松尾恭子のレビュー一覧
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最初は、事実の羅列が多かったので、このままいくのかな〜面白いのかな〜と半信半疑だったが、後半はなかなか面白かった。
それにしても、こんな取り組みがあったとは…
やはり「知」は武器になるんだね…
Posted by ブクログ -
ナチスは1億本の焚書をし、アメリカは1億4千万の本を戦地に送った。国の前に人がいる。民主主義、人権の国だと改めて認識される。戦時中、アメリカでの、戦勝図書運動、戦時図書審議会、出版業界、陸海軍、海兵隊、上下議会などが侃々諤々協議し兵隊文庫を戦地に送り届け続けたことが詳細に書かれてます。また、兵隊文庫...続きを読むPosted by ブクログ
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本は武器である。1億冊の本を焚書したナチス・ドイツ。かたや1億4千万冊の本を兵士に送ったアメリカ。娯楽の少ない兵士たちの支えとなった兵士用ペーパーバックに焦点をあてた感動のノンフィクション。
第二次世界大戦中の秘話を発掘した作品。戦中から戦後の復員まで、スケールの大きな図書作戦。
訳者によると、...続きを読むPosted by ブクログ -
第二次大戦中のアメリカの図書作戦についての
ノンフィクションでした。
第二次大戦で ドイツが本を燃やしたという事って習った記憶がないので そのような事があったとはと とてもびっくりしました。
なんて 愚かな事をしてしまったのだろう~~
とはいえ 当時のヒトラー政権では ヒトラーに逆らうことなど出...続きを読むPosted by ブクログ -
一際目を引く表紙から始まり、著者が読み手を
ヴィクトリア朝…女性が清潔に生きるには
過酷な時代ににいざなってくれます。
まず服を着て、それからトイレ。お風呂にダイエット、
化粧に結婚生活、などなど。
第2章の内容が衝撃的でヴィクトリア朝時代を
「こんなきれいな服を着ているけど実は…。」と
見る目...続きを読むPosted by ブクログ -
▼かなり以前に読んで、その時に感想を書きそびれたもの。
▼もうだいぶ忘れてしまいましたが、とにかく第一次世界大戦だったか第二次だったか、前線の兵士の慰めに、いわゆる文庫サイズの小説本が大変に人気だった、ということ。まあ確かに、恐ろしいまでに「待機」の時間が長いでしょうからね・・・。Posted by ブクログ -
面白かったです。ヴィクトリア朝の女性の下半身事情や、優雅に見えて不衛生極まりない生活など、着目点が良かった。
風刺や皮肉めいた語り口調は読み始めは面白かったものの半ばからヒートアップしていき、実に下品でいちいち突っかかって子供みたいな皮肉をぶちまけているので、すこしうんざりしてきて疲れました。Posted by ブクログ -
皮肉に富んだ文書が面白い。
実生活として不快なことは多いよね
アメリカでもこの年代をヴィクトリア朝ということ
が一番の発見。Posted by ブクログ -
ヴィクトリア時代のイギリス小説を読んだりすることから、予備知識のためということで手に取ってみた。
主に風俗・性に関わる内容が多く、正史では語られない側面に触れることができた点はよかった。
ただ、文体がややクセがある。
主人公が19世紀のイギリスにタイムトリップしたという設定で、女性案内人がエスコ...続きを読むPosted by ブクログ -
19世紀後半英米の女性の性生活、みたいなの。知らない情報も多いのだが、なんか面白おかしくしようとした書き方が微妙。Posted by ブクログ