初瀬礼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
生物兵器を発端とするパンデミックから、
唯一、感染症の発症を免れた、
フリーの日本人女性ジャーナリストが、
米露の思惑に翻弄されながらも、
事の真相に迫る、クライシス小説です…。
個々の事象を、単純に繋いだだけだと、
ご都合主義に陥りそぅな内容でしたが…、
繋ぎ手の上手さなのか?、いぃ感じで、
読み応えのあるエンターテインメントに、
仕上がっていました。面白かったです!
ただ…、全編を通してみると…、やはり、
上手く行き過ぎている感も否めなぃかと。
お話の設定や展開によるのでそぅが…、
全体的に、さらっとした雰囲気のためか?
何となく、緊張感、緊迫感が乏しかった。
もぅ少し、お話なり、作 -
Posted by ブクログ
2010年、誘拐事件が発生し、報道機関への協力要請の報告があった直後に人気ブロガーがネットニュースに誘拐の一報をあげる。
その結果、最悪なことになり…。
そして、2014年幼児がエレベーターから忽然と姿を消し、誘拐か⁉︎と。
東京中央テレビの諸橋はかつては数多の特ダネをモノにしてきたが、部下のヤラセを機に閑職に追いやられていた。
この誘拐事件にどう立ち向かっていくのか…。
報道の現場を生で見ているような感覚になり、目が離せなかった。
過去に起きた誘拐事件が関係するとわかってから警察やマスコミがどのような報道をするのか、興味深かった。
昨今、TVや新聞よりもネットニュースが早いと感じるのだが -
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
完全な勘違いで1作目の続きが読めるものかと思いきや、1作目とは全然別の話。
よくよくタイトルを見れば、「警察庁特命捜査官」
様々な特命を受けるシリーズなのだろう。
今回の特命は警視庁に外国人捜査官を受け入れる準備を進めるというもの。
その為にすでに外国人通訳を受け入れている組対二課に異動する。
組対二課と四課では、錦糸町で起きた半グレ組織のトップが暗殺された事件を追っていたが、乃亜が行きつけにしていた中華料理店から逃げ出した男を捕まえたことから、事件が動く。
事件の軸は上海マフィアVS半グレ集団。
何とか、上海マフィアのトップを上げたい乃亜達だったが、警察内部の情報が相手に漏