あらすじ
全世界を襲った原因不明のパンデミック。超大国の陰謀が見え隠れする中、一人の日本人女性ジャーナリストが真実を追う。感染はなぜ起きたのか。世界は救えるのか――。長く報道の現場にいた著者が、メディアの裏側から、国家のスパイ活動、紛争の最前線までを圧倒的リアリティで描いた、読み応え満点の社会派サスペンス!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この本の前に、計画感染を読んだので、2作続けてパンデミック物となった。
壮大なスケール感、非常に面白かった。
実際こんなことが起こったら怖いわ。
Posted by ブクログ
現在世界を席巻している新型コロナウイルス。これとは比べ物にならない致死率ほぼ100%の劇症出血性脳炎をめぐる話を日本人女性ジャーナリストを主人公に描く作品。
新型コロナウイルスが蔓延している今の現状と中々に似ています。もちろん詳細は違います。こちらの方が遥かに凶悪ですし、陰謀もあります。
まあ正直社会状況のリアルさ半分、陰謀論者にとってはおもしろいっていうのが評価ですかね。普通にお話は面白いし、読ませるものになっているので普通におすすめです。
Posted by ブクログ
新型劇症出血性脳炎パンデミックの恐怖とその裏に潜む国際的陰謀を描くサスペンス。まさしく息をもつかせぬ展開でぐいぐい読まされました。エンターテインメントとしての威力ももちろん、これがまるっきり絵空事で済むとは限らないのでは、というリアリティも感じられ、面白いのだけれどかなり怖い話かも。
若年性認知症の進行に恐怖しながらも真相を突き止めようとするヒロイン・万里菜の姿が実にカッコよいです。美人じゃないとか、そんなのどうでもいい。とにかく素敵。そして彼女に好感を持つほどに、パンデミックの拡大に加えて彼女自身の病気の進行という二重のタイムリミットにはもうはらはらさせられどおし。これは読み始めたらやめられません。
Posted by ブクログ
生物兵器を発端とするパンデミックから、
唯一、感染症の発症を免れた、
フリーの日本人女性ジャーナリストが、
米露の思惑に翻弄されながらも、
事の真相に迫る、クライシス小説です…。
個々の事象を、単純に繋いだだけだと、
ご都合主義に陥りそぅな内容でしたが…、
繋ぎ手の上手さなのか?、いぃ感じで、
読み応えのあるエンターテインメントに、
仕上がっていました。面白かったです!
ただ…、全編を通してみると…、やはり、
上手く行き過ぎている感も否めなぃかと。
お話の設定や展開によるのでそぅが…、
全体的に、さらっとした雰囲気のためか?
何となく、緊張感、緊迫感が乏しかった。
もぅ少し、お話なり、作風から、
いろいろな怖さが感じられれば、
より良かったとは思いますが…、
その辺りは、イマジネーションで補えば、
それも含め、エンタメ性の高ぃ作品です。
Posted by ブクログ
国内でパンデミック起きたらそうなるよねってコロナを経験した今では当たり前のように思える。外出禁止とか飲食店が閉まって空港も閉鎖される…コロナ前だったらその描写を想像して恐ろしくて不安な気持ちになったのかも。
主人公の設定など意外性があって面白かった。病気と感染がそんな作用を起こすなんて。後半から怒涛の展開が続くが、ちょっと現実離れしてたかな?好みの問題かもしれないけど。でも全体的に読みやすく面白かった。
Posted by ブクログ
102時期を得た作品だが、認知症との知見何見出せない。さらに最終章の大国同士の争いがあっさり描かれすぎていて本質が見えなくなった。ここは放っておいてもいいから主人公中心の意味ある生き方のお話にしてほしかった。
Posted by ブクログ
【ネタバレ】女性フリージャーナリストがパンデミックの謎に挑むサスペンス。ちょっとした過去のある主人公がいきなり若年性認知症になってしまうといった辺りの展開は面白いのですけど、全体的なトーンはラノベのように軽くて物足りません。2時間TVドラマ向きなのかも。