海外投資を楽しむ会のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
不動産と保険の話。これらは人生設計の上で大切な要素ですね。両者とも金額が高い商品ど、この選択如何によって人生が大きく左右される…。ボクも30代半ばに差し掛かっているわけで、この問題に取り組まないわけにはいかないのです。
不動産についての著者の結論は
現在の経済環境下では賃貸が合理的。資産価値としては、コスト・リスクを考慮すれば、一般的な金融商品と比べ不動産は決して得ではない、と。さらには、結婚して子供を私学に通わせたいのであれば、賃貸の選択しかない、と。将来の経済的独立を叶えるには、かくも厳しいのか、と現実を突きつけられます…。しかし、こういったこと一つ一つに答えを出していかないと、後で大変 -
Posted by ブクログ
「金もないのに自由もへったくれもあるか!」
ってところが気に入った。
【内容】
人生の成否の8割を占める経済的土台。
そのうち重要な地位にある「不動産」と「保険」
のどこに注意すればよいかを具体的に書いている。
【良いところ】
経済の話をしながら、時々哲学的な人生論が散りばめられている。
あくまで夢を語らない現実主義が私には心地よい。
日本では当たり前とぼんやり考えていたことが、
実はひどくハイリスクだったりすることに気付かされる。
【悪いところ】
人生の設計にはまずしっかりした考えと知識が大事
ということを教えてくれるが、どうすれば「黄金の道」が
手に入るかは、結局は自分で探すしかない -
Posted by ブクログ
著者の橘氏の小説のファンであり、評価の高かったこの本を選択。
まず、10数年前の本であり、その点を割り引いて考える必要。
当時は、公的年金・医療保険の問題が大きく騒がれた時代であり、それらの問題点を的確に分かりやすく指摘する本書の価値は高かったものと思われる。
賃貸と持ち家については、仮にこの本の出版された数年後に都心で交通便利なマンションを購入し、5年以上経った今、売却すれば、多額のキャピタルゲインを低い税率で得ることができたわけであるから、この本の勧めに従った場合、その機会を逸してしまったものと思われる。
子どもの教育費は非常にかかるという点はその通りであり、私立中学校に入れざるを得ない場 -
Posted by ブクログ
不動産、保険、税金、税金などを解説してくれる本。基本的に続編である「お金持ちになれる黄金の羽の拾い方」と同じものと言っていいかと思います。個人的には、不動産の解説はわかりやすいのですが、保険はいまいち分かりにくかったです。生命保険や健康保険など様々なタイプがあるので、解説が複雑になるのはわかりますが、全部網羅しようとして本質が見えにくくなっています。ある程度簡略化して、制度の本質を中心に解説した方が分かりやすかったと思います。年金の問題も、制度自体の知識が全くない人だと解説を理解するのは難しいでしょう。ある程度知識のある人が、「制度の理解を深めたい」「自分で具体的な商品を選択したい」というニー