西田征史のレビュー一覧
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ネタバレ小千谷の田園風景を思い出しながら読む。
映画はもっと画面でみせられるんだろうけど、小千谷な空気がイマイチ感じられなかったのが残念。
異様に元気なハナちゃんと、それに引っ張られながら自分の居場所を探してる太郎くん。
「登場人物が死んだのが悲しくて泣くのは感動じゃない。」って、小学生の頃に庄司陽子の漫画を読んで決めたけど。
太郎くんの前向きになっていく姿にも涙。
「これからも『お兄ちゃん』って呼んでよ。ずっとハナの兄貴でいたいから」
本当にみんなこんなにイイ人?なんて思ってしまうけど。
一人称でもあまり掘り下げない距離の取り方が絶妙な感じ。
いくらでもジメジメウジウジできそうなだけに。
爽やかな -
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16歳の華が入院生活を終え自宅に戻ると、19歳の兄・太郎は「引きこもり」になっていた。兄を立ち直らせるため、華は無理矢理に新聞配達のアルバイトを始めさせる。太郎は心を開き始めるが、華の病は再発し帰らぬ人に。華が語った、新潟県小千谷市の花火大会「片貝まつり」への“思い”を胸に、太郎は花火作りを始める。実話を基にした感動作を、「東京バンドワゴン」シリーズで注目を集める著者が完全にノベライズ。
小さい頃から病弱だった華が療養先から自宅に戻ると、兄・太郎は引きこもりになっていた。「すべては、わたしのせい?」。責任を感じ、兄を立ち直らせようとする華。その前向きな姿に励まされた太郎はついにアルバイトを -
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これは脚本家・西田征史の映画原作を小路さんがノベライズしたもの。2010年9月に公開された映画とは若干違いがあるとのこと。小児ぜんそくにかかった中一の娘・華(ハナ)の転地療養を兼ねて、縁があって家族が引っ越した先は、花火大会で有名な新潟県方小千谷市の方貝町。人口5千人ほどの小さな町だけれど、20万人が集まり2万発の奉納花火が打ち上げられる『方貝まつり』で有名なところだ。中三だった兄の太郎も地元の中学に転校したものの、あまりなじめないまま卒業し、新潟の高校へ進学した。空気が良かったせいで、ハナのぜんそくが治ったと思った矢先、今度は新たな病魔・白血病が彼女を襲う。一方、兄・太郎は高校を卒業した後、
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トーン
まず、ヒロインとヒーローが、何で2人してトーン貼った髪なんですか。兄弟というわけでもないのに。主要人物の髪色はかぶりを避けるべきだと思います。ヒロインがショートヘアなので、変顔してる時など、とっさに区別がつきにくくて読みづらいです。
2人とも見た目もイマイチですが、中身もイラっとするので全然面白くなかったです。