糸森環のレビュー一覧
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ『恋とはなんて罪深い。守護天使さえも身勝手な幸福のなかに堕としてしまう。同胞よ、お前も私のように、恋をするだろうか?ああ、するがいいよ。きっと一生が変わる。生きる喜び、触れ合うことの素晴らしさ、惜しみない思いやり……心は動く。迸るように、動き出すだろう……』
内容紹介です。
「ぼくはあなただけを守る魔物なんですから」
神魔を使役し《名もなき悪魔》の名を書に記す朔使。人と獣の姿を持つ美しき神魔アガルと契約したレジナは、朔使となる試験を兼ねた調査のため、雪に閉ざされた小国ユピルスに向かうことに…。悪魔の調査のはずが、宮廷を探索中についた嘘から、王女の身代わりをすることになってしまい――!?
一 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『だからわたし、幸せになれなくていい。皆が死なずに幸せでいられるほうがいい。でも、時々、一緒にいたい』
『……俺、ちょっと口付けていい、お嬢さん』
内容紹介です。
「あなたは特別。契約して差し上げる」
悪魔の名を記した書を複製する森玄使であるレジナ。ある日、彼女は教会内で美しい獣型の高位の魔物を召喚してしまう。慌てて自室に獣を匿うけれど、聖祭の《神の花嫁》候補が悪魔に襲われる事件が発生!
レジナは囮役として花嫁の身代わりをすることに――。そんな中、彼女の危機に美青年に姿を変えた獣が契約を迫ってきて…!?一途な魔物と乙女が織りなす、悪魔召喚ラブファンタジー!
って、悪魔召喚ラブファンタジー -
-
Posted by ブクログ
主人公をすきになれるかどうかで評価がまっぷたつに割れそうなお話。
いやだいやだばっかり言ってる頭弱い系ヒロインとそれをむんずとつかんで振り回してるつもりがよくみると振り回されてるヒーローの話、と思いながら読んでいます。
ヒロインはいやだいやだ言いつつも、現実を見ていないというわけでもなく、よくわからないことに思い当たったときに目の前のことをすべて否定してしまう感じは自分にも心当たりがあるのでわからなくもない。理解は遅いながらも、どうにかこうにか自分の気持ちを誤魔化しながらでも、最終的に前に進もうとはするので、読めなくはないと思ってます。
個人的に好きなタイプのヒロインでないことは事実なんです -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ2巻目。
今回の舞台は雪に閉ざされた国。そこで朔使の試験として「名もなき悪魔」のことを調べることになったレジナは契約神魔のアガルと、先輩朔使のヴィネトとその国を訪れていた。
レジナ、今回は王女の身代わりですか。前回は花嫁。次も身代わりで罪を擦り付けられるのかしら?だとしたら不憫だなぁ。
今回のテーマは「悪魔と人間(天使?)の恋」最初は憎んでた相手にも100年の愛を捧げられると心が揺らぐのでしょうね。アガルはレジナへ1000年の愛を捧げるらしい。彼の愛は深い。てかレジナだけしか見えていない盲目ぶり(笑)神魔の契約主への愛というか執着はすごいね。リウ様ちょっと可哀想。でも彼はそれを受け入 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2巻目。
登場人物が多いので、ちょっと誰だっけ?って登場人物紹介に何度か戻りましたけど、名前しかないので、記憶が微妙。
前半は、珍しく途中で眠くなって寝ちゃいました。
相変わらずな話し方と猪突猛進系の知夏でしたが、この巻でもその本領を発揮してます。椰真ちゃんや佐基が止めてるのにきかないで突っ張り続けて、最後には佐基を失っちゃいました。
朝日さんも知夏に対する態度が微妙だなって思っていたら、「緋宮」を愛する人で、「緋宮」らしさを常に知夏に突きつけてます。コワイ。
滸楽の王もあっさり人型で出て来て、彼にそっくりな帝も動きが怪しいし、この先どうなっちゃうんだろうってところです。
あと、大事な -
-
Posted by ブクログ
待望の書き下ろしー!
ペーパー欲しさに滅多に近づきたくない某所まで足を運びました。
が。
中盤くらいまですごい読みづらい。
ついでに肝心のメインヒーローさんが好きになれない。
作家の好きに書くのと編集さんが入るのとの違いなのかどうかは
判りませんが、とにかく前半読みづらいこと。
もっとヒーローとのふれあい描写あっても、乙女は怒らないと思うのよ…。
一冊の体裁に纏め上げるためだろうけど、登場人物わさわさしてる割に出番が微妙すぎる。
正直、メインヒーローよりヤマちゃんとか美獣様とかのがよっぽどいけめんじゃないかね…
もちろん個々のキャラは好きだし、面白くなる予感もするけど、
一巻でこれだ -