安藤達朗のレビュー一覧

  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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     妖怪やら神社の本を読むにあたって、少し日本史を勉強し直さなければならないなと思い、この本を手に取りました。特に江戸時代に入るまでのところを勉強したかったので、この本はもっこいでした。読みやすく分かりやすいため、遠い昔、学生の頃に存在していたなら読みたかったなと思います。

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    2024年11月17日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    【感想】
    「日本史の教科書」第2弾。江戸時代中盤から終盤、明治、大正、昭和の日本史が掲載している1冊。

    本当に、良くも悪くも「ただの教科書」なので、面白味やストーリー性は皆無なのだが、客観的な歴史書としては本当に役に立つ1冊だと思う。
    一切の主観を挟まず、少なくとも現在における一切の曇りもない真実のみが綴られていて、歴史小説などと比べても信憑性は抜群だ。
    (勿論、その分面白味は抜群に低いが。。。)

    また、江戸終盤からは近代に近い外交が始まるため、この1冊で同じタイムゾーンの諸外国の状況も読めた。
    日本が何故侵略される事なく明治維新を成し遂げる事が出来たのか、維新後どのように世界に進出してい

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    2019年05月14日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    【感想】
    良くも悪くも、「日本史の教科書」という一言に尽きる1冊だった。
    ツラツラと何のストーリー性もなく編纂されており、日本史の流れを色んな側面から眺め、学ぶには非常に役立つ1冊だと思う
    個人的には、文章だけでなくもう少しその文化に関する作品などの「画」を入れてほしかったな~とも思えたが・・・
    あと、江戸時代中期までしか掲載がなく、江戸時代終盤~明治・大正・昭和・平成に至るまでの日本史も掲載して欲しかったなと思った。
    最近そちらの歴史について若干おろそかなので・・・・・
    (調べたところ、続編として「近世・現世版」もあるようですね!次回はコチラを読んでみよう!!)

    面白味は一切ないが、余すこ

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    2019年03月18日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    大和王権の時代から、徳川幕府の始まりの辺りまでを、通史として一気に勉強するという目的で編纂されています。個々の時代については、出来事と背景について学ぶことで、それが次の時代にどのようにつながっていったのかを理解することができます。こういった歴史の学び方は今までになく、一通りの日本史の流れについて、すっきりと整理できた満足感を持つことが出来ました。ただ骨太のため、読むのにほぼ1年かかりました。今なら、日本史で大きな革命が、大化の改新と明治維新であったことが納得できます。
    この本で、日本史を通して学び、その知識の背景のもと、各時代の中身を勉強すると非常に強いと思います。昨年流行した応仁の乱について

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    2018年05月21日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    大河ドラマ、時代劇、新書等では、物足りない感じになったオッさんの私には、体系的に近現代史を学べた良書。教科書だから当たり前か。

    とくに、財閥の役割を文明開化、GHQによる財閥解体までの流れは、経済環境を踏まえて著述され理解しやすかった。
    後半は、政治経済分野に歩み寄っていくので、経済に関する基礎知識にもなり、再読間違いない。

    宣伝文句にある、新書100冊分の価値は、伊達じゃない。

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    2016年09月01日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    読み応えがあり、予定より読み終えるのに時間がかかってしまった。流し読みするにはボリュームがあるが、前巻から通読しだいたいの歴史の流れを頭に入れることができた。
    本書はあまり授業では習うことのない近代史が充実していて、信を問うための解散総選挙は明治維新以降、特に戦前頃からよくある手法なのだな、とか、第二次世界大戦をファシズムから発生したグローバルの流れとして捉えるのか、とか、新たな気づきがあったり
    特定のスタンスを取らず、ただ新たな知識はベースとしつつ、各種報道を見ていきたいと思う。

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    2016年08月14日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    日本史を通史で読んでみようと思って手に取りました。一般教養は自国や諸外国の今の状況を正しく理解するのに必要の感じたという、ファッション的な動機で手に取りましたが、学び直しのいい機会になったと感じています。
    本書は一般教養の範囲にとどまってはいますが、かなり踏み込んで記載されていますので、苦手な時代の捉え直しや、さらにはよく知っている時代の学び直しにも効果が大きいと思います。
    よくわかってなかった南北朝時代や、応仁の乱以降戦国時代に入るまでの時期が補われたのと、時系列と出来事を追え、理解を深められたと思います。

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    2016年06月19日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    本書は「いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編」を読み終えたあとに読むことをおすすめします。

    時代は江戸時代後期から現代まで。

    列強諸国が日本に大きな影響を与えるこの時代だからこそ、各国の時代背景を解説している本書は、なぜそうなったのかを理解するために非常に有用です。

    歴史は苦手ですが、本書は上記の理由から暗記ではなく理解でき学びを楽しむことができます。読み終えたあとにもう一周読んでしまうくらい素晴らしい本です。

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    2023年11月11日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    歴史が苦手だったため、再学習のためと教養のために購入。

    古代から江戸時代までの日本史を通して学ぶことができる。

    教科書的な話だけではなく、各時代の文化、世界情勢と絡めた日本の分析、また、複数の学説、明らかになっていない点の補足などは物事を深く理解するのに重要である。

    何より、こういった学び方をすれば歴史を楽しく学ぶことができると感じた。

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    2023年07月29日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    文字どおりいっきに学び直すのに最適でした。
    学生運動とはなんだったのか、まだ理解が及んでいないので、他の本で勉強してみたい。

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    2022年05月09日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    歴史小説や、歴史的な事件の概説書を読む上での補助テキストとして、
    使っています。こういうテキストは、長く使うもので、よっしゃー、頭から読み通す!
    的なものではないと思います。その都度、その都度、
    この用語って、どういう意味かとか、この時の天皇って誰だっけ、
    関連人物は誰か?など、簡単な疑問に、かなりの精度で答えてくれます。

    受験勉強に役立つどうかは、わかりませんが、社会人になって、
    少なくない人は、「歴史を改めて勉強したいと思いました」というフレーズを、
    どこかで言った記憶があると思います。私の場合は、歴史的な事件を調べていくと、
    どうしても、体系的な知識を身に着けたいなと思いに駆られ、この

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    2019年12月02日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    近代編と同様、一気通貫のわかりやすさで縄文時代~江戸時代までを辿る。

    律令制や荘園ってなに、っていうのが初めてワカタヨ(←コラコラ)。

    しかし、天皇家、貴族や武士などの支配階級が骨肉相食む権力争いを繰り広げ、一方オレらみたいな市井の者は上でなにをやっているかわかりもせず、ただひたすらに搾取されて来た歴史・・・と思うとかなり寝覚めが悪いのである。落ち着いて眠れる生活、幸せな人生って、歴史の上にあったのかな・・・。

    腹の立つこと、胸くその悪いことは今の時代にも多いけれど、一応平和だし、比較的落ち着いていることを思えば、しっかり維持する努力をしなきゃね、と思った。

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    2019年08月19日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    もともとは受験向けの参考書なんだそうだ。それをかの佐藤優さんが激賞し、監修・再版した本ということらしい。

    ポイントは、一人の著者が書いた「通史」であって全体の流れが一気通貫で俯瞰できること。これを縦軸とすると、各トピックの外の出来事との関連性、つまり横軸がわかること。このタテヨコの軸が、なんとか史観とかのバイアスをさほど気にしなくていい、客観的な視点で書かれていること。だと思う。

    こういう本を読めば(一度でもいいし、何度でも身になるまで読めばなおよさそう)、確かにスタンダードができようというものである。起こったことのからくりがわかり、それが今につながり、未来を考えるよすがになる。

    この近

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    2019年04月08日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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     先日の電通女性社員の過労自殺のはなしから。

     女性の進出!地位向上!を叫ぶ連中は、
     ついに女性も男性社員と同じく過労自殺する時代だと証明された!これぞ男女平等の現れ!と喜べばいいじゃないか。
     都合が悪くなると黙り込むのがむかつく。必要なのは働きたい人が働けることと、人権尊重なのに、そんな声は上がらない。

     一億総活躍社会、女性に移民に高齢者にと労働者人口を増やすことで労働生産量を補おうとしているが、
     労働生産量=一人当たりの生産能力×労働者だ。増やすべきは前者だろう。

     本書によると1899(明治32)年の工場労働者数45万人のうち65%が婦人労働者だった。日清戦争後も依然として

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    2016年11月11日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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     日本史が通しで説明されているから分かりやすい。
     
     特に理系にとっては歴史を本気で勉強することなかったから知らない(覚えていない?)ことだらけなのを自覚した。

     そして、歴史は似た事象を繰り返す、ということが読み取れる。

     特にそれを強く思ったのが、古代大和政権の朝鮮半島経営について。

    大和政権は朝鮮半島の任那にて半島経営をしていました。
     ↓
    唐新羅連合軍に白村江の戦いでボコされて撤退
     ↓
    唐文化にかぶれて仏教伝来
     ↓
    やっぱ和の心大事だよね。日本文化が花開く

     なんか明治維新後から現在に続く日本そのままじゃね?
     唐新羅連合軍がアメリカに、和歌やかなの平安文化がクールジャパ

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    2016年11月05日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    頑張って読み切りました。
    最後の佐藤さんのコメントで読み切る=教養つけるには体力勝負とあり、なるほどと思った次第。

    もっと大人向けのわかりやすい歴史指南書だと思って購入しましたが、ガチ教科書なんですね。
    でも…これ我が家の高校生が読み切れるかは疑問。

    良い勉強になりました。
    もう少し写真や挿絵があるとメリハリつけて読めそうです。

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    2025年11月14日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    まさに学び直す。読書というよりは教科書を読み返した感覚に近い。高校生の時はほとんど覚えていたことが抜け落ちていることに、悲しくなったが学び直しの良い機会と楽しく読み終えることができた。

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    2021年05月05日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    日本人として把握しておくべき日本史が解説されている。受験参考書を基に再構成されているので、読み切るのはなかなかやり甲斐がある。

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    2020年11月15日
  • いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編

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    ネタバレ

    図表が適切に挿入されていてわかりやすい。勢力関係・家系などは特に図で見た方が頭に入る。

    解説も、基本は教科書のような事実を述べていくのだが、権力争いの展開など、コトの変遷や人物の狙い・思わくに対する解説が丁寧に感じる。
    また、歴史書はそれを作る人物の史観が入るので注意、などという記述も従来の教科書にはあまりないように思う。これらは大学での日本史記述問題で問われそうなポイントで、そこをしっかり押さえた本書はさすがである。
    ただ、当然ながら記述には粗密があり、ここをあっさり流してしまうのか、と個人的に残念なところがあった。

    巻末の対談が気持ち悪い。本当に最前線のエリートパーソンはあんな会話をし

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    2019年12月24日
  • いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

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    ネタバレ

    この一冊だけで歴史の教科書より分厚いのではないだろうか。特に明治~現代って授業ではざっと流すだけだったから、こんな色々あったのかと思った。諸外国の状況と合わせて日本史を理解しないといかんのだなあと思った。いつかまた精読したいとこだけど…。自分のような歴史オンチには、ある程度の流れをつかむのに大層役立つ本だった

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    2017年12月25日