【感想・ネタバレ】観察眼のレビュー

あらすじ

ボランチの遠藤と最終ラインの今野。2人はどのようにチームを見ているのだろうか。勝っている時、負けている時の在り方は? 90分の試合だけでなく、シーズンを通してチームを見つめる、その視点を明らかにする。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今野泰幸さんの観察眼、遠藤保仁さんの観察眼、今野さんと遠藤さんの対談、という三部構成。

神経質な今野さんと楽天的な遠藤さんの考えの違いが面白かった。でもどっちにしてもサッカーってこんなことを考えながらプレイしているんだ!という驚きがありました。

サッカーというスポーツの特殊性(ほとんど点が入らないなど)、その中での勝敗の分かれ目など、サッカーがどういうスポーツなのかということが素人にも伝わってきます。一見地味な感じもするサッカーの試合も、こんなことを考えながらプレイしているのかと知って少し興味がわきました。



●こういう風にすればチャンスをつかめるという、流れを読む嗅覚。周りの選手が何を考えているのかも意識しながらプレイする。

●パスを出す側、受ける側では感覚が違う事がある。受ける側はここにパスを出してほしいと思っていても出す側と合わずボールをとられてしまったりする。

●サッカーは最初に1点を取ると気持ち的にも優位になる。逆に先制されてしまったら、前のめりになってカウンターをくらわないように注意しつつ、少しリスクをとったプレイをしないと取り返すのが難しい。

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2016年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今ちゃんは観察眼というテーマで
語れるレベルじゃないことがわかってビックリしたw

自分もそこまで頭使わず、結構本能で見てるけど
(まぁプレーする側じゃないしw)
まさか代表が結構当たり前な戦術を理解していなくて
ようやく覚えたシステムをこうなんですって説明し始めるとはw
頭では分かってるけど実践できないとかいうレベルじゃないのね。

でもね、今ちゃんの人間臭さが見れて面白かったよ。
人見知りとかポジションに対する思いとか色々と。
もっと上のレベルの選手だと人間できすぎてるからw
まぁそういうトップレベルの精神を知りたくて色々読んでるんだけど
皆が皆そうじゃないってわかったのが収穫。ちょっと親近感湧いたw

ヤットの話はやっぱり面白かった。
すごくいろんなことを考えててやっぱり頭がいいなって思った。
それを期待して、これを読み始めたからね。
もうちょっと観察眼についてな内容だとなお良かったけど。

自分には突出した武器がないみたいなこと言ってたけど
その頭の良さと冷静さが武器なんじゃないの?
まぁおそらく長所と捉えてはいるんだろうけど。

2011のレッズはサポだって見てて全然面白くなかったよw
元気がワンパターンになっててヤバイなとも感じてる。
特に後半、左サイドに張ってるだけになってたしね。
マジで本人に言ってほしいんですけどw

バックパスについては、あのバルサだって
最初はブーイングされてたみたいだから
我慢して続けていくしかないのではないかと。
ていうかブーイングがいつも観客の総意だとは思われたくない。
野次飛ばす人の声は大きいからね。

誰かが書いてたけど「遠藤先生と今野くん」は言いえて妙だw
今ちゃんは驚くくらいヤットに心酔してて
だからガンバに行ったことにもすごく納得がいった。
阿部ちゃんとオシムみたいなものかなw

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2012年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本代表の屋台骨の2人。遠藤の新書を読むのは3冊目ですが、どの本でも彼のサッカーに対する考えは変わらない。
個人的に好きなのは、今野が今の日本代表若手に対して「得意の自虐ネタで笑ってほしい」と言っていること。今野選手、ナイスです。

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2012年02月29日

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