土塚理弘のレビュー一覧
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購入済み
テンション上がってきたぜー!!
土塚先生の最高傑作再始動!
派手なバトルも、成長していくキャラたちを見るのも熱い。土塚先生の男心をくすぐるネーミングセンスも顕在。これから楽しみでしかない! -
Posted by ブクログ
うーむ、この作品も全2巻なのか・・・・・・
ラブでもなく、スクールでもなく、ホームでもない、シンプルなコメディ漫画としての質がかなり高く、単行本が出るのをかなり楽しみにしていたんだが実に残念だ
しかし、その分、2巻の威力は前巻より上がっているな、と私は感じた
どの話も爆笑必死だが、個人的に薦めたいのは、レベルが違い過ぎるイケメンと、非イケメンの絶望的、死ぬほど努力しようが、桁違いの金を積もうが、神○に頼もうが覆りようのない格差を描いた『二ノ宮くんとピザ』、頼んでもいないのに私ら読み手のツッコミスキルをガッツンガッツン、それこそ、銀○の新、いや、メガネ君レベルまで叩き上げてくれる『二ノ宮くんと地 -
Posted by ブクログ
笑い転げるほど、理屈抜きの面白さがある訳じゃない
けど、個人的には満点
画が巧い、テンポがいい、オチがキレてる、とコメディ漫画に必要な三拍子が揃い、なおかつ、その力関係のバランスが整っている
ちょっと適した言い方ではないかも知れないが、頭のイイ人間が考えたコメディだなー、と思った。もちろん、これは皮肉などでなく、褒めているので、あしからず
変顔のインパクトや、大声でギャグを叫んだり、品のない下ネタで一周回った面白さで、読み手を笑わせる作品、それはそれでアリだが、今イチ、好きになれない
『B.B.JOKER』や『一人で生きるもん!!』、『春になるとウズウズしちゃう』のような練ったネタや言葉戯びの -
Posted by ブクログ
再読時登録。最終話とエピローグの二本からなる最終巻。ギャグ的な面が目立つ作品ながらこの結末に纏められたテーマ性は非常に美しく感動的。ウラとエリナの試合に影響を受けた珠姫がどう自分の答えを見つけていくのかという過程が非常に細かく描かれている。そのための他人との会話は演出・内容ともに素晴らしく、導き出される結論には深く納得させられることと思う。この手法の結果メインである珠姫だけでなく他のメンバーの変化も同時に描き出せているのも良い。更に主人公といえるコジローの結末としても珠姫の結論が非常に感動的に仕上がっている。
そのような最終話だけでも素晴らしいがエピローグもまた最終話を深める形で巧く練られてい -
Posted by ブクログ
再読時登録。珠姫対エリナからエリナ対ウラという熱い二試合の詰まった巻。試合描写に非常に力を入れているのでそれだけでも非常に楽しめるのだが、ドラマ性としてこの作品が今まで築いてきたものが徹底的に集約されているので凄まじく魅力的な巻に仕上がっている。
珠姫対エリナの試合という正当でさわやかな試合が繰り広げられる裏側でウラがとんでもない悪鬼として活動する対比から始まってウラがその試合に足を止めてエリナのウラへの思いが迸る試合へと繋がる流れがまず綺麗。エリナのバックボーンは今巻で急に出てくるため、普通はあまり好ましくない手法だが、今までのアイドルとしてのキャラを描いていたのが巧く噛み合っていて逆に魅力 -
Posted by ブクログ
再読時登録。巻の大半を占めるブラックデュランのストーリーと榊ウラが剣を捨てた理由。その異色さも相まって非常に印章的な巻として仕上がっている。榊父と寺本監督のおっさん二人のやり取り・描写にもこだわっており、なんとも劇的なウラとの接触が楽しい。しっかりタマちゃんの趣味と対比させた結果としてのその意外な理由がもの凄いホラー的な勢いで描かれている様は必見。
東が剣道部に入った理由の一つでもあるテスト勉強の話が特別編として収録されているのも見所。シンプルな作りながら良い雰囲気の話として仕上がっているし、オチも忘れていない。
なおキリノのコジローへの態度がこの辺りから非常に目立ってくる。他の生徒とはなんと