福地翼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本誌掲載からアプリに移籍して打ち切りとなった作品。
ワンピース超人系の能力者みたいな人たちが異形の巨大怪物と戦う漫画…かと思いきや怪物との戦闘は少な目で、人と人とのバトルの方がメイン。能力バトル漫画を得意とする作者なので、知恵を絞ったバトルは相変わらず面白い。言うなればすごーーくライトなジョジョやハンターみたいな。
打ち切りなので当然だけど、天使との戦いだったりマグのあれこれだったりが深掘りされなかったのは残念。登場人物も結構使い捨てというか、見せ場が本当にいくつかずつ。チート開発者と、嘘発見器がちょっとやりすぎなくらい。
福地翼作品は好きで一通り読んでいるが、この方の作品の特徴として悪人が少ないことが挙げられる。作者自身がかなりいい人なんだろうか、敵側にもそれなりに正当化される理由があって、ただやり方が極端だったりするケースがほとんど。
そんな作風なので、ネットの評価にもあったが、「シリアス展開、ネガティブな世界観」がどうも合わない感じがした。 -
無料版購入済み
詰めが甘い
サンデーでは常連のマンガ家の、比較的新しい(2014~2019年連載)作品。
まず絵は、あまりうまくない。
妙にほのぼのしたタッチはそれなりに味があるが、軽く描いているようで深みが感じられない。
軸となる流れは、まあよくあるタイプのもの。
ただ、ジャンプ系にありがちな「能力に妙な名前を付ける」「どんどん後付けの設定が出てくる」というものではない点は好感が持てる。
ただ、ストーリーが全体的に詰めが甘い印象。
そもそもこの能力、パラレルワールドを創造するものであり、「救われるのは時間軸を戻した主人公のみ」ではないか?
タイムリープ系のこの矛盾をどう説明するのか、そこをはっきりさせて欲しい。
(ちなみに、東リベも同様の矛盾あり。リゼロあたりではその矛盾を突いたストーリー展開もあった)
また、いくつか「池に戻れそうにない状況」でやり直しを繰り返している点も気になる。
「やられると言っても殴られる程度。殺されたり、再起不能になることはなく、後で解放されるので池に行ける」ということなんだろうか?
この、「殴るだけ」という描写もどうにも甘い。
一番最初は実際に骨が折れるレベルであり、殺されかけていたのだが、その後は(覚めない眠りを除けば)ゆるゆる。
仮に殺されるリスクがあるなら、本人が、それも池から離れた場所で戦うのは無謀でしかないだろう。
こういう細かいところがいろいろ気になってしまう。
「少年マンガなんだから、そんなこと気にするな」というものなのかもしれないが、だとすれば逆に何でもアリになってしまうしなあ。 -
Posted by ブクログ
『うえきの法則』『タッコク』の福地 翼の最新作です。
代表作『うえきの法則』に似た能力バトル。
地底から地上へ出てきた”マジン(間人)”と呼ばれる種族の主人公ルチルが地上を征服するために、人間の弱点を見つけ出すという任務を受けて人間の家庭に紛れ込んでスパイ活動をしながら人間のを学んでいく主人公。
マジン達は自分たちよりも「人間の方が圧倒的に強い」と思い込んでいて(もちろんマジンの方が強い)、そのギャップにクスリとさせられます。
バトル・友情モノが好きな方には楽しんでもらえると思います。
前半は主人公が人間の家庭に打ち解けていくストーリー中心ですが展開が早く、巻末から次巻にかけて主人公以外のマジンとの戦闘があり、バトル漫画の色が濃くなってきます。
もうちょっと学校生活とか読みたかったな。
現在休載中。(2013年6月) -
Posted by ブクログ
ネタバレ勢いとか、変わった能力バトルで工夫が見られるのはいいけど、全体的にかなり粗い。
絵が粗い。勢いがあるともいえるけど、女子キャラの肩幅が広すぎるのが気になる。
せっかくの能力バトルなのに主人公だけ天界人というのもチート臭い。修業の努力も省かれてとんとん拍子にレベルアップしちゃうし、実際のところピンチがあまりない。結局もらった才よりも神器ばっかりで戦ってる。
動機づけがすべて仲間のためにっていうのは伝わりやすくはあるけど、それで必ず強くなるのは、ワンパターンで飽きる。
そもそも中学生なのにみんな強すぎる。
植木春子の伏線はどこ行った。
いろいろとツッコミどころが多い。