角田和将のレビュー一覧
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速読の効用について述べた本。著者は速読の大会で日本一を獲得したことがある。問題解決や自己成長を目的とした読書の効果を高めることに主眼を置いて書かれている。速読の方法についても述べてあるが、なぜ速読した方がいいか、速読でどのような効果があるかといったことがポイント。スピードや読める本の量を求めるものではない。資格取得などにも有効。
自身の仕事においても、情報の取捨選択や全体像を速くつかむことが重要になっている。細部に入り込んで時間を浪費しないように心がけたい。
以下、備忘録。
■速読の効用
・遅くじっくり読んでも内容は忘れるため、速く何度も読んだほうが良い
・集中力が鍛えられる
・概観をつ -
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ネタバレ一回遅く読んでも覚えられないなら、早く読んだ方がいい。
この言葉がこの本を物語っている。
もちろん、早く読むだけで、アウトプットを怠って良いわけではない。速読法だけでなく、記憶定着の方法も記載されている良本。
読んだ目的
・速読法を学ぶ
・「東大読書」との比較
読書メモ
序章
・一回遅く読んでも覚えられないなら、早く読んだ方がいい
→遅く丁寧には理解、早くは情報量が増える
一章
・イメージを増やす
→イメージしやすい本を選ぶ
・文章の内容を覚えることではなく、自己成長につながる行動イメージをつかむきっかけ
・見て理解する癖
→音楽をかけながら
二章
・覚えるより読みきる
→集 -
Posted by ブクログ
情報収集力を磨き、情報の質と量を高めると、自己実現の確率とスピードがアップするという。
この手の話を聞くたび、速読を習得して、できることを増やしていきたいと強く思う。
本を読むときには、必ず3回は読もうとすること、1回目は早く見て瞬間的に考えるの繰り返しをトレーニングとして行うこと、が大事だという。
また、速読の3原則として、①見る幅を広げる、②瞬間認識、③次に読む箇所への視点移動があるそうだ。これにより、①文字を見るスピードを上げる、②一度に見る文字数を増やす、③従来レベルで文字を認識する、の3点が達成され、速読が可能になるようだ。
私は最近、速読教室に通っているが、これと似通ったト -
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他の速読本や読書本と共通点(締切効果を使う、理解しようとせずまずは全部読み切り、繰り返し読むことを意識など)あったが、否定しているような内容もあり(書き込んだり折ったりするな、目的をはっきりしてから読まなくていいなど)。
本×環境×経験をさっと説明した内容の本。
覚えようとして読むのではなく、探そうとして読む、自己成長につながる行動イメージをつかむきっかけをえるようにすることを説明してくれた。
しっかり一文字一文字読むような今までの読書の癖を変えていきたいと思った。今はひとつひとつ理解すべき、覚えるべきが勝ってる。いまは理解せず進んだ部分、別のこと考えて意識が抜けていた部分を何回も読み返してる -
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速読について興味があり手に取ってみました。速読のノウハウについて書かれていました。ただ予想以上に速く読むことを推奨されており、普段と真逆のことをするのに少し戸惑いました。
ただ数冊速読を進めていくにつれ、本書の推奨する読書法の本質を知ることができました。
本書は熟読し1回読むするよりも、速読し3回読み返す方が頭に入ってき易い。1回読むだけでは覚えきれないでしょ?ということを伝えていたが一理あるなという感想はもちました。
答えを知るには何度も繰り返しが必要で、試験や資格勉強の際に自分で速読を自然とやっているなと思いました。
熟読が悪いかと言われるとそうではなくて、感じながらだったり気づきを得な -
Posted by ブクログ
速読の講師として活動する著者が短時間で記憶に残る速読法について書いた一冊。
本書を読んで、ただ漠然と読むのではなく「本✖️環境✖️経験」という掛け算を行うことで読書の効用をより上げる事ができることを知ることができました。
ただ本を読むだけでなく、音読をしないこと、アクションを起こすこと、一言一句を追わずに全体を眺めながらイメージを膨らませることや時間を区切ることなど少し工夫を加えることでより理解の深まる読書法を学ぶ事ができました。
そんな本書の中でも寝る前と起きた時に読み返すことで記憶に残りやすいというのは新しい発見でした。
本書を読んで知識を行動に結びつけて読んだことを自分に反映させる