三品和広のレビュー一覧
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戦後の保護された時代には政策が機能していたものと理解した。
現在は、政策が機能しているように見えないし(その存在も疑われるが)、通貨政策などは方針も無いように思える。
企業の力も経営者の個性が喪失しているように思える昨今、疑わしい状況である。サラリーマンとしてもひとりひとりの起業家精神が求められる時...続きを読むPosted by ブクログ -
各章の冒頭と、終章"訓戒と指針"さえ読めば伝えたいことは理解。
上場企業1013社の判定結果は生々しすぎて、統計対象の2000年から年をおかないといけなかったのだろう。熟成ワインのような味わい。Posted by ブクログ -
売上が増えれば利益も増える、というわけではない。
むしろ、売上の過度な追求は会社を窮地に追い込みかねない、ということに気づかせてくれた。
最後のまとめにもう少し具体性が欲しかったのと、新規ではなく既存の根幹事業をどうするか?についても語ってほしかった。Posted by ブクログ -
経営戦略の失敗についての本。
179ケースでの日本企業の例を述べている。しかし、内容は全般的に浅く書かれている。Posted by ブクログ -
私が今使っているスーパーは近くの「サミット」というところですが、神戸出身の私は、以前はよく「ダイエー」を使っていました。
私の高校はダイエーの生みの親である中内氏の出身校ということもあり、ダイエーには親しみを感じていましたが、ダイエーが多角化を進めて最後には産業再生機構にお世話になったことは残念でし...続きを読むPosted by ブクログ -
『■どの企業も経営者の手腕によって勝負が決まる。
初期の段階で選択した市場で勝負の大半は決まる。
すなわち市場(立地)の良否を見抜く眼力、目利き力が真価を問う。
もし不毛な立地を選んでしまった場合、
または、ライフサイクルの変化により寿命になってしまった場合、
生き延びるには新規事業(転地)の推...続きを読むPosted by ブクログ -
scrap&buildのイオン、ドミナントのイトーヨーカドー、手を広げすぎたダイエー。結局店舗の成功不成功は店の新しさによるところが大きい、という内容でちょっとせつなくなったけど、軽く読めた割りに非常に面白かった!
イトーヨーカドーの交差比率が長年かなり良かったのも、初めてしった。Posted by ブクログ -
戦略の不全が、日本企業について起こりやすいのは何故か。そして、それに対する打ち手とは。
について書いてある本。
気に入った部分、そうでない部分もろもろあるが、後で記述。Posted by ブクログ -
この本のひとつ前に紹介した「戦略不全の論理」の筆者の編著によるものである。「経営は十年にして成らず」とは、「戦略不全の論理」の中での筆者の主張。この本は、筆者の主張に沿うような、かなり任期の長かった実在の経営者をとりあげて、その経営を紹介している。リコー・花王・キャノン・田辺製薬・GEが実際にこの本...続きを読むPosted by ブクログ