ロバート・プールのレビュー一覧
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ネタバレ読むのには時間が少しかかったが、具体例が多数取り上げられており、大変わかりやすくかつ専門性が高い内容で満足度が高かった。
以下は個人メモとして印象に残った内容をかいつまんで記載している。
・ある一定レベルで成長が止まってしまう人と成長し続ける人の違いが「目的のある練習」を意識できているか否か。
・限界的練習をする際には、細部に至るまでの心的イメージ(どういう状態になりたいか)を持つことが重要。
・もちろん練習に時間を多くかけることは大前提必要。短時間でプロフェッショナルになるという方法ではない。
・知識ではなく実践。ロープレ、ディスカッションなどインタラクティブな要素を取り込む設計が大切。
・導者が見つからないときは3つのFを意識。フォーカス(集中)、フィードバック、フィックス。
・各分野における最先端の人は「自力で上達していく能力」に長けている。常に心的イメージに磨きをかけ、自身のパフォーマンスをモニタリングして改善点に気付き、そことのギャップを埋める取り組みをする
・子供に何かを習わせる時最初の半年とかは体格差やIQの高さで差が出るがそれはいずれ埋まる。最初が良いからとチヤホヤされることもあるが限界的練習を継続的に行うことでいずれ追い抜くことは可能 -
Posted by ブクログ
超一流になるには、才能なのか努力なのか。
本書での結論は、努力である。
天才と言われいる、モーツアルト。
生まれてすぐに、天才的な才能で、努力無しに成功をおさめたというのは、誤り。
モーツアルトも、音楽家だった父から、幼少期より厳しい指導を受けた。そのことにより、才能を開花させた。努力こそが、すべて。
チェスの世界においてもしかり。
IQ高い人は、最初は物覚えが早く、上手くなるのも早い。しかし、それで成功できるか、というとそうではない。
あくまで、その後の努力が大切。トッププレーヤーは、決してIQが高い人だけではない。
最後に、何らかの一つの分野で、専門性を磨くことの大切さを説いている。
いわゆる、一つの分野を究めると、他の分野を磨く上でもやり方を応用できる。
本書は、超一流は努力から生まれることを、説いた本。
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Posted by ブクログ
スポーツだけでなく、仕事や習い事・趣味にまで
応用できる考え方でした、
限界的練習が大事だとわかっていても、
いつも何となく、自分に無理のない範囲で練習をしてしまうのはなぜか?
それを明らかにすることも大事だなあと感じました。
大抵自分の場合だと、
・やった事実で満足感を得ようとしてる
勉強やトレーニングに入る前、何も考えずに開始することがほとんど。
→練習前:今日はこの時間で、~ができるようになる
とか、~を重点的に取り組むとか超短期の目標を設定する
→練習後:何ができるようになったのか⁇
何が身に就いたのか⁇
トレーニング・勉強の振り返りをする
これらを意識するだけでも大分変化がありそう
よし、実践あるのみ! -
Posted by ブクログ
ネタバレフォトリーディング&高速リーディング。のちに熟読。表題の答えは、超一流になるには「限界的訓練しかない」という事。たとえ才能の遺伝子があったとしても、著者によるとそれは音を聞く事が好きな遺伝子が楽器に触れる機会を与えたり、色に興味を抱かせる遺伝子が絵画に触れる機会を与える、というきっかけを生むだけで、誰もが訓練によって超一流になり得るとの事。
この手の本では自己評価最高は星四つなのであるが、それを越えた感動(私的)があったので星五つとする。
限界的訓練とは、意図的訓練の先を行く自己の限界を破り(コンフォートゾーンを脱し)ホメオタシス(心身の持つ恒常性維持機構)をずらす訓練。意図的訓練とはだらだらと繰り返さず、何をしているのかを意識する訓練。多くの人がなんの分野でも、この意図的訓練さえできていないらしい。それゆえにほとんど努力が無駄になる。
最後の章で著者は心的イメージの重要性を述べ、教育はその心的イメージを付けさせる訓練をするべきだと述べる。
要するに、どんなエキスパートになるにしてもその完成形を自分に当てはめ、限界的訓練をし続けると、超一流になれるという事。 -
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『PEAK 超一流になるのは才能か努力か?』は、『日々のたゆまぬ努力>先天的な資質』という方程式が成立するのだということを、これでもかというほどの事例を添えて主張する。しかも、『正しい努力の仕方』とは汎用的、普遍的に、あらゆる分野、世代にとって共通に効果があるらしい。これは凄い。
著者のアンダース・エリクソンによれば、いわゆる”超一流”と呼ばれる人々は『心的イメージ』という高度な情報処理能力を脳内に構築している可能性があるとのこと。その上で、そこそこの上達ならば、誰でも達成できるものの、抜きん出たトップレベルに到達するには『コンフォートゾーン』から脱して、『限界的練習』に挑む必要があるらしい。
本書で説明される『心的イメージ』とはちょっと理解が難しい気もするが、ダニエル・カーネマンの名著『ファスト&スロー』で紹介される、ファストな思考、”システム1”とも通じた、”直感的にどうすればよいかを判断できる力”と言えば良いだろうか。例えば、将棋の名人は、盤面を「点(駒)」ではなく、これまでの経験に基づいた「文脈(ストーリー)」として読み取っているため一瞬の記憶が可能になるというが、超一流はそのようなファストな思考を、かなり精度の高いレベルで駆使できるのだという。
さらに本書では、このようなレベルに到達する為に有効な”3つのF”が紹介されている。つまり『Focus(集中した練習)』『Feedback(適切な指導者による指導)』『Fix(指導を受けてのミスの修正)』である。これは、判りやすい。(実際に出来る自信はないけれど)
まとめると、
① 「才能」は持って生まれた資質にのみ決定される訳ではなく、3つのFを駆使した、”限界的練習”により後天的に伸ばすことができる
② 従い、超一流を目指すための条件は、”限界的練習”を継続できることである
ということになる。
さきほど「ファスト&スロー」を持ち出したが、本書が主張する内容は、私がこれまで読んできた様々な心理学の書籍と共通する部分もあり、かなり納得している。
ほぼ、同様の主張になるが、私なりに言い換えると次のような理解になる。
① 超一流は、高度なパターン認識能力によって瞬間的に適切な判断が出来る
② 日々の訓練→実践→反省→修正というPDCAの継続により、徐々に高度なパターン認識能力が身につけられる
「能力はいかに向上されるのか」というテーマにはメチャクチャ興味を惹かれる。本書は、その問いに対して非常に科学的なアプローチで答えを提示してくれるだけでなく、「年齢を重ねたとしても挑戦は可能である」というメッセージにも大変、勇気づけられる。
この点の本にありがちな、事例紹介がクドすぎて、途中から同じ主張の繰り返しと感じるようになってしまい、途中の疲労感をマイナス要素にしてしまったが、能力開発に興味のある方ならば、必読の一冊であると思う。 -
Posted by ブクログ
超一流になるのは才能か努力か
・限界的練習とは、はっきりと定義された具体目標がある。
長期の目標に対しては細かく細分化してスモールステップで進める、うまくなりたいといった漠然とした目標を具体的目標に変える。
コンフォートゾーンから抜け出すには負荷をひたすら高めていく。ちょっときついくらい。
・心的イメージとは、ビジュアライズのこと、セルフイメージもここに当てはまる。心的イメージを高めるには、努力失敗ふたたび挑戦という作業をする必要がある。
練習も意識して集中して行う
・わずかでも自分が上達していることがわかるサインを貯めておく。
限界的練習を仕事にも活用していこうと思う。 -
Posted by ブクログ
0 どんな本?
一流と言われる能力は後天的な努力の蓄積である
事を説明する本。どの様な努力が必要かを教えてく
れる本。
1 何で読んだの?
(1) 努力の仕方を知りたいから。
(2) 子育てに活かしたいから。
(3) 日々の成長計画に活かすtodoを得たい。
2 構 成
序終章を含め全11章構成。330頁。
「絶対音感は生まれつき?」から始まり、「限界的練習で社会が変わる。」と結ぶ。
3 著者の問題提起
一流と言われる能力は先天的なものか?努力では
獲得できないのか?
4 命題に至った理由
能力の獲得専門に研究している著者の研究の末の
知見。努力で一流になれるのでは?
5 著者の解
どんな分野でも一流になるのに遺伝的な差は無
い。限界的練習の積み重ねが後天的に能力を獲得で
きる方法である。
6 重要な語句・文
(1) 目的のある練習
(2) 限界的練習
(3) 心的イメージ
(4) 集中
(5) 睡眠
(6) フィードバック
(7) フィックス
(8) 時間は短い方が良い
(9) コンフォートゾーン
(10) 同じ経験意味がない。
7 感 想
読んでいて自分の計画を作りたいと思った。1番刺さったのは限界的練習。人に勧めるなら同じ練習は意味がない事。深く知りたい事はフィードバックの仕方。タイトルの疑問形はピッタリだと感じた。
8 todo
(1) 限界的練習を趣味の計画に反映
ア 今ある技術の側面、一歩先を練習する。
イ フィードバックをする。具体的な目標にする。
(2) 子育てに活かす。
ア 学問の汎用性、楽しさを日々説く。みせる。
イ 具体的な目標を示す。持たせる。