あらすじ
ボランチの遠藤と最終ラインの今野。2人はどのようにチームを見ているのだろうか。勝っている時、負けている時の在り方は? 90分の試合だけでなく、シーズンを通してチームを見つめる、その視点を明らかにする。
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遠藤選手については、様々な本で読んでいたので、ある程度の事は知っていましたが、今野選手については、初めて知ることばかりだったので、面白かった。
大きな大会にいくたびに、体調を崩しちゃうってことも、ちょっと納得かな。でも、もっと応援したくなりました。
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奥深いのひとこと。私はプレイヤーじゃないので深すぎてよく理解できない部分もあるにせよ、すごい観察眼のある両著者だということが分かったし、そして新生ガンバがより楽しみになってしまいました。
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2012シーズンはこの二人が同じクラブでプレーすることになっている。そういう意味でも胸熱な一冊。遠藤選手のサッカーに対する言葉はいつまでも読んでいたい気持ちにさせるので、読み終わるのが本当に惜しくてちびちび休み休み読んだ。同じ試合に対して今野・遠藤両選手がどのように考えていたかが分かる、二人の「観察眼」の章は出色。実は両者とも同じようなことを考えていたというのは、予想の範囲内だが読んで納得。二人の言葉から、今の代表チーム内の雰囲気がよいということがうかがわれる。
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今野泰幸さんの観察眼、遠藤保仁さんの観察眼、今野さんと遠藤さんの対談、という三部構成。
神経質な今野さんと楽天的な遠藤さんの考えの違いが面白かった。でもどっちにしてもサッカーってこんなことを考えながらプレイしているんだ!という驚きがありました。
サッカーというスポーツの特殊性(ほとんど点が入らないなど)、その中での勝敗の分かれ目など、サッカーがどういうスポーツなのかということが素人にも伝わってきます。一見地味な感じもするサッカーの試合も、こんなことを考えながらプレイしているのかと知って少し興味がわきました。
●こういう風にすればチャンスをつかめるという、流れを読む嗅覚。周りの選手が何を考えているのかも意識しながらプレイする。
●パスを出す側、受ける側では感覚が違う事がある。受ける側はここにパスを出してほしいと思っていても出す側と合わずボールをとられてしまったりする。
●サッカーは最初に1点を取ると気持ち的にも優位になる。逆に先制されてしまったら、前のめりになってカウンターをくらわないように注意しつつ、少しリスクをとったプレイをしないと取り返すのが難しい。
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遠藤選手と今野選手、現日本代表の2人の考え方やその人となりが感じられる。遠藤選手については、今まで著書や雑誌の記事を読んで知っていたこともあったが、本当にいろいろ細かいところまで考えてサッカーをしているからこそ、ここまでの選手になれたのだと納得できる。また、今野選手については初めて知ったことも多く、プロになってから、ここまで来るまでの背景を知ることができて面白かった。
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日本代表で一番好きなのが今ちゃん。CBとしてそんなに身長もないし、華やかさもない(失礼か)けど、彼がする安定した敵の動きの読みが好きだ。
今ちゃんは職人気質で無口で素朴な印象だったけど、この本を読んで彼の「普通」らしさにさらに魅力を感じた。
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サッカー日本代表の今野、遠藤両選手による、試合を支配するもの、流れを帰るもの。前半は今野選手の成長の軌跡、です。選手も自己表現が重要。今野選手「人見知り」と。
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第1部は今野のサッカー人生や考え方、最後には遠藤の存在や考え方について、第二部は同じ試合を今野と遠藤の視点から振り返る。第三部は、遠藤の考え方についてまとめている。
感想としては、本人が著者というよりは、インタビューをして第三者がまとめた感じで、今野が中心になっていると思う。遠藤は類書を出しているが、今野は初めてなのでその意味では第1部が長いのはわかるが、内容が濃いとは感じなかった。今年は二人ともG大阪なので、その観察力を生かしてほしいと思う。
と思ったら、2人でJ2に降格してしまった。こういうところがあるのが、またサッカーか。
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今ちゃんは観察眼というテーマで
語れるレベルじゃないことがわかってビックリしたw
自分もそこまで頭使わず、結構本能で見てるけど
(まぁプレーする側じゃないしw)
まさか代表が結構当たり前な戦術を理解していなくて
ようやく覚えたシステムをこうなんですって説明し始めるとはw
頭では分かってるけど実践できないとかいうレベルじゃないのね。
でもね、今ちゃんの人間臭さが見れて面白かったよ。
人見知りとかポジションに対する思いとか色々と。
もっと上のレベルの選手だと人間できすぎてるからw
まぁそういうトップレベルの精神を知りたくて色々読んでるんだけど
皆が皆そうじゃないってわかったのが収穫。ちょっと親近感湧いたw
ヤットの話はやっぱり面白かった。
すごくいろんなことを考えててやっぱり頭がいいなって思った。
それを期待して、これを読み始めたからね。
もうちょっと観察眼についてな内容だとなお良かったけど。
自分には突出した武器がないみたいなこと言ってたけど
その頭の良さと冷静さが武器なんじゃないの?
まぁおそらく長所と捉えてはいるんだろうけど。
2011のレッズはサポだって見てて全然面白くなかったよw
元気がワンパターンになっててヤバイなとも感じてる。
特に後半、左サイドに張ってるだけになってたしね。
マジで本人に言ってほしいんですけどw
バックパスについては、あのバルサだって
最初はブーイングされてたみたいだから
我慢して続けていくしかないのではないかと。
ていうかブーイングがいつも観客の総意だとは思われたくない。
野次飛ばす人の声は大きいからね。
誰かが書いてたけど「遠藤先生と今野くん」は言いえて妙だw
今ちゃんは驚くくらいヤットに心酔してて
だからガンバに行ったことにもすごく納得がいった。
阿部ちゃんとオシムみたいなものかなw
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遠藤が常にどんなことを考えながらサッカーをやっているのかが面白かった。サッカーは気合だけでやるのもではなく、常に冷静な判断力が求められているようだ。これを読んで、今野がガンバに移籍して遠藤とサッカーをやりたいという気持ちがわかる気がした。今野はFC東京のなかではかなりものを考えている方だろうが、今のところ遠藤の足下にも及ばないと思った。
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サッカー日本代表でレギュラーを張る、MF遠藤保仁とDF今野泰幸のチームで格となるポジションの2人がそれぞれのコラムと対談を載せた1冊。各々のい「あの試合はこんなことを考えながらプレーしていた」を赤裸々に書いている。特に興味深かったのが、初の著書となる今野の章。センターバックにコンバートされた時や、南アW杯で怪我でほとんど出場できなかったことなど、どんな思いで今までプレーしてきたのかが伝わってくる。多弁なタイプではないので、他ではなかなか読むことができないんじゃないだろうか。また、ザックジャパンの戦術についても今野・遠藤両者から書かれているので、戦術マニアにもオススメ。
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サッカーの奥深さを感じられる本です。
遠藤のプレーのすごさを感じられるところまで、まだまだ、その域まではサッカーの奥深さを解説出来ない。
すごい考えてサッカーしてますよ。あたりまえだが。
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すっかり日本代表のレギュラーに定着したガンバ大阪の今野と遠藤によるインタビュー&対談本。
前半は今野のインタビュー、間に二人の対談を挟んで後半は遠藤のインタビューが掲載されている。
読んで大きな印象を受けたのは意外と今野は理論派では無かったという点、そして遠藤は予想通り理論派だったという点。
インタビューについては昨今の試合(特に2010年アジアカップ以降)やその周辺状況について話されているので、その辺りの試合を見ているとより一層楽しめる。例えば2011年のキリンカップ韓国戦は素人目から見ても日本代表ベストゲームの一つだったが、実は選手も同じような事を考えているという事を知るとニヤニヤせずにはいられない。
また自分は軽めのFC東京サポーターであるので今野の動向やプレイは代表意外でも見聞きしている。しかし個人的に意外だったのが2011シーズン、「J2落ち」時代にキャプテンを努めた事。結果はすでに示された通り最高のJ1カムバックとなった。(その後の移籍はちょっと残念だったが。。すでに本書のなかでもその前触れが見られるのはご愛嬌)今野がキャプテンを務めるに至った裏話?というか経緯を本人の言葉で読めるのは中々興味深い経験である。
そして遠藤、現在の日本代表では個人的に最もお気に入りの選手である。最も「上手いなぁ」と感嘆するのは香川なのだが、遠藤は毎試合とても注目する選手である。それの理由が具体的に本人の口から本書で語られている。そう遠藤という選手は往年のペップ・グアルディオラを思わせるような考えでプレイしている事が本書によってはっきりと分かった。そしてその考えに至った本人なりの哲学もとても興味深く楽しませてくれる。あまり書き過ぎるとネタバレになるのでこの程度に止めるが「日本代表の心臓」とまで呼ばれるまでになった選手の言葉、少しでもサッカーに興味があるなら一読して損はない一冊である。
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■サッカー対談
オレ(遠藤保仁)のプレースタイルでは特に普通にプレーしていたら世界では通用しないから。
特別な身体能力があるわけじゃないし、分かりやすい、誰にも負けないような武器を持っているわけじゃない。
だから細かいこと(ボールを見る時間を少なくするなど)にこだわって、突き詰めたプレーをしないとけない。
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遠藤と今野の本。この本は、今野のサッカー人生のインタビュー、遠藤のサッカー観、代表の試合で考えていたことの、三つから構成されている。それぞれ、ざっくりと話していて、そこから得られる気付きみたいなのはあるかもしれないが、ざっくりとし過ぎていて、内容としては深みがない印象もある。
まとめると、雑誌のインタビューの拡大版みたいな本だった。
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サッカー日本代表のセンターバックの今野選手と、同じく日本代表のボランチの遠藤選手が、サッカーに対する考え方や経験、プレイをしていて感じたことをまとめた本。本書は3章に分かれていて、最初の章で今野選手の「観察眼」が述べられていて、次の章で両選手の対談と2011年の1月に行われたカタール戦と2011年の9月に行われた北朝鮮戦で考えたことがまとめられています。最後の章では、遠藤選手の「観察眼」が書かれています。内に熱い気持ちを持っている今野選手と、常に冷静な遠藤選手の対談は読んでいて楽しかったです。(2012.1.29)
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日本代表の屋台骨の2人。遠藤の新書を読むのは3冊目ですが、どの本でも彼のサッカーに対する考えは変わらない。
個人的に好きなのは、今野が今の日本代表若手に対して「得意の自虐ネタで笑ってほしい」と言っていること。今野選手、ナイスです。
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遠藤の冷静さを誰が引き継ぐのか。これが日本代表の課題ですね。
チーム、組織に必ずこういう観察眼を持った人材がいなくては、物事はうまく運ばないんでしょうね。
プロスポーツ選手からもビジネスにおける知恵は得られますね!
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日本代表DF今野泰幸選手とMF遠藤保仁選手の書籍。題からは観察眼を中心テーマに扱ったように感じるが、特に遠藤選手はサッカー観を語っている。それぞれの口述筆記と思われる文章と、2人の対談で構成されているが、2人の選手が考えていることは伝わった。遠藤選手の本は過去に出版されているが、今野選手は初めてなので(おそらく)、興味深く読んだ。今野選手は遠藤選手に心酔している(!?)ようなので、ガンバに移籍したのでしょうし、この組み合わせもありなのでしょうが、今野選手だけでは商売にならないのでしょうね。
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今野と遠藤のサッカーに対する考え方が分かる本。
今野の自分のポジションに対する考え方、サッカー観に対する考え方が分かって面白い。
一方、遠藤については凄く考えながらサッカーをしているんだなぁと改めて感じる。
技術と共にサッカーの知識というものがいかに大事かを考えさせられる。
サッカーファンはもちろんだが、今後日本代表を目指す若手サッカー選手に読んで欲しい本である。
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全編通して「遠藤先生と今野くん」という印象を受けた。遠藤を前にすると今野はまだまだ。ガンバでそして日本代表で、さらに成長してほしいね。あと、2人の共著になっているけど、インタビューものだと思って読んだ方がいいと思います。
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遠藤保仁の本はこれで3冊目だったかな? スポーツ選手が何をどう考えながらプレーしているのかを知るのが好きでよく読む。今回の本は今野泰幸との共著となっていて二人の個性の違いがよく表されているが、今野は主に彼の性格とセンターバックに関するこだわり、遠藤は戦略的な部分、チームへの貢献の仕方について書かれている。日本代表の試合から具体的なシーンについていろいろ述べられており、ユーチューブで確認しながら読むのが楽しい。
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今野と遠藤の著書。
つーか、阿部ちゃんの本を読もうと思ってたんだったw
■今野の章
「自分のポジションが」という選手は、日本代表では生き残っていけないし、選手としても成長できないんじゃないかと思います。それは、自分で自分の可能性を否定しているようなもの。 (P27)
これは、印象に残った。
天才的でない人の生き残る術のような気もした。
■遠藤の章
なんでもかんでも海外でプレーするんだってのは、おかしいって言ってた。
それは、私も同感。
■全体的には
むりくり、ちょいちょい本のタイトルの「観察眼」って、登場させててちょっと面白い。
なんか、もっと視野の広い話とか書いてあるのかと思った。
例えば、名波さんみたいに、上空から見ているように俯瞰できる話とか期待してた。
連載をまとめた風だった。
今野さんの章は、文章能力のない私から見ても稚拙な気がした。
Posted by ブクログ
遠藤はやっぱ色々考えてんなーって感じで参考になるとこが多々。観察眼ってタイトルにふさわしかったと思う。それとは対照的に今野は大して考えてないんだなーって感じでちと残念。二人を同じタイトルのもとで同列に扱った(むしろページ数は今野が上)企画や編集の意図が伝わってこなかったので三ツ星です。
Posted by ブクログ
主に南アフリカのワールドカップからザッケローニ監督までの話が中心。
自分のサッカー観や、そこから出てくるチームにどのように貢献していけるように考え行動しているかなど、よくわかる。
対談は当然話し言葉で書かれているが、それが本当に二人は仲がいいんだな。サッカーが好きなんだなと言う事が行間から出ていて非常に好印象。
Posted by ブクログ
日本代表、今野と遠藤のインタビュー。対談も。まあまあ面白い。
遠藤はいいですね。あまのじゃく的だけど、王道は王道です。
結局スポーツって(スポーツに限らずとも)、「人の考えないことを考えるヤツ」が勝つということはありますね。