真壁昭夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書目的
①行動経済学の概略と基礎知識を学ぶ。
②行動経済学の実務への応用例を知る。
前回の書評で挙げた『経済予測脳で人生が変わる!』でも、市場の動きは人間の感情や非合理的な行動によって左右されるため、心理学に基づいて経済の動きを見ることが有効である点が説明されていました。私も、世界経済や潮流を見る上で、行動経済学の知識を身に付けておくことが重要と考えており、入門書としてこの本を手に取りました。
・伝統的経済学理論の限界
伝統的な経済学理論は、『市場は効率的であり、投資家は合理的な判断に基づいて行動する』という考えを前提としている。
しかし近年、伝統的経済学では想定していない例外的事象(ア -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼多数の部署が絡むプロジェクトについて
人間には「内集団バイアス」があり、無意識に自分の所属する組織を過大評価し、それ以外の組織を過小評価する。同じ会社でも、プロジェクトで部署間の対立が起こるのはこれ。背景として、自分の部署のことはよく知っているが、相手の部署の仕事は表面上しかわかっていないため。「自分の部署はこんなに大変、相手の部署はこれができいない」と感じる。
また、「透明性の錯覚」から、人間は自分の意図や考えが相手に伝わっていると錯覚する。自分の頭がクリアであればあるほど、当然伝わっていると勘違いする。その背景には、「知識の呪い」と言われる現象がある。一度知ってしまうと、知らなかった頃の -
Posted by ブクログ
元々心理学が好きで、経済学と心理学を合わせたような分野とされる行動経済学について学びたく本書を読みました。
まずこのシリーズ全般に言えるのではと思いますが、イラストの割合がほとんどなため気合を入れなくてもどんどん読み進められます。
本を読むのが苦手な人でもこの本なら大丈夫かと思いました。
各々の用語の説明はかなり薄めと感じました。
そのため、読み切ったものの行動経済学の基礎を理解したかと聞かれると微妙です。
ただ読み切ること自体の難易度はかなり低く設定されているため、本書は本格的な専門書を読む前の、この分野に興味が持てそうかどうか確かめるために読む本としてはおすすめできるかと思います。
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