一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュートのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
よくこの手の、「こういう考え方をすると良いんだよ」「こういうマインドセットを」みたいな本は、「でもそれが出来なくてやり方がわかんなくて困ってるんだよ」というもどかしい思いで読んでいる人も多いと思われる。
この本はそういった人たちへの処方箋、やり方を示した本だと思われる。マインドフルネスの優れた入門書であると同時に、おそらく仏教の「入門の入門」書にもなっているかもしれない。とはいえあくまでマインドフルネスにフォーカスした本なので、意識しなければ仏教の方へ深入りすることもないだろう。
ともかくこの本は神!繰り返し読んで身に付けたい技能がみっちり書いてある。
あ、これは繰り返し読むぞ!という意思 -
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購入済み
分量はかなりありますが
読むのに時間はかかったものの、最後まで読みたいと思わせる本。
Googleのエンジニアによるマインドフルネス(瞑想)の書籍であるため、ともすればスピリチュアルになりがちだと思われる当該分野の様々な方法論を、実に客観的、かつ、可能な限り丁寧に記載しているため、実践してみよう、実生活に応用してみようと思わせる。
その分、ボリュームはかなりなものですが、節ごとに休み休み読んでも十分頭に入ってくる内容だとも思いました。 -
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Posted by ブクログ
一言で感想を言うと、もっと若いときに読むべきだった。
本書では、瞑想などのトレーニングの科学的な効果、Googleの社内研修での実践について紹介している。
それらのトレーニングを通して、EQ(情動的知能)を高めることで人生に好影響を得ることが出来るとする。
瞑想というからにはお寺のお坊さんのように座禅を組み、何時間もじっとしているのを想像していた。
しかし、本書で紹介されているのは誰でもすぐに真似できるトレーニングで、すぐに試してみることが出来る。
仕事の隙間時間にする事も出来るので、頭を切り替えたい時などにも重宝しそうだ。
瞑想により、集中力を上げセルフモチベーションを高める事が出来、さらに -
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Posted by ブクログ
非常に面白い本だ。
インターネットに出ているマインドフルネスに関する情報が、色々と詰まっている。ブログを書いている人たちは、この本から引用しているのではないか。
一番重要だと感じたのは、呼吸に集中すること。
マインドフルネスの定義は、色々とあるが、今この瞬間に能動的な注意を向けること、もしくは能動的に意識すること。そのトリガーとして、呼吸に意識を向けるわけだ。
マインドフルネスの反対語はマインドワンダリング。これは気持ちがどこか外に向かって漂っていることを示す。
ボディースキャンについても触れられている。これは自分の体をスキャンする方法だ。これによって自分の情動がどこにあるかを観察すること -
Posted by ブクログ
ジョークと具体例の中にポイントが紛れていることがおおくやや冗長で読みづらかった。
何回も読まないと実践できないくらいのTIPがたくさん。
まずは簡単な瞑想から習慣化スタート。
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・幸せとは心のデフォルト設定
・情動は心ではなく体に現れる(呼吸や汗、肩のこわばり)
・注意とメタ注意
・エンジニアでさえ求められる能力のほとんどはEQ(ナイスガイが一位になる!)
・優秀なのはポジティブで穏やかで達成基準と意欲が高く社交的
・EQ=情動的能力→自己認識→情動の自覚(情動と影響/正確な自己査定(長所と限界)/自信(価値と能力の実感)
・山のようにおだやかで隙がなく座り、思考の流れをただ眺めlet -
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Posted by ブクログ
最終的にはEQ(心の知能指数)を高める事が目的のプログラムだが、体と同じように1つを鍛え続けても体全体が強くなるわけではない。
その鍛える部位がある程度分類され章立てされ、それに応じたエクササイズが各章で2,3ずつ紹介されている。
個人としては冗長に感じる面もあったが、こういう場面で弱い面があるならこのエクササイズで鍛える、またその場面に出くわしたらこうする、などのエピソードがエクササイズの前後にあったりする。
エクササイズは、何秒まって、次は何を想像するなど、具体的。
また、かなりの数が紹介されているので瞑想のバリエーションを増やしたいとき、こういった場面でどうもうまくいかない、といった時 -