渡部伸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
利用者さんに勧められて仕事用にと買ったら
まさか自分の子に使うことになってしまった。
なんという因果...
中身は非常にわかりやすい。
個人的には療育は生まれてすぐ取れるのかと思っていたけど
都内は3歳からなんだとか。
20歳前の障害年金に所得制限があるとか。
あと、障害者扶養共済制度についても載っていて
こちらを活用するか、投資信託とかイデコにするか
ちょっとシミュレーションしてみようと思った。
親亡き後についてはきょうだいに頼る方向について書いてて
そんな善意をあてにしてもな...
親の立場から書いてしまってて不安になった。
もっと社会資源を使うルートを明示してくれた方が良かった。 -
Posted by ブクログ
タイトルを見るとトンデモ本の類いと思われそう。
サブタイトル「少子化時代の恋愛格差」こそ我が関心事。
団塊ジュニアが就活の頃に、就職氷河期が到来し多くの非正社員が世に出たことで、まともに給与がもらえない若者が増え、これが原因で結婚できない団塊ジュニアが増え第3次ベビーブームが訪れなかったという説をどこかで見たことがある。
著者は全国童貞連合の会長。
低収入が男性のコンプレックスとなり女性と付き合えない、昔は見合いという結婚システムが機能していたが、社会が自由恋愛時代に突入し一人のモテる男性が多くの女性を集めるようになってしまった、という考察は非常に興味深い。
個別ケースのグジグジした話はあまり -
Posted by ブクログ
自らを恋愛弱者=童貞=DTだと名乗る「全国童貞連合会長」の著書。
現代は恋愛資本主義の世界であり
コミュニケーションスキルに難のある男性は女性からは相手にされず
故に性的弱者はコミュニケーションスキルを磨く機会を与えられないので
いつまでたっても童貞は童貞のままだという負のスパイラルが
色々なもてない男のケースを通して語られている。
著者は中年童貞の解決が少子化問題を解決する上で有用だと説き
童貞のコミュニケーション能力の低さを学校教育や
社会制度で救済すべきではないかと語っている。
しかし個人的には自分に対する苦難を他者の救済によって
何とか解決してもらおうという姿勢 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
性体験のない男性組織『全国童貞連合』会長が綴る恋愛弱者論。
[ 目次 ]
はじめに 父親からの電話
第1章 少子化時代の恋愛ミスマッチ
第2章 ニッポンの童貞
第3章 中年童貞に残された道
第4章 中年処女
第5章 座談会「そもそも恋愛がわからない」―室井佑月×フェルディナント・ヤマグチ×全国童貞連合
終章 初めてのデート
あとがき 加齢臭がする
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Posted by ブクログ
1935年:恋愛結婚13.4%,お見合い結婚69.0%
2005年:恋愛結婚87.2%,お見合い結婚6.2%
かつてはお見合いによる童貞・処女救済措置があった.要は自らがコミュニケーションをとらないと一生女性と無縁なまま過ごすことになる.
・未婚男性の性体験の有無(30-34歳)
経験あり64.3%
経験なし24.3%
不詳11%
・非モテである我々には恋愛資本主義から抜け出す自由もあると思う.『恋愛なんかできなくてもいい』と声高に叫ぶ必要があるのです.(童貞保守派)
・そもそも恋愛と結婚が結び付けられたのは高々この30年くらいのこと.恋愛関係になったとたん,私のことを好きならここまで