渡辺多恵子のレビュー一覧
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主に沖田の縁者と御陵衛士の諸々と近藤さん旗本にーの3本立て。
沖田の縁者のエピソードが、なるほどそうくるかという。わたしはけっこう好き。しかし、ますます着地点がわからなくなった。セイの存在は最後どう落とし前つけるんだろう。
御陵衛士は前巻に続き、風光るの平助はわかーいなー。新撰組を抜けて、ますます勤皇思想に染まっていくでもなく、張り切るでもなく、ただ無邪気に新しい環境を楽しんでいるような。
伊東を慕っている描写しかみられなけど、このまま油小路を迎えると思うと平助が可哀そうすぎると思うのは、平助に幻想抱きすぎだろうか。せめて自分の志に殉じる、という部分が垣間見えればよいのだけれど。
新撰組内も時代も沖田の咳も、どんどん不穏な雰囲気になっていくのに、神谷と沖田の仲は加速していくかんじがもう…。お上手だなあ。儚いものが好きだ。 -
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ネタバレ小学館系のコミックスはほとんど買わないため、チェック漏れで31巻を買い忘れたまま購読してしまいました。…ので、最初は「あれ?」となったのですが、雰囲気や説明から、何があったかはおおよそ見当がついた為、気にせず読めました。相変わらず、丁寧に描かれています。(明日、31巻探してきます…)
物語としては、伊東氏が御陵衛士を立ち上げてすぐ位…知っている人間からすれば、油小路の変へと歩み寄り、緊迫していく頃……なのですが、まだそこまで切羽詰った状態でもなく。
恋愛指数は上がり気味で、だからこそ切なく思えるのは、今後の歴史的な展開を憂うせいでしょうか?
一部、暗躍している人間もいますが、きな臭さが恋愛色の強さで紛らわされているような、そうでもないような?
……その辺りのバランスが絶妙というか、ある意味そういう風に意図を持って描かれてるんだろうなと、感心してみたり。
最初はウザいだけだった中村も、最近は憎めないキャラとしてそこそこ愛着が出てきたので、死なないでくれるといいなと思うのですが、どうなるのでしょうか?
今後の展開から目を離せません! -
Posted by ブクログ
ネタバレ時間がない時に出る新刊。息抜きと称して感想まで書いてしまう私…。いいじゃない好きなんだもの! なまじ史実を知っているだけに、連載ものに多い「続き気になる~!!」感は薄い。薄いものの、「沖田縁者」の墓のくだりとか、五郎の…うん、諸々の経緯とか、本当に上手いこと繋げるな~と思ってしまうのでした。何年もかけて伏線回収って、すごいなあ…。山田風太郎とかもそうだけど、歴史を下敷きにして物語作るのってどうしても「敵」が多くなりそうなものだけど、そういう作品の作者さんっていつも実に楽しそうでエネルギッシュ。だから読んでてとても気持ちいい。ほいでもって今巻は土方さんの「やったな近藤さん!!」の表情が素敵すぎました。次巻も楽しみ!