橋口たかしのレビュー一覧
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明智との対決に院内感染、事件を立て続けに解決し偏教大から卒業です。三流大学を買えるなんて命のような天才では逆に手が回らなさそうな大きな功績を残したのでは?これも無限の樹形図の一つの形ですね。
ついに義明が医者になり帝王大へ!命のようにスマートには悪人とやりあえなさそうですが楽しみです。 -
エキノコックスや偽膜性腸炎の治療のため世界初や最新の治療を模索し、保守派の上役を説得するお話です。
組織の中に入ると、新しいことや正しいことを選ぶための覚悟が必要だと言う教訓になります。果たして帝王大を「治療」することはできるのか?義明の真価が問われる最終巻になりそうです。 -
医者として大切なもの、病気を見抜く力、人の心に寄り添える優しさ、目に見えない大事な要素を兼ね備えた最上の明医への成長課程を楽しめる最上の作品でした。
足利の本質も見抜き最後までタイトルに恥じない真っ直ぐな人物で読んでいて気持ちが良かったです。 -
出産騒ぎでヒーローとなった義明の病気を救うべく、釈が底力を爆発させます。
さすが中学の頃から義明と相思相愛なだけあってここぞという場面での振り切れ具合は良い意味で変人ですね。
そして、命の狙いがずっと謎でしたが最後は予想外の急展開でしたね。 -
上杉と知り合ったオスキーのときと同じ、腹部大動脈瘤の手術がメインです。
病院で、他の症状のない手術だった前回と違い、様々なハードルのある船上での手術ですが、「バカ」の本領を発揮し船員一丸となって命を救う様はお見事です。 -
患者を救いまくり班のメンバーからも認められ、義明のモテモテモードが止まりません。
個人的には竹中を治療するときに見せた西條命を彷彿とさせる殺す覚悟が一番魅力的でした。 -
ケニアの次は北極での実地試験です。
上杉にはめられぎみだった前回と違い医学生として正当に課題に向き合います。
新キャラたちと同じ班となりなかなか癖が強く面白いです。 -
ケニア留学でとんでもないスピードで経験を積み、義明たちが急速に成長していきます。
医療設備の整った状態で今まで治せなかった病気を治すのではなく、ケニアの過酷な環境でいかに日本に近い医療を施すかが課題ですが技術はもたろん心も留学前より格段に強くなっているのがわかります。 -
作中最も大物かもしれない手術になりました。
大統領の息子を助けるため、昔は行っていたとはいえ驚きの手段を駆使して救命します。
ケニアで学んだお陰もあってか相手が大物なくらいでは動じなくなっていますね。 -
模擬診療の試験とでもいうのでしょうか、義明が患者の診察を行う巻です。
試験とは関係なく真剣に診察を行い不謹慎ですが都合よく病気を見つけるという展開はなるほどと唸らされます。
上杉の助手としてとはいえここまで本格的に手術を行ったのはもしかして初めてでは? -
刑事ドラマでよく見る法医学の現場を見学する巻です。
義明と伊達、釈と三人で知恵を出し合い解決へ向かいますが、今回はストーリー的には伊達がメイン寄りです。普段から真面目な伊達の覚悟も見た目に似合い魅力的です。
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試験会場での救命行為とバイト先でのお話です。
命を見つめているときの義明の真っ直ぐさはいつ見ても格好良いですね。
バイト先での話は医療エピソードというより人生論が主に感じます。色々な考え方があり面白いですね。 -
命医と比べて一つ一つのエピソードで時間と段階をかけて掘り下げていく感じがあります。
周囲の人間の描写もしっかりしつつ、義明の成長や心情を描いておりこれから本物の医者になっていく過程が楽しめそうです。 -
スラム街への医師派遣としてナイロビへ向かいます。
日本と比べると厳しい環境でどれだけ人命を救えるのか、学生の身でありながら早くも医者としての使命に立ち向かう、今後の試練に期待です。 -
命医の比べると温度差で熱中症になるかと思うギャグ要素の強さです。
ふざけた主人公が医療に対して見せる熱意のギャップが魅力的です。
医学部受験から時間をかけて書く医療漫画ってなかなかない気がします。