある日あひるのクラスに転校生白雪がやってきた。白雪はあひるの理想の王子様そのものの綺麗な顔立ちに小学生みたいな体格であった。
何があろうとめげずに白雪と仲良くなろうとするあひる。しかしあひるも予想外の白雪の正体はなんと……!
元かなん先生の新作です。かなん先生大好きなので買ってしまいました。でも新しい名前が覚えられませんorz
あひるの友達の水蓮ちゃんが可愛すぎます。しかし近藤と土方って狙ってますよね?
ストーリーも面白かったです。あひるは本当に七人の小人に選ばれているんでしょうか。あひるにどんな秘密があるのか二巻が待ち遠しいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ複雑な家庭環境を描いた作品として、私も大好きな「3月のライオン」に通じる物語だなあと思っていたら、なんと「ライオン」のあとがきにも登場するT田部長が登場。そう、「ライオン」はフィクションなんだけれど、あの零君や川本家のみんなのヒリついた痛みや、作品を包む圧倒的な叙情性は、羽海野さんのホンモノの魂が篭っているんだよなあ。嘘がないんだ。
一方「ど根性~」はフィクションと言いつつ、大分実録、エッセイマンガに近いのではないかと思われる描き方をしていて。作者が言うようにどうしても描けない部分はありつつも、これを描くのはどんなにツラかったと思わせる「家族の真っ黒な闇」がそこにあるんだよね。
父による金 -
Posted by ブクログ
ネタバレ発売してたし。。。
いつも行く小さな書店は7時に開くので重宝するのですが、
品揃えが微妙過ぎて。。。
ランク低いんだろうねぇ。。。
・13話
ジャンプのパーティー!?
毎年届くの?!
今でも?!
手塚賞と赤塚賞のパーティーの招待状なんだって!
連載経験のある作家さんのもとにはってことかな?
「ゆうこ」ちゃんが、
キャプテン翼が好きだったとは!
しかも、
岬君推しですか!
さらに、
小山ゆうさん、
永井豪さん、
本宮ひろ志さんが1枚の色紙にサインだとうぅ~!
で、
松本零士さんに、
魔夜峰央さんのもあるのですか!
横で驚いてる「大井昌和」さんではないがちょっと羨ましい!
・14話
子供に -
購入済み
著名な『ど根性ガエル』の作者・吉沢やすみ先生の娘さん=大月悠祐子先生による「父親の実話」をもとにした作品ですが、第2巻で大月先生自身が時期的に「かなん」名義で『ギャラクシーエンジェル』のゲーム版キャラデザ&コミカライズを描く数年前に、完全に想像がつかない位の出来事まで描いていたのを読んで衝撃を受けました。
押し付ける気はありませんが、特に『ギャラクシーエンジェル』にゲーム版と(orか)アニメ版にハマった方(私もアニメ版よく観てました)は必見ですよ。 -
購入済み
著名な『ど根性ガエル』の作者・吉沢やすみ先生の娘さん=大月悠祐子先生による「父親の実話」をもとにした作品ですが、第2巻で大月先生自身が時期的に「かなん」名義で『ギャラクシーエンジェル』のゲーム版キャラデザ&コミカライズを描く数年前に、完全に想像がつかない位の出来事まで描いていたのを読んで衝撃を受けました。
押し付ける気はありませんが、特に『ギャラクシーエンジェル』にゲーム版と(orか)アニメ版ハマった方は必見ですよ。