土塚理弘のレビュー一覧
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再読時登録。最終章・バニ学編突入。
あとがきの「美少女剣道コメディー」ではなく「おっさん成長マンガ」であるとの言はまさにこの作品の魅力の大きなところを占めるのだが、バニ学編に当たって今まで登場していなかったおっさんが急に増えるのでやや呑み込みにくい部分が出てくる。室江中の面々がコジローを含めて殆ど登場せずにバニ学編の導入のためのTV関係者のキャラ性を深める回が異様に連続するため連載物としても正直苦しい部分があったのではと思わずにはいられない。室江の面々を描きながら進めることは出来れば尚良かったのではないか。
その分か室江勢の中学時代を描く特別編が収録されているのはありがたい。それぞれの個性的な -
Posted by ブクログ
堂々完結。終盤にタマちゃん無双がなかったのは意外だったけど、コジロー先生が主役だったのを考えると納得の構成。男性陣が徹底的にはぶられたのも、榊さんと戦ったのがタマちゃんじゃなかったのも、あとがきを読んで納得しました。
リョーコちゃんの事情説明(好感度回復)イベントもきっちり挟んであるし、コジロー先生のコンプレックス描写が続いたので「来るぞ来るぞ」と思っていたら案の定来てすっきり。こういうとこ外さない作家さんだよなあ。
考えてみれば、清村くんと杉小路くんもしぶとく続いてるし、マテリアルパズルも厳密には完結してないし、意外にも初の完結作品? 清村くんと杉小路くんがああだったので、ふり返ってみ