池田亀鑑のレビュー一覧

  • 平安朝の生活と文学

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    大学での講義を元にして制作されているので、講義室に座っているような懐かしい気持ちになれる本。
    平安時代の文学作品を読む時には是非隣に置いておきたい。

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    2012年05月22日
  • 平安朝の生活と文学

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    平安時代に興味がある人なら楽しめるでしょう。
    女性の生活が中心となっていることが尚興味深く。
    また、平安時代の人々の繊細な感性にはただ、ただもう驚くばかり。
    面白い本でした!

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    2012年01月24日
  • 枕草子

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    意地悪な視線も、他の人が見ないところにズームかましちゃう所も好きです。

    ほんっと~に定子様が好きだったんだなぁ~。

    というか古文は読んでてワクワクしたり癒されたり。

    ナイトキャップというより、薬?

    …薬と書いてヤクと読まないでくらさい。

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    2010年05月06日
  • 枕草子

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    古典のカテゴリを作るべきだろうか。

    虫は が好き。
    ずっと母親が鬼だとおもってたんですが、(うむ、という言葉の当時の使い方を鑑みると)父親が鬼なんですね。そしてハーフですよね。生粋?

    清少納言は結構辛口で好き。かたはらいたきものとか、ちょっと笑ってしまう。

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    2009年12月29日
  • 枕草子

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    ただただ、美しい文章です。惚れ惚れします。彼女の話題は自身の好みに集中しているのですが、それでもまったく読者を飽きさせません。序破急がはっきりしていて、自然と読み進めてしまう。旨いですね。作者・清少納言は時のライバル・紫式部と対照的で、自分の広い学識を隠す、または謙遜する、ということが少なかったようです。それは「香炉峰の雪」をめぐる中宮定子とのやりとりからもわかります。「紫式部日記」とあわせて読むと面白いですね(清少納言の悪口が書かれています 笑)。

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    2009年10月04日
  • 枕草子

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    昔のいいところの娘さんが選んだ「実用に耐えるエモーショナルな物事を集めてみた」という作品
    昔の流行りを懐古するにはうってつけです

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    2021年08月18日
  • 紫式部日記

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    わからんものはわからないが、古文であってもこれくらいの長さであれば、全文を眺めることはできる。1000年前に生きた紫式部がリアルな人間であったことを実感するだけで価値あり。

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    2020年05月02日
  • 枕草子

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    ネタバレ

    清少納言は才女すぎる。確かに,物を見る目は的確だ。1しかし,その目はあくまで若く自信に満ちた者の目だ。
     例えば,第8段で生昌が清少納言にやっつけられる。が,若くて才能があってプライドの高い女性とうだつの上がらない中年の役人だったら,後者の方が感情移入しやすい人が多いはずだ。人生のつらさを経た価値観は,弱者へのいたわりのある目だから。

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    2014年09月25日
  • 平安朝の生活と文学

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    やっと読み終わったよ~
    長かった道のり!並行して他の本読んでたせいもあるけどほんとに長かった。浮気せずに読んでたらもっと早く済んだだろうに。

    タイトルと中身に惹かれて借りたわけだけど著者は亀鑑先生じゃないですか。なんか見覚えあるなと思ったら『源氏物語大成』の方だった…!
    発行が2012年と最近だったから「!?」ってなったけど亀鑑先生の昔の著作の復刻版だということで納得。

    内容は平安時代におけることが詳細に網羅されててすごいに尽きる。その代わり膨大すぎて頭に入らないという。
    残念だったのが第4章「後宮の殿舎」の「襲芳舎」のところで説明がメインの雷鳴壺より麗景殿や宣耀殿に住んでた女御の説明が主だったところが非常に残念だった。
    他の殿舎に比べて地位が低いというか。確かに私の知る中で雷鳴壺に住んでた女御の話は聞いたことないけど、だからこそ実際はどうだったのか知りたかったんやけども。何かで女御は住まなかったとも読んだ気がするので確認したかったんやけど元の本が60年も前に書かれたものやから当時の研究ではこれが精いっぱいだったのかもしれない。
    解説者の方も述べてたけど今の研究と比べると誤りや不足があるらしく、やはり巻末にでもどの部分が今と違っているのか示して欲しかったな。じゃないとどれをどこまで信じていいかわからない。
     
    亀鑑先生のこの多岐にわたる研究の集合は本当に素晴らしいです。また最後まで読み切れたのは文章表現が優しいからです。ガチガチの研究文章だったらもっと読むのがしんどかったと思う。
    また解説者の解説を読んで亀鑑先生のことを少し知ることができました。あといかにリスペクトしてるかも伝わってきました。

    読んでて「すでに知ってるし」って思ったとこもあったんやけどそれはひとえに亀鑑先生たち先人の研究の成果なんだと気付いた。先人の研究のおかげで今の私と私を構成するものがあるわけなんですね。

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    2013年03月13日
  • 枕草子

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    この本を買ったのは枕草子を読み漁るようになってすぐの頃。「この表紙見たことない!!」って中身も見ずに買って、家に帰って読み出して撃沈…!
    原文のみで現代語訳無し。注釈ちょびっとの上級者向けでした!

    でも好き!!

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    2025年03月04日
  • 平安朝の生活と文学

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    ザ・平安時代女性生活辞典。でも分厚いわけではありません(329ページ)。暑さも大きさも、一般的な文庫本です。

    『万葉集』、『源氏物語』、『伊勢物語』、『大鏡』、『栄花物語』、『枕草子』、『紫式部日記』、『今昔物語』、『和名抄』、『延喜式』、『宇津保物語』、『本朝文粋』、『日本霊異記』、『古今著聞集』、『貞丈雑記』、『日本紀略』、『小右記』、『御堂関白記』、『西宮記』、『権記』、『続日本紀』などなど(順不同)、ここには書ききれないほどの歴史書や日記、作り物語などをもとに、平安時代の後宮および貴族の女性たちの生活がどのようなものだったか、がまとめられています。

    まず平安京の大路小路や門、どこにどのような建物や地区があったかなどの全体図から始まり、後宮のこと、宮廷の行事、住宅や食べ物、女性の誕生と成長、結婚と出産、服飾、調度、整容方法、教養や娯楽、疾病と医療、葬送や服喪、信仰まで、王朝女性の生活様式、風習、制度などが網羅されております。

    あくまで女性の生活に絞って書かれてはいますが、古典文学はもちろん、平安時代を舞台にした映画、ドラマ、小説などの作品を鑑賞するときの参考にするには持ってこいの本だと思います。

    ただ解説に、〈本書が初版から六十年もの歳月を経ていることによって〉、〈現在の研究水準に照らして不足や誤りが見られることも、当然である〉とあるように、しかも本書の初版発行は2012年、2024年の今年にはそこからさらに12年経過していますから(計72年!)、今ではもっと新事実や新解釈が生まれているでしょう。

    ストーリーになっているわけではないので、途中読むのがしんどくなった時もありましたが、テーマも例文も興味深く、この前読んだ杉本苑子さんの『散華』のさまざまな場面を思い出しながら、楽しく読めました。

    季節や自然を愛でる心、〈時には夜ふけるまで月を見たり、物語を読んだり、歌会をしたり、虫の音をきいたり〉してゆったりと流れる時間、また、〈静かな、しめやかな落ち着き、ほのぼのとした深さ〉のある、平安時代の女性たちの精神性が、私は好きなのです。

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    2024年05月06日
  • 枕草子

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    もし、清少納言が現代に生まれていたら・・・。
    その文才を生かして、ばりばり作家として活躍しているに違いない。

    趣味のいい(しかも高い)服を着こなして、おしゃれなインテリアの家に住んで、時にはうんとカッコいい男とデートしたりするだろう。

    枕草子を読んで私の思い描くのはそんなことだ。

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    2010年11月17日