御永真幸のレビュー一覧
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秘め侯爵から入って最初の作品のこっちも。
あ、私、この作家好きだ(笑)
ちゃんと裏付け取ってあるし、筆が乗っている。多分、すごく楽しく書いたんじゃないかなぁ。作家が気持ちよさそうに書いている。歴史とか、悲恋とか好きな人は必携。そうじゃなくても、多分この作者の書く人物は、どことなく、ふんわり苦いんだ...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりにラノベを読んだ。
秘め侯爵さんが、ただの可愛いヒロインで終わらないところが良い。こういう話だったら、もっと読みたい。Posted by ブクログ -
男装ものが好きなので、読んでみました。
男装ヒロインが王位に固執する理由がちょっと弱いかな?と思ったのと。
ヒーローが王位を目指す理由が、ヒロインと結婚するためだけ…っていうのが、ちょっと…と思ってしまいました。
でも、おおむね面白かったです。
男装ものの小説がもっと増えることを期待します。Posted by ブクログ -
シリーズ3巻目。鉱物研究の話で新キャラのシャロンとオリヴィエをメインに話が進んでいきます。ユーフェミアは結構出てきますが、ヴィンセントの出番はほとんどないですね(笑)けど、ラストで幸せそうだからいいんじゃないでしょうかww完結とも取れるし、続刊が出そうな感じもするし、とりあえず続きが出たら買おうと思...続きを読むPosted by ブクログ
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シリーズ2巻目。
初恋相手のユーフェミアにベタ惚れのヴィンセントが男装女王ユーフェミアを口説き落とし結婚し早1ヶ月。仲睦まじく王国の共同統治に臨む2人の前に行方不明だった元王子ガウェインが帰ってくる。彼の帰還がユフィとヴィンスの2人に嵐をもたらすことになる。その上、レイジエルドを訪れた「氷の王女」と...続きを読むPosted by ブクログ -
面白かった……と思う。
ただ、名前がなぁ……。某アニメと主要人物三名がかぶるのはどうかと思う。偶然だと思いたいが、主要人物でかぶると微妙な気分になる。Posted by ブクログ -
男としてヴィンセントと友情を築きたいユフィと、そんなユフィを女性として好きで彼女を振り向かせたくて堪らないヴィンセントとのずれた掛け合いが可笑しい。ヴィンセントが1人でヤキモキしている様子とか。
でも、ユフィが女だって骨格とかでバレるんじゃないの?とか思ったり。
健気で一途なヴィンセントを読んでいて...続きを読むPosted by ブクログ -
革命前夜のパリ。高級娼婦のジャンヌと身分を偽った死刑執行人、シャルルの許されざる許されるざる恋の行方は──。
硬派な少女小説。この固さは好みでした。
表題作はページ数が少なく、駆け足な感じでしたので、いまひとつ感情移入できず……。同時収録の二作目はフランス背景がしっかり書かれていて、脇役も魅力的...続きを読むPosted by ブクログ -
フランス革命時代のお話。
<無音の哀戀歌>
死刑執行人のシャルルと高級娼婦のジャンヌのお話。
ジャンヌ側ではなく、シャルル側から話が書かれていて、たまにはこういうのも好きです。
シャルルが自分の仕事が人に嫌われる仕事であることから、ジャンヌのことを思って別れたのに、結局最後は王宮に上がったジャン...続きを読むPosted by ブクログ -
11年8月刊
2010年度ノベル大賞佳作受賞作。
死刑執行人と娼婦の恋、という骨太なテーマのお話。
受賞作を本誌で読んだときは、なんか物足りない感じを受けたけど、続編はよかった。
フランス革命の中での死刑、生きること死ぬことの重み、革命家の気持ち、死刑執行人という家に生まれたことも革命で変えたかった...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルから、もろに私好み。哀しい戀の歌で、さよなら私の最愛なんて、悲恋オーラが漂っていて素敵。
内容もすごく楽しめたけれど、当時の革命期のことをもっと詳しく書いてあれば、よかったかな。Posted by ブクログ -
そういえば、元王位継承者ガウェインが忘れられていたなぁって思っていたら、早々に出てきました。タイトルの「氷の王女」というのは、ガウェインのお相手の隣国の王女様ナターシャのことでした。
主役二人が一緒にいられる時間が少なかったのは残念でしたが、ガウェインとナターシャがうまくいけばいいなぁって思うくら...続きを読むPosted by ブクログ -
シエラ公爵家の跡取り男子として育てられたユフィと、対立するクロヴナー公爵家のヴィンセント。ヴィンセントは早々にユフィが女性と知り、しかも自分の初恋の相手と知りますけど、そこは黙って男のふりをしているユフィにつきあってます。
ユフィが嫌々男を演じているのではなく、納得して男になっているので、嫌な感じ...続きを読むPosted by ブクログ