浜野稚子のレビュー一覧

  • 野菜ソムリエ農家の赤井さん

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    目標がないことがコンプレックスだったモモ。大学に入ってから料理に目覚めたのを切っ掛けに、赤井のところで働くことになる。モモは自分が流されてきたことが嫌みたいだけど、違う言い方をすれば素直なんだろうな。と思う。赤井の失礼な態度に腹を立てていても、ちゃんとやらなくちゃいけないことをやろうとするし。ぽんぽんと言いたいことを言い合っている2人を見て、なんだか元気になれる本だった。

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    2020年07月30日
  • レストラン・タブリエの幸せマリアージュ ~シャルドネと涙のオマールエビ~

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    二人の女子のレストランお仕事系のお話。 最初タイトルみたときは、ゆるふわ系なのかな?って思ったけど、職場の上司とのガチバトルや決して甘いことばかりじゃない恋愛模様など、リアル系で好感が持てた。文体も読みやすくて好き。

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    2019年01月21日
  • 野菜ソムリエ農家の赤井さん

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    ネタバレ

    初読み作家さん。単純にタイトルと内容が気になって読み始めた。
    赤井さんの一部の言動(ミノルへの態度とか)にはイライラしてたけど口は悪いけど優しい感じがいいな...最後らへんはキュンキュンしながら読んでた。農家の仕事の苦労や野菜ソムリエの仕事の面白さも知れたし、おいしそうなナス料理に舌鼓。ただ中島さんが痛い目に遭わないまま終わったのはぱっとしないな。

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    2023年11月12日
  • 横浜・神戸であった泣ける話

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    12人の作家による12篇のオムニバスストーリー!
    横浜と神戸…遠く離れた土地でも似たような景色なのかなと思いました!

    山下公園でかつての曾祖母の婚約者のひ孫と偶然会ったり…
    阪神・淡路大震災がきっかけで出会った両親の話…
    結婚式での新婦父親からの昔話で、両親の意外な過去を知ったり…
    横浜と神戸のすれ違い遠距離恋愛…
    どの物語も感動でした!
    読み終わると、横浜と神戸に行きたくなります!

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    2023年01月27日
  • 野菜ソムリエ農家の赤井さん

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    ネタバレ

    見た目は色黒でガタイもよく超絶俺様なイケメンだけど、作中で一生懸命になっているのはナス。
    ナスとイケメンというだけでもギャップあるなと思っていたところに、お酒に弱いという弱点が付与されたら最強になった。
    酔った時の甘えたさんと普段の俺様とのギャップが酷すぎて可愛い。
    覚えていないと宣ってはいたが、あの反応を見る限り酔って主人公の女子大生にやらかしたことを覚えてそうな雰囲気ではあった。
    それが証拠にその後の彼女に対する態度に軟化が見られた。
    寧ろアプローチ始めたくらいだった。

    主人公の女子大生が料理に関する職業に就きたいと行動したら何故か農業をやり出すという、お前方向性大丈夫か? と心配にはな

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    2020年03月21日
  • 仏師伊織と物語る像

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    心に傷をおった引きこもりと綺麗な顔のやはりこちらも心に傷をおった仏師のお話。傷の原因は傷の原因はあることから逃げてしまったことという点では一緒か。
    おばあさんとの関係がちゃんと修復できたのかなと引きこもりのこがこれからちゃんと自立できるのかが気になる。
    あとストーカーの執着が怖すぎた。人目を引く容貌というのも大変だ。

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    2024年08月31日
  • 仏師伊織と物語る像

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    ネタバレ

    いい意味で生々しいというか、読んでいてエグい話が多かった。
    遠慮がないというか。
    特に終盤の話は主役二人のトラウマが一気に襲いかかるのと、ガチものの命の危機の展開もあって、読んでいて辛いやらハラハラするやら、読む側の情緒も不安定になった。
    無事に切り抜けられて本当に良かった。

    序盤は麿夢の炬燵を問答無用で捨てやがった伊織に好感触が抱けなかったものの、彼は彼で苦労性であり、トラウマ持ちであるという。
    だから後半では彼の強引さはあまり気にならなくなった。
    寧ろ仏や仏像に関する蘊蓄が聞けるのが楽しみになるという。
    自分も仏像彫りたくなりました。
    間違いなく彫刻刀で怪我すると思うけれども。

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    2024年08月12日
  • 電車であった泣ける話

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    旅のおともに…と思ったけど
    結局、通勤途中に読みました

    ホームで待っている時
    電車に乗っている時
    色々とリンクして面白かった。

    少しだけ遠くに行ける現実逃避
    私も大好きです

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    2022年03月12日