赤澤竜也のレビュー一覧

  • 吹部! 第二楽章

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    ネタバレ

    相変わらずミタセンが面白いのだが、途中から入ってきたカモティのキャラの濃さには驚いてしまった。全国大会の結果、西大寺の沙耶への告白…気になることは山ほどある。続編に期待したい。

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    2021年08月14日
  • 吹部!

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    とにかくミタセンが面白い。
    大人だけど子供…という顧問のミタセンに何とか付いていく生徒たちから、段々 生徒たちの方から自主的に吹部を作り上げていくように変わっていくところがカッコ良かった。続編も気になってしまう。

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    2021年08月14日
  • 国策不捜査 「森友事件」の全貌

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    後半で、森友の本質が整理されている。

    結局自らに関係しないことには興味が無い国民性を私たちに突き付ける。

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    2020年05月06日
  • 吹部!

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    この本で主に中心人物となる人は三田村先生、通称ミタセンという人物だ。この先生は、先生なのに登校拒否をするという、よく分からない行動をするのだが、ミタセンの本当の気持ちに気づいて、吹部がまとまっていくのがとても面白かったし心に残った。自分が吹部に入部していることもあって、読書感想文にはこの本を選んだ。とても書きやすくて楽しく書けたのでよかった。この続きの本はないけど、もしあったら続きが気になると思う。

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    2018年08月09日
  • 吹部!

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    ネタバレ

    三田村昭典
    吹部顧問。指揮。都立浅川高校教諭。通称ミタセン。空気を読まない子どものような大人だが、音楽に関する洞察力は人一倍で天才的な音感を持っている。その素性は全く不明な謎の人物。

    西大寺宏敦
    二年生。担当楽器オーボエ。音楽一家に育ち幼少時より音楽のエリート教育を受けるが、中三時に父親と衝突。音大附属高校への推薦を拒否し、地元の浅川高校に進学。持ち前の運動神経で野球部のエースになるが、ケガで退部。沙耶とは幼なじみ。

    鏑木沙耶
    二年生。担当楽器チューバ。ごく平凡な女子高生。ほぼ崩壊状態だった吹奏楽部でのん気に暮らしていたが、担任してきた三田村からむりやり部長にさせられ、吹いたこともないチュ

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    2024年12月03日
  • 吹部!

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    ネタバレ

    読書中、元吹奏楽部員の私の頭の中には浅川高校吹奏楽部の風景が鮮明に描かれていた。私が抱く吹部の風景よりも破茶滅茶で賑やかだけど、それが本作品の魅力。
    吹奏楽部の顧問と言って思い描くような人物にミタセンはまるで当てはまらない。風変わりでヘンテコな、教師らしくない教師。部を掻き乱しているのに、気が付けば部員たちは一つの「本気の夢」に向かっている。
    熱血指導の中に音楽へ懸ける本気の想いが見えるところは、丸谷明夫先生のような熱いパッションの塊のような存在に通ずるところがある(……と思ったら企画協力のところに丸谷先生のお名前が!)。
    会話文の割合の多さや各キャラの性格により、テンポよく読み進められる一作

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    2020年07月26日
  • 吹部!

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    高校の吹奏楽部の群像劇
    言ってしまえば「響け!ユーフォニアム」なんだけど、ユーフォよりこっちの方が刊行が早い?
    ユーフォはリアル路線で、こっちはさらに破天荒さというかドタバタ要素をドバドバ入れた感じ
    まぁ、主に顧問の三田村が原因なんだけどね

    こんなキャラどっかでいたな~ と思って記憶を思い返してみたら、奥田英朗の伊良部シリーズだった
    自分のやりたいことをやりたいままに相手を動かすところとか
    もっとも、あっちはもっとハチャメチャだし、他の人のことをそんなに見てないように思える
    いや、それでいて結果的に患者さんのためになってるからやはり似てるなぁ

    ストーリーとしては物語のテンプレート満載なんだ

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    2020年01月03日
  • 吹部!

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    顧問のミタセンに食らいついていくようになるまでの過程も見物だったが、そこから自分たちで音楽を作っていくように変わっていく姿はなるほどという気持ちだった。部活に限らず、仕事に対する取り組み方にも通じるものがあり、何かに本気で打ち込むとはこういうことか、と思った。

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    2019年05月11日
  • 会社人間だった父と偽装請負だった僕

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    ネタバレ

    著者の自伝。
    戦後日本を支えた会社人間だった父と、敷かれたレールを嫌っていたら、いつの間にかレールそのものが消えていたという著者。
    著者がニッポン株式会社と表現する社会については、私は全くもって未経験の世界。そんな時代もあったのだな……と。
    それよりも、著者がトラック運転手をしていたときの話が衝撃です。
    なんとなくその業界の状況は想像していたものの、ここまでなのかと。そして、これからどうなるのかと不安に駆られます。

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    2018年03月03日
  • 吹部!

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    すごいよミタセン!すごいよ!かなり笑いながら読みました。ハルチカも同じ吹奏楽部を題材にしてるけど、あちらは部活動が主軸でないことも多いから、こちらの方がより吹奏楽部の内情がわかる感じでした。ミタセンのキャラがおかしいので、かなりギャグっぽいところもありますが、部員の心情の変化や対立もリアルだなと思いました。受動的だった部員が最後は能動的に変化していって、若者の吸収力や成長力に感動しました。この世代ならではだなとうらやましく、まぶしく思いました。

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    2018年09月08日
  • 会社人間だった父と偽装請負だった僕

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    著者の自伝でありながら、父親と著者自身の「仕事」を通して時代の変化を浮き彫りにしており興味深く読んだ。格差は以前から存在し、良い大学にはいれば良い会社に入れて一生安泰、という「ニッポン株式会社」の崩壊によって、その格差が露呈したというのが筆者の見解。格差を是正せよ、という論調ではなく、機会の平等はないとだめだよね、という肩のチカラの抜け具合がなんだか心地よい。やっぱり、汗して働く人が報われる社会が大事。

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    2011年02月13日
  • 会社人間だった父と偽装請負だった僕

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    家では優しい父だった。朝は郊外の家から子供が寝ているうちに出勤、夜も接待で遅く休日も接待ゴルフが多かった。団地の原風景、社宅住まい、父の出世による転勤・・。会社の運動会が楽しみだった少年時代。

    まさに戦後のニッポン株式会社を支えたサラリーマンの典型的家庭に育った著者は、大学在学中に父親になったが、その孫の顔を見ることなく父は倒れた。
    父はあの大和銀行国際総合部長だった。あのように正義感の強い父が会社のためには偽装工作にまで手を染めていた。父はそのストレスで死を向かえる結果となったのではなかろうか。卒業後、父と同じ金融(信金)に入庫して金融機関の内実を体験し父の立場を思い知ることになる。

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    2009年10月07日
  • 会社人間だった父と偽装請負だった僕

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    私も独立しました。いろんな立場を経験した著者の経験、社会の見方がとても共感できる1冊です。
    日本はこれからどうなる事やら・・・。

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    2009年10月04日
  • 吹部! 第二楽章

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    ネタバレ

    三田村昭典
    吹奏楽部顧問。指揮。都立浅川高校教師。通称ミタセン。空気を読まない子どものような大人だが、音楽に関する洞察力は人一倍で天才的な音感を持っている。丘の上の豪邸で母親や執事と暮らす。

    嘉門洋子
    吹部副顧問。都立浅川高校の体育教師でいつもジャージを着用している。通称カモティ。マーチングの指導を行うが楽器の演奏経験はない。集団の統一美にこだわる。年齢不詳でミタセン同様、はげしい一面を持つ。

    西大寺宏敦
    三年生。担当楽器オーボエ。音楽一家に生まれ音楽のエリート教育を受けるが、中三時に父親と衝突。音大附属高校への進学を拒否する。浅川高校では持ち前の運動神経で野球部のエースになるが、ケガで退

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    2025年08月26日
  • 吹部!

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    登場人物紹介を読み込まなくても登場人物のキャラは頭に入るくらい分かりやすかった。コンクールの結果や恋の行方はどうなった?と気になったがどうやら続編があるよう

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    2025年04月16日
  • 吹部!

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    やる気がなく、3年がやめてしまって廃部寸前の高校吹奏楽部でフルートをやっていた2年の鏑木沙耶のところに、新しい顧問の教師三田村が現れる。三田村が「吹奏楽部を全日本大会に出す」と宣言し、部員を集めることを命令する。沙耶たちは、同級生で幼馴染で音楽家の息子、西大寺たちを誘い、新生吹奏楽部をスタートさせる。

    なんか、どこぞで見たストーリーてんこ盛りで、創作にありがちな挫折と克服、快進撃というお話である。

    実力はあるが、生徒にとってはエキセントリックなミタセンこと三田村先生、実力派の西大寺、腕はいまいちだが乗せるとどこまでもやる八幡…って、関西の駅名?

    主人公が鏑木沙耶ということでいいのかな?フ

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    2022年09月30日
  • 吹部!

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    ネタバレ

    弱小吹奏楽部と少し変わった新顧問との部活青春物語。音楽のことしか考えていない顧問の発言や行動に腹立つ場面が何回もあったが、音楽の知識や実力については信頼できる。
    廃部寸前でバラバラだった生徒たちが少しずつ団結しハーモニーを奏でる。
    部活に全力で注ぐ姿、衝突して仲直りして…青春が眩しい。

    個人的には最後の恋愛要素や楽器が事故で破損したり詰め込みすぎだと感じ、なくても良かったかなとも思った(小声)

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    2022年08月21日
  • 吹部!

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    吹奏楽部時代を思い出しながら読んでいました。
    ミタセンみたいな先生だったら…ついていけないだろうなぁ(^-^;)
    指揮に関しては天才的だけど。
    いろいろなことを乗り越えながら成長していく主人公や仲間たちの姿が良かったです。
    個人的にはトランペットの八幡太一がお気に入り。

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    2020年10月09日
  • 吹部! 第二楽章

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    癖のある登場人物たちに振り回される主人公の沙耶が前半はいたたまれない感じだったけれど,後半はずいぶんテンポよく進んで,青春!という感じがした。
    あっさりと吹奏楽の都大会で敗退した時は,あっけなさすぎると思ったが,今回はマーチングがメインだったよう。

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    2020年08月26日
  • 白球ガールズ

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    ちょっと大人の私には物足りない。

    あまり登場人物の悩みや葛藤を深追いすると
    重くなるから仕方ないのかもしれませんが。

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    2020年06月16日