祐木亜子のレビュー一覧

  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版

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    中国明代の本というが現代の生きる指針としても十分通用する。

    QOLを高めるための方法論的なところで、綺麗事だけかと思いきや、清濁合わせ飲む・最初に厳しくし次第に緩めるなど強かさも含まれる。

    手元に置いて度々見返したい。

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    2020年07月30日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    400年ほど前、明の洪自誠が「儒教・仏教・道教」を学んで書いた、心の持ち方に関するアドバイス。世の中はプラスマイナスゼロなので、頑張りすぎないこと、名声を追い求めないことなど、現代社会で疲れた心を癒してくれるメッセージ。でも人間って頑張っちゃうんだよね〜。無理のない範囲で頑張りましょう。

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    2019年01月24日
  • 女子の論語

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    原文から大分広げられた解釈?上から目線に何様だと思いながら読んでいましたが、次第に心に突き刺さっていきました。この本がなければ、論語なんて一生縁のないものだったとおもいます。お気に入りの言葉は手帳に書き留めておきます。

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    2017年05月28日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    道徳本みたいなものはあまり好きではないが、さすが各界の著名人が愛読していた1冊。とてもバランスが取れていて、恐らくどんな境遇、心境の時にも何らか支えになってくれ、自分を前向きに、成長に導いてけれるだろう言葉が見つかる気がする。

    今回はフラッと行った本屋でのジャケ買いだったが違う訳も読んでみたい。

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    2016年04月18日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    ネタバレ

    川上哲治、吉田茂、松下幸之助など歴代のリーダーが愛読していた書は、それでも諦めるなと常に励ましてくれる温かさがあると感じています。

    特に好きな言葉が下記です。
    「徳とくは才の主、才は徳の奴なり。」
    才ありて徳なきは、家に主なくして、奴、事を用うるが如し。幾かん何ぞ魍魎にして猖狂せざらん。

    また、この書には出てきませんが、
    後集76が私にとって最も大切にしたい言葉です。

    「伏久者飛必高、開先者謝独早。」

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    2015年07月01日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    私は薄っぺらい人間ですので、つい最近の小手先のテクニック系のビジネス書に手を出してしまいがちですので、読書術の類の本でも薦められていたので、未知のジャンルでしたが読んでみました。
    普通の本ですと300ページを超えると思わせるような分厚さに驚きましたが、紙がやや厚めであることと、とにかく余白が広いですので比較的短時間で読み終えることが出来ました。
    時代を超えて、普遍的に通用するものが多数あるものだと感じることの出来た一冊でした。

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    2014年12月13日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    菜根譚の翻訳のなかでも一番読みやすい。儒教・道教・仏教の三教の考え方の基礎が理解できるので、ひとつぶで3度おいしいお得本。分厚いのはご愛嬌。

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    2014年06月01日
  • 女子の論語

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    ネタバレ

    論語をイマドキっぽく説明しています。

    ちょっと意訳っぽいかなぁ。

    苦手意識のある方の入門書としてはいいと思います。




    p.19
    己れの欲せざる所は人に施すこと勿かれ。
    ・まごころで人と接する

    p.20
    顔色を正しては斯に信に近づく。
    ・顔に心が映る

    p.25
    旧悪を念わず。怨み是を用って希なり。
    ・過去を蒸し返さない

    p.29
    言これに及びて言わざる、これを隠と謂う。
    ・言うべきときは言う


    p.38

    中庸の徳たるや、それ至れるかな。
    ・極端に走らない

    p.43
    意なく、必なく、固なく、我なし。
    意・必・固・我を絶つ



    p.44
    郷人の善き者はこれを好し、其の善からざ

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    2012年07月05日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    今から約400年前に、中国の洪自誠によってかかれた処世訓がまとめられている本。まえがきに書かれていますが、中国古典の代表的な儒教のテキストである『論語』と『老子』の思想の中間的な考え方といえるのが、本書である『菜根譚』とのことです。普遍的な考え方を綴った文章の中に、バランス感覚をもって生きるヒントが詰まっていて参考になりました。(2011.9.28)

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    2011年10月10日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    ネタバレ

    アランとかよりは読みやすくもあり、難しくもあり。言葉は簡単なのに本質を見抜くのが難しいとでもいいましょうか。だからこそ何回読んでも面白いのかもしれません。

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    2013年08月08日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    どのようなときにも、いつもこうすれば幸せになれるという同じ方法は無い。
    菜根譚は紆余曲折の末に幸せがあるとも言う。
    どのような時にも、その時々に役に立ったり、助けになる言葉があるのが菜根譚。

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    2019年01月16日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    中国の古典から学ぶ人生訓。

    菜根譚=「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」

    堅い菜根をかみしめるように、
    苦しい境遇に耐えることができれば、
    人は多くのことを成し遂げることができる。

    感じた印象としては、
    欲深くなりすぎず、無理をしすぎない。
    謙虚であり道徳心を忘れない。
    人らしく生きることが幸せである。
    という感じでした。

    何度読み返しても、その時々で、
    得られ物があると思える1冊。
    我が家の本棚にはずっと置いておこうと思います。

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    2009年11月02日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    論語などに比べあまり聞きなれない中国古典に興味を引かれ読んでみました。

    名前の通り今後、何度も噛みしめながら読める一冊となりそうです。

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    2009年10月04日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    抄訳で順序も並び替えられていますが訳が堅苦しくなくていいです。様々な訳本等が出ている『菜根譚』ですがこの本は敷居が低く初心者におススメです。

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    2009年10月04日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版

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     名前だけは知っていた本作ですが、400年前くらいの処世訓なのだと今更ながら知りました。

     処世訓、と書くと堅苦しい感じがしますが、私が手に取った現代日本語訳の本書はまったくそういったことはなくて、これは本書が「エッセンシャル版」だからというのもあるのでしょうが、原作者の洪自誠が非常に博識な人で、儒教・仏教・道教の幅広い知識から本作を結晶化させたところが大きいのではないかなと思います。

     苦労をしておこう、といったことを書いたかと思えば、
    ゆとりをもとう、といったことも書いている。

     非常にバランスが良い人だったのだろうと思いました。

     それは、「極端に走らない」という文言(前集八一)

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    2024年06月16日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    ネタバレ

    今回もaudio bookの聴読。

    「菜根譚」の著者は洪応明。字の自誠をとって洪自誠と呼ばれる。明代末期、万暦年間(1573-1620)の人であったと考えられている。

    「菜根」とは、宋の汪信民の次の言葉にちなむようだ。
    「人、常に菜根を咬み得ば、則ち百事を做すべし」
    (人は常に菜根をよく咬んでいれば、あらゆる事はなしとげられる)

    全体は、前集222条、後集135条、合計357条から構成されており、前集は俗世の人々とのかかわりを中心に語られ、後集は俗世を超えた深淵な境地が説かれている。その内容は、儒教、仏教、道教を背景としているところが最大の特徴である。

    役人であった洪自誠が、引退後にそ

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    2021年09月24日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    本書は詳細な解説等はなく。菜根譚に記載されている一文をカテゴリごとに整理し紹介する形式。その一節が記された背景や解説など深く知りたい人向きではないが、解説を加える事で、ある意味解説者のバイアスがかかるのを避け、自らが一説から教訓を拾う。気づきを得るのに向いている。
    繰り返し聞く事でその時自分に合った言葉に出会うような使い方が良いかも。また、他の菜根譚にまつわる書籍とあわせ読むとより良い気づきがあるのでは?

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    2021年09月20日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版

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    『菜根譚』は明の時代洪自誠によって書かれた処世訓である。本書は、原文・書き下し文の記載はなく、現代風にかなり意訳されている。一文を味わうというより、折に触れて読み現況を点検するような読み方がよいと感じた。儒教・仏教・道教の3つの考え方がバランスよく配合された本書は、日本の風土に合わせられ、違和感のない生き方の指針になっているのだと思う。今日のビジネス書のエッセンスのほとんどは、本書で網羅できるだろう。ビジネス書と宗教書に親和性があると感じることが多いが、『菜根譚』のような本が古より存在している事実でその理由を説明できよう。

    『菜根譚』という書名自体は、宋の頃の「人よく菜根を咬みえば、すなわち

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    2016年12月18日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    いいフレーズがいくつかあった。
    ようはフツーがいちばん幸せ、ほどほどで満足することをすすめている。
    なんどか繰り返して読むうちに浸透してくるのだろう。定期的に読み返したい。あらたな発見がありそうな本でした。

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    2014年07月17日
  • 中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚

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    一つ一つが読みやすいけど、つなげてみると、矛盾もあると思われる。そんなもんかと思って読むといいかな。

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    2013年12月18日