【感想・ネタバレ】信望なき大国 日本人が知らない「トランプのアメリカ」のレビュー

あらすじ

歴史の修正が始まった。
2025年1月20日夜、第47代アメリカ大統領に返り咲いた共和党のドナルド・トランプは4年ぶりにホワイトハウスの執務室「オーバルオフィス」に席を落ち着けると、その手に握った巨大な権力を無造作に振るった――。

国際経済と安全保障の規律をねじ曲げる「暴君」の帰還は、世界を混乱の渦にたたき落とし、大国としてのアメリカへの信頼を損なっている。

背景にあるのは、アメリカ全体を分断する巨大な遠心力。
一国に2つのアメリカがあるような「冷たい内戦」をもたらすものの正体に、トランプ信者、反トランプ主義者、マイノリティ、不法移民ほか、多数の現場取材から描き出す。
日本には届かない生の声を現地特派員が丹念に拾った渾身のルポルタージュ!


「実際にこの国で暮らす人々の声を集め、彼らが世界をどうとらえ、何を感じ、どう考え、どう行動するか。
その積み重ねの中から、アメリカの全体像に対する理解の解像度を高めようというのが、私がこの本で試みたことだ」
――本文より

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Posted by ブクログ

デマゴーガー ポピュリスト ファシスト

「最近は他人の言葉遣いによって簡単に気分を害する人が多い」

多様性の否定は過度なポリコレへの反動をポピュリストトランプが利用しただけ 思想は無い

等々
今の日本というか世界に当てはまる言葉多数
そして何故そうなっているのか
もちろんそれは原因の一つに過ぎないかもしれないが、ああそうだったのか と腑に落ちる事が多く書かれている

来年 あるいは次の大統領選が終わった時に再読したい

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2025年07月14日

Posted by ブクログ

2021年4月から米国担当になった日経の現支局長の著書

トランプ氏が再選されるまでの約4年が相当し、2024年の大統領選に向けての記述はなかなか興味深い。

トランプ氏、困った人だなぁと思う方なら合点がいくことが多いんじゃないか。

一方、中国には投資したくないという思いを新たにした本でもあった。

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2025年08月15日

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