大越匡洋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★2012-16の中国★マクロのニュースはどうしても劣化が早い。二期目の習政権の内容がいまでは分かっているため、冒頭の方の共産党の権力争いにかかわるトピックスは答えを知ったミステリーのようになってしまう。
それよりも構造的な話題や個人の経験の方が面白い。地方政府は土地譲渡で歳入の3割を稼ぐのは知らなかった。土地が公有だったからこそ、政府が金を次々と生み出せるのか。それも公務員には安く売りだされるから、官民で差が広がるとは。重慶で取材をしていると、面識のない地元の党宣伝部から携帯にメールが届いたという。本当にそこまで監視されているのか。
歴史なのかマクロ政治なのかミクロの人々の暮らしなのか、描き -
Posted by ブクログ
米中対立
1.技術覇権
2.軍事力
3.イデオロギー 民主主義対専制主義
4.世界秩序 多極主義対一極主義
5.台湾問題 2027年侵攻? 融合発展 恫喝 制脳戦 2035年?
中国 3つの異変
経済(不動産債務) 政治失脚(任命責任なし) 社会相互監視(反スパイ)
多極主義 =衆愚政治 互いに干渉しない
中東 アジアの自立外交と米国覇権主義への対抗 各国への不干渉
一路一帯 対中警戒論 資金力に陰り 貿易額10年で1.7倍
1400対23(中国対台湾の世論)ではなく
ただ一人の意思が14億人の未来を決める
中国の法=支配者の意思 民主国家=法によって権力