榊淳司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ賃貸に15万円ほど毎月支払っている現状を考えると
家を買っても良いのではないかなどと嫁と話し合ったり
物件を何となく見たりしている時に出会った衝撃的な一冊。
「2025年東京不動産大暴落」このタイトルを見た時にこれだ!と思いました。
オリンピックがあるから東京の物件が値上がりしているという
噂というか尤もらしい話は確かに小耳に挟んだことはありましたが
オリンピック以外にも色々な要素が絡み合って今東京の一部で
局地的なバブル状態にあることが理解できました。
日銀の金利政策や外国からの投資マネーなどなど完全な事実ではないかもしれませんが
大まかなバブルへの流れと暴落に向かう道筋はよく分かりました -
Posted by ブクログ
現在、マンションの購入を検討しているタイミングで刺激が強いタイトルだが、購入前の夢見心地の時に負の面を示してくれて大変参考になった。
参考になった点を挙げる。
1.借入額は世帯年収の5倍程度(できれば4倍台)
2.総会議事録を確認せよ
総会議事録とはマンション内の水漏れや争い事が記録されている。区分所有法で利害関係人(購入検討者も含まれる)の請求があった場合は閲覧を拒んではならないので、これを過去3年分くらい熟読する。
3.管理会社をうまく使え
管理会社と管理組合は利益相反の関係。しかし、管理会社は上手に使えば役に立つし、理事会の負担を軽減してくれる。適度な距離を保ち、監視する。
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Posted by ブクログ
ネタバレ増築が進む分譲マンションに関し、将来的な見立てをまとめた一冊。基本、マンション保有者からするとホラーシナリオが展開されていたが、納得感はあった。
住居を選ぶ際、特に念頭に置きたいことは以下の通り
・不動産の価値を決めるのは、土地>建築物
・35年ローンを組んだ後に残るのは、資産価値が著しく低下したマンション
・マンションの行く末(老朽化対策/取り壊し等)を決めるのは、区分所有者により構成される管理組合。合議制のため、管理組合内での方向性を定めるのが難しく、また理事による組織腐敗等、様々な問題が噴出する可能性が高い
・現在の金利は史上最低水準。今後、上がることはあっても下がることはない。この中 -
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Posted by ブクログ
この三連休の中日の夕方、私の住んでいるマンションの街区で「夕涼会」があったので妻と参加しました。簡単な出店しか出ていませんでしたが、ビールとフランクフルトで私は十分に楽しめました。音楽はカセットテープレコーダーから、80年代の音楽が流れていて気持ちよかったです。
周りを見渡すと、小学生は少しいるものの、全体的には私達夫婦(50台)以上のカップルが多い気がしました。住みやすいマンションなので、引っ越す人も少ないのかもしれませんが、高齢化は確実に進んでいます。
私は今から20年程前にローンを組んで中古でしたが今住んでいるマンションを購入し、やっとローンを返し終わったところです。そんな私にとって -
Posted by ブクログ
不動産の近年のことから、遡って説明してあるので
わかりやすい。不動産の入門書となっている。
こういう「暴落」本は、あんまり当てにならないが、
ちゃんとした根拠を示そうとしていることに好感がもてる。
不動産価格が暴落するとしても、
著者は「東京の不動産にはまだ救いがある」と思っている。
人口や世帯数が減少する時代に、
日本の不動産がどうなって行くのかは、停滞し、安くなる。
ということは、なんとなくわかる。
それでも、毎年 100万戸近くの新築があり、
供給過剰と空室率が増加している中で
不動産投資はどうすべきか?を考える視点となる。
オリンピックが、2020年に始まるのではなく、終わるのであ -
Posted by ブクログ
"現在は、不動産の局地的なバブルだと著者はとらえている。
人口減少が始まり、空家数も増えているにも関わらず、新築マンションが建ち続ける現状からも、想像できなくもない。
黒田総裁の任期が終わり、新しい日銀総裁が決まれば、異次元緩和も終わり引き締めに入る。すると金利も上昇、不動産業界にとっては向かい風になる。
千葉、埼玉あたりから、土地価格の下落の兆候が見られるらしい。
いずれ来るインフレに備え、固定金利にするか?
本書での学びは、
不動産とは単純な需給関係で価格が決まるものでもない。
だからこそ、バブルも生まれる。
賃貸価格は需給関係で価格が決まるので、相場に大きな変動はない。