遠藤保仁のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本代表で出場試合数が100試合を超えた遠藤保仁の自伝。
当事者の話なので魅力的なのは当然として、ボランチというピッチ全体を俯瞰で見るポジションのせいか、文章もわかりやすい。
歴代日本代表監督の批評など、とても面白かった。
・トルシエ:闘志をむき出しにすることを要求し、苦手なタイプ。
・ジーコ:海外組を過度に重用する。個人技重視で戦術はない。
自分は海外組出場以外の時は使ってもらえた。
・オシム:聞く耳を持ってくれて、わかりやすい。自分が一番成長できた。
・岡田:コンセプトが明確。一番接しやすい。
・ザック:コンセプトが明確でわかりやすい。
就任直後がはあれこれ試す監督が多い中、変にい -
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Posted by ブクログ
サッカー選手の本を読もうと考えたとき、
元日本代表の遠藤選手の本は外せないでしょう…、
という良く分からない勘が働いたので、読んでみました。
この本はちょっと古いのですが、
それでも遠藤選手の思想や価値観に振れることができる
面白い本です。
遠藤選手なりのオリジナリティを感じることができますし、
一つ一つの考えにしっかりとしたロジックで裏付けされている点が
サッカー素人の自分にはちょうど良かったです。
おそらくこの本が出たのが、
2014年のブラジルW杯の前くらいのタイミングで、
遠藤選手自身も脂がのり切っているくらいの時期。
その頃の考えや思想に触れることができる貴重な本です。 -
Posted by ブクログ
遠藤が書いた本と違ってインタビュアーという第三者を挟むことによって、より遠藤の人間性を見ることができて面白かった。思ってた以上にヤットスタイルは凝り固まっていた。こんなに凝り固まっているのにずっと同じチームでやっている不思議。ある程度自由にやらさせてもらってるのかな?
思考は完全にバルサイズム。いいタイミングにレシャックと出会えたんだな。
小学生の頃から周りの景色を捉える訓練をしていたとは驚きだ。それを自分で考えて行動してるのもまたすごい。
パスカットを読んで行動を変えられる上手い選手が誰なのか気になりますwずっと意識して見てたら気づくかなぁ?
サッカーだけでなく日常生活にも生かせそう -
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Posted by ブクログ
すっかり日本代表のレギュラーに定着したガンバ大阪の今野と遠藤によるインタビュー&対談本。
前半は今野のインタビュー、間に二人の対談を挟んで後半は遠藤のインタビューが掲載されている。
読んで大きな印象を受けたのは意外と今野は理論派では無かったという点、そして遠藤は予想通り理論派だったという点。
インタビューについては昨今の試合(特に2010年アジアカップ以降)やその周辺状況について話されているので、その辺りの試合を見ているとより一層楽しめる。例えば2011年のキリンカップ韓国戦は素人目から見ても日本代表ベストゲームの一つだったが、実は選手も同じような事を考えているという事を知るとニヤニヤせずには -
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