ヒロシのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ソロキャンプ初体験の人と対話する形で書かれた、ソロキャンプの入門書。
キャンプうんぬんの前に、自然と触れ合うため、まずは近くの川に行って缶コーヒーを飲んでみたらいい。そこからすべてが始まる。
キャンプといっても、別にキャンプ道具を1から買い揃える必要はない。調理器具は家にあるカセットコンロとフライパンを持っていけばいいし、イスも家にある折りたたみ椅子でいいし、食材も半額セールの肉を焼いたり、お惣菜を温めて食べればいい。
キャンプ道具が欲しくなっても、高価なものを買う必要はなくて、100均のキャンプ道具で足りるならそれで充分。
そんなことが書かれた、ソロキャンプのすすめ。
ソロキャンプ -
Posted by ブクログ
キャプは子供の頃に行ったきり。好きだが一人でやる気はなく、誰かを誘ってまでやる気もなし。まさかブームが起きるとは思わなかった。今後も行くことはないと思うが、それなりに興味はあったので読んでみた。
キャンプ道具の解説と彼の個人的見解がメインだが、彼のキャンプに対する考え方も織り込まれて書かれている。ソロキャンと言いつつ、キャンプ仲間がいる。一人で行きたい時は一人で行き、常に一人で行くわけではないという、こういった他人との距離の取り方は理想ですね。
キャンプ道具やキャンプそのものより、この本を読んで、芸人ヒロシはこういう人だったのかと見解を新たにしました。何だかんだいって完全に消えてしまうわけでも -
Posted by ブクログ
失礼ながら、15年前くらいのエンタの神様で「ヒロシです...」で見て以来、全く見なくなったことすら覚えてなかった。
のだが、ドラマのゆるキャン△でゲスト出演してるのに、えっ、なんでヒロシが!?と思ったら、ソロキャンの世界で有名なのを知りませんでした。
ネガティブ芸人ヒロシのソロキャンについて。
ひたすら、一人で焚火をしたい。
誰にも見つからずにキャンプをしたい。
ファンなら、むしろ見つけても声を掛けないで欲しい。
非常に分かる。
共感しかない。
キャンプ(野宿含む)は非常に個人的な行為であるゆえ、むしろ多人数でBBQしてるウェイ勢とは絶対に相容れることはない。
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Posted by ブクログ
一発屋芸人からソロキャンプのユーチューバーへ転身。結婚もせず、恋人も友人もいないひとり暮らし。芸能活動のための会社も社員は自分ひとり。徹底したひとりだけの人生を送る著者が現在の生活について過去やノウハウ、目標、日常を語る。
華々しくユーチューバーとしてブレイクしたように見える著者の第2の人生だが、その原因は幸運だけじゃない。相性が合わないお笑いとテレビを離れた著者はホームレスに自分が重なる恐怖に耐え、ジタバタと様々な仕事に手を出した。その中で唯一モノになったのがソロキャンプのユーチューブチャンネルだった。コツコツと努力を積み上げ、多くの失敗の末の成功だったのだ。そして、タイトル通り「ひとりで -
Posted by ブクログ
ネタバレ一人で生きていくことについての方法やメリットが書かれており、すでに知っているしやっていると思ったのだが実際の生活を振り返ると家族がいるし、過去も同じアパートに友達がたくさん住んでいたりと孤独に生活したことがほとんどなかった。孤独気分でいながらほぼ孤独を味わうことなく、孤独のいいところどりをしていたことが判明し、申し訳ない気分になる。
ただ、幼い子どもと一緒に過ごすことの楽しさや、面倒ながらも充実した気分があることをヒロシさんに伝えたい。しかし、どんなに言葉を尽くしてもやってみないと本当のところは絶対に伝わらないだろうから無理だと思う。 -
Posted by ブクログ
芸人としてではなく、ソロキャンプyoutuberとしての経験を元にしたヒロシのアドバイス本。
好きなことだけで生きていくというと、夢ばかりを見て、現実の生活を無視する、無責任な印象があるが、この本には今の仕事を即辞めて好きなことをやれ、とは書いていない。
好きなことをやらないと続かないから、好きなことを探そう。やっても苦痛にならない好きなことはなかなか見つからないから、色々なことをやろう。ということが書いてある。
好きなことじゃなくてもお金になることをすればいい、好きなことじゃなくたって難なくやれる、そういう生き方が上手い人は、この本の読者層として想定されていない気がする。
好きでは -
Posted by ブクログ
エッセイってある意味、自分のありのままをさらけ出すものだと思っている。
(勿論、すべてをさらけ出すという訳ではないけれど)
この本で、ヒロシさんは結構な範囲の“ありのまま”をさらけ出してくれているような気がしてならない。
本書の至る所に「一発屋」や「TVの世界からドロップアウト」といった表現が見られる。
ヒロシさんにとってはネガティヴな要素をここまで自ら触れることができるのは、それだけ今が充実していて、他人が計り知れない泥水をすするような経験を乗り越えてきた強さがあるからだと思った。
とても共感できる点が多かった。特に“デリカシーのない社会の同調圧力に屈する必要はない”という言葉にはとても勇気