【感想・ネタバレ】中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚 エッセンシャル版のレビュー

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Posted by ブクログ


シンプルだけど
どれも大切なことだよね

まっとうに
素朴で愚直に
寛容と厳格さ
無欲
辛抱強く
冷静な視点
色々とあるけれど
でもやっぱり何より

常に楽しみ喜ぶ気持ちを持って暮らすこと

この世の中
これがいまは一番大切な気がする

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2022年05月11日

Posted by ブクログ

簡単に読み終えることができるが一つ一つの内容を味わい理解したとは言い難い。日々の思考、行動の指針となるよう繰り返し熟読したい。

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2021年09月29日

Posted by ブクログ

中国明代の本というが現代の生きる指針としても十分通用する。

QOLを高めるための方法論的なところで、綺麗事だけかと思いきや、清濁合わせ飲む・最初に厳しくし次第に緩めるなど強かさも含まれる。

手元に置いて度々見返したい。

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2020年07月30日

Posted by ブクログ

 名前だけは知っていた本作ですが、400年前くらいの処世訓なのだと今更ながら知りました。

 処世訓、と書くと堅苦しい感じがしますが、私が手に取った現代日本語訳の本書はまったくそういったことはなくて、これは本書が「エッセンシャル版」だからというのもあるのでしょうが、原作者の洪自誠が非常に博識な人で、儒教・仏教・道教の幅広い知識から本作を結晶化させたところが大きいのではないかなと思います。

 苦労をしておこう、といったことを書いたかと思えば、
ゆとりをもとう、といったことも書いている。

 非常にバランスが良い人だったのだろうと思いました。

 それは、「極端に走らない」という文言(前集八一)にも言える話で、
ここでは、<理想ー現実><潜考-浅慮><巨視的ー微視的>な対比が利いた話が挟まれています。

 極端に走らない、そりゃあそうだよ!と思ったりもするのですが、苦境に立たされていたりすると私自身はそれが分からなくなってしまっているようなことが多々あります。

 そういったときに、処方される本としてベストなのではないでしょうか。
(私は自分自身に処方でしたが・・・。)

 400年読まれ続ける理由もそこにあるのだろうなあと。

 まずは一周したレビューになりますが、それこそ苦境や逆境にあって手に取りたい本となりました。

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2024年06月16日

Posted by ブクログ

『菜根譚』は明の時代洪自誠によって書かれた処世訓である。本書は、原文・書き下し文の記載はなく、現代風にかなり意訳されている。一文を味わうというより、折に触れて読み現況を点検するような読み方がよいと感じた。儒教・仏教・道教の3つの考え方がバランスよく配合された本書は、日本の風土に合わせられ、違和感のない生き方の指針になっているのだと思う。今日のビジネス書のエッセンスのほとんどは、本書で網羅できるだろう。ビジネス書と宗教書に親和性があると感じることが多いが、『菜根譚』のような本が古より存在している事実でその理由を説明できよう。

『菜根譚』という書名自体は、宋の頃の「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」(堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる)という言葉に由来するとのこと。

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2016年12月18日

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