ロバート・プールのレビュー一覧

  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    何か(通常、高い)目標に向かって努力しているとき、「自分には才能があるのだろうか」という問いは必ず浮かぶ。
    本書では、トップレベルに到達するには生まれつき備わっている資質が重要なのか、後天的に努力で得るものが重要なのかを実例や文献等を用いて述べている。

    2014年に刊行された『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?(デイヴィッド エプスタイン著、早川書房)』が遺伝子とスポーツ能力に着目していたのに対し、こちらは各分野で過去に「天才」と呼ばれた人たちの幼少期の訓練や、トップレベルに到達した人たちがどんな練習をどれだけ行ってきたのかを調査し考察している。

    いくぶん「結論ありき」で論述しているような向

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    2020年12月28日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    「生まれつきの才能」など存在せず、適切な訓練によって脳や身体の適応性をだれでも引出すことが可能だと説く。行動遺伝学の「知能は遺伝する」という説と真っ向から対立する研究結果を示している。
    老眼改善トレーニングによって、目そのものの変化はなく脳が画像を鮮明にしたという話が面白い。
    10000時間の法則はライバルが10000時間トレーニングしているからという主張が腑に落ちた。

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    2017年10月23日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    ネタバレ

    認知心理学の傑作として先日読んだむつみ先生の著書で紹介されていた。

    生まれつきの天才などいなくて、モーツァルトも天才ホッケー選手も、天才ピアニストも、みな努力の賜物。
    大成している人は、他の人よりも練習量が多く、飽きない(というか継続の工夫)をしている、という研究結果の紹介と、多くの分野でスキルを向上させるための普遍的なやり方が紹介されていた。
    曰く
    ①その時々のレベルに合わせた声掛け(初めのころはやる気を出させるために褒めるとか)、レベルが上がってきたころ(=おそらく、高いレベルに届いている自己肯定感、さらなる高みを目指そうという心理状態)にはより高いレベルの集団に入れて厳しいレベルの研鑽

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    2025年11月23日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    限界的練習
    ・コンフォートゾーンから抜け出る
    ・具体的目標
    ・集中
    ・心的イメージ

    継続が継続を可能にする

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    2025年11月03日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    限界的練習の重要性を解く。ただし、「限界的練習とは何か」への解が書中に散らばっているので、一気に理解したい人には、少し難儀。

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    2024年09月07日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    結論からいうと努力が大事。ただし、ただ時間をかければ良いのではなく、限界的練習が必要。
    先天的な才能と言われた絶対音感なども後天的な練習で身につく。

    ・訓練によって新たな脳の回路を構築できる

    ・目的のある目標
    具体的目標がある
    集中して行う
    フィードバックが不可欠
    コンフォートゾーンから飛び出す(それまで出来なかっことに挑戦する)

    ・エキスパートには心的イメージがある

    ・練習に膨大な時間を費やさなければ並外れた能力は手に入らない
    ベルリン芸術大学のバイオリニストをSランク(のちにソリストになるレベル)、Aランク(その次のレベル)、Bランク(ソリストコースに落ち教員コース)に分け、18歳

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    2024年02月23日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    努力の大切さを解説した本。また、正しい努力(本の中では限界的練習と表現)の仕方が書かれている。感覚的には当たり前だけど、ちゃんと証明してみましたって感じ。

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    2020年10月10日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    練習がどのように新たな能力の習得あるいは向上に結びつくかを解明することを研究して調査をまとめた内容です。

    本書によると、タイトルに対する答えは「努力」だそうです。
    新たな能力の習得や向上に結びつく練習法は、「限界的練習」という方法です。
    「コンフォートゾーン」、すなわち「居心地のいい場所」から飛び出すことが重要。それを適切で具体的フィードバック(先生の指導だったり、数値で示せる何か)を受けながら繰り返す。

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    2018年12月30日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    誰にだって何にでもなれるチャンスがある.
    やみくもに頑張るだけではだめで,正しい努力を続けることが重要.

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    2018年11月07日
  • 超一流になるのは才能か努力か?

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    コンフォートゾーンから一歩進んでストレッチゾーンでトレーニングしたらひとは成長できるという限界的練習理論。
    普段の日常業務を振り返ると結構コンフォートゾーンの中で立ち回っていて、なかなか成長しないことがよくわかる。
    人財育成に導入するには、最大公約数のストレッチゾーンをカバーする課題設定が必要だが、その課題は誰がどのように準備するのか?というところが課題になるだろうと思う。
    一人ひとりに合わせたテストをつくるにも工数かかるし、でも何だかんだ言ってまずはテストに導入するのが一番無難な気がする。

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    2018年02月05日