【感想・ネタバレ】アフター2024 米中最後の攻防のレビュー

あらすじ

台湾有事はあるか?
トランプは復活するか?
習近平は権力を維持できるか?
――米中の現地特派員が、双方の視点から2024年以後の世界を描き出す。

世界は、この現実から逃れられない。


2024年11月の米大統領選。
新体制による対中政策の路線変更があれば、世界秩序へのインパクトははかりしれない。

米中対立の最前線である台湾では、2032年までを担う新体制が決まる。

さらに、2024年には世界各国で重要選挙があり、欧米から中東にまで広がった戦火の行方を大きく左右しかねない。

2024年から始まる「アフター2024」。
それは米中両大国の「最後の攻防」であるとともに、世界が新たな秩序を探る激動の揺籃期となる可能性を秘めている。

本書は、日経のワシントン支局長と中国総局長が、米中双方の視点から解説し、今後の動向を読み解く材料を提示する。
往復書簡形式のニューズレター「米中Round Trip」からの抜粋も交え、多面的な視点で考察する。

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Posted by ブクログ

日経新聞の在米の記者と在北京の記者による米中関係の解説本になります。
ワシントンからの視点、北京からの視点によって、現在の米中関係がより立体的に理解出来る内容と思います。

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

米中対立
1.技術覇権 
2.軍事力 
3.イデオロギー 民主主義対専制主義 
4.世界秩序   多極主義対一極主義
5.台湾問題   2027年侵攻? 融合発展 恫喝 制脳戦 2035年?

中国 3つの異変
 経済(不動産債務) 政治失脚(任命責任なし) 社会相互監視(反スパイ)

多極主義 =衆愚政治 互いに干渉しない
 中東 アジアの自立外交と米国覇権主義への対抗 各国への不干渉
 一路一帯 対中警戒論 資金力に陰り  貿易額10年で1.7倍

1400対23(中国対台湾の世論)ではなく
 ただ一人の意思が14億人の未来を決める
 中国の法=支配者の意思  民主国家=法によって権力の横暴を縛る

若者の失業率21.3%(2023年発表) 新卒学生 1158万人(2023年)
 格差社会 →共同富裕 →ゼロコロナで停止

アメリカの理想主義 
 排除の理論 →中国陣営へ  大国の利益追求=理想の価値へ

中国 国家安全=政治の安全
 インドとの紛争 アメリカのインド支援

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2024年05月22日

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