三品和広のレビュー一覧

  • どうする? 日本企業

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    日本企業の問題点をケースを挙げて説明している。成長戦略や多角化経営への疑問を呈している。

    日本が今敵視する中国や韓国も以前の欧米にとっての日本にすぎないと実感した。

    実際のデータや図が多いが、それによってわかりやすくなっているとはいえない気がした。

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    2012年05月28日
  • 戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか

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    戦略の定義、戦略の必要性を説く前半は面白かったが、最後の提言で一気に減速という感じ。結局アメリカになれと言ってるとしか思えない。前半が面白かったので残念。

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    2012年05月25日
  • どうする? 日本企業

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    戦後の保護された時代には政策が機能していたものと理解した。
    現在は、政策が機能しているように見えないし(その存在も疑われるが)、通貨政策などは方針も無いように思える。
    企業の力も経営者の個性が喪失しているように思える昨今、疑わしい状況である。サラリーマンとしてもひとりひとりの起業家精神が求められる時代であると考えるが、それが社会科学的分析を拠りどころとしているようでは実効的に機能することはないのではないかと感じている。

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    2011年12月04日
  • 戦略不全の因果―1013社の明暗はどこでわかれたのか

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    各章の冒頭と、終章"訓戒と指針"さえ読めば伝えたいことは理解。

    上場企業1013社の判定結果は生々しすぎて、統計対象の2000年から年をおかないといけなかったのだろう。熟成ワインのような味わい。

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    2011年11月12日
  • どうする? 日本企業

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    売上が増えれば利益も増える、というわけではない。
    むしろ、売上の過度な追求は会社を窮地に追い込みかねない、ということに気づかせてくれた。

    最後のまとめにもう少し具体性が欲しかったのと、新規ではなく既存の根幹事業をどうするか?についても語ってほしかった。

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    2020年04月29日
  • 戦略暴走―ケース179編から学ぶ経営戦略の落とし穴

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     経営戦略の失敗についての本。
    179ケースでの日本企業の例を述べている。しかし、内容は全般的に浅く書かれている。

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    2011年07月28日
  • 総合スーパーの興亡―ダイエー、ヨーカ堂、ジャスコの戦略

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    私が今使っているスーパーは近くの「サミット」というところですが、神戸出身の私は、以前はよく「ダイエー」を使っていました。
    私の高校はダイエーの生みの親である中内氏の出身校ということもあり、ダイエーには親しみを感じていましたが、ダイエーが多角化を進めて最後には産業再生機構にお世話になったことは残念でした。

    この本は、ダイエーとその競合相手である、ヨーカ堂やジャスコがなぜ同じような道をたどらなかったのか、経営戦略を中心に、それも若い大学のゼミ生達が解説しています。

    診断士の勉強をしたことのある私にとっては、興味の持てる内容が多かったです。特に、経営トップの考え方を理解するために、彼らの生い立ち

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    2011年07月17日
  • 戦略不全の因果―1013社の明暗はどこでわかれたのか

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    『■どの企業も経営者の手腕によって勝負が決まる。

    初期の段階で選択した市場で勝負の大半は決まる。
    すなわち市場(立地)の良否を見抜く眼力、目利き力が真価を問う。

    もし不毛な立地を選んでしまった場合、
    または、ライフサイクルの変化により寿命になってしまった場合、
    生き延びるには新規事業(転地)の推進力が鍵になる。

    すなわち戦略は、競合より立地を見つめることが重要。

    そしてそれが経営者のなすべきことであり、
    立地を見極めるには、見えないものを心眼で見抜く知性と感性が求められる。
    競合の戦いや戦術はライン組織に任せておけばいい。
    この感性は、説明できるものでもなく、わからない人にはわからない

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    2011年06月08日
  • 総合スーパーの興亡―ダイエー、ヨーカ堂、ジャスコの戦略

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    scrap&buildのイオン、ドミナントのイトーヨーカドー、手を広げすぎたダイエー。結局店舗の成功不成功は店の新しさによるところが大きい、という内容でちょっとせつなくなったけど、軽く読めた割りに非常に面白かった!
    イトーヨーカドーの交差比率が長年かなり良かったのも、初めてしった。

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    2011年05月07日
  • 戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか

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    戦略の不全が、日本企業について起こりやすいのは何故か。そして、それに対する打ち手とは。

    について書いてある本。
    気に入った部分、そうでない部分もろもろあるが、後で記述。

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    2011年01月02日
  • 経営は十年にして成らず

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    この本のひとつ前に紹介した「戦略不全の論理」の筆者の編著によるものである。「経営は十年にして成らず」とは、「戦略不全の論理」の中での筆者の主張。この本は、筆者の主張に沿うような、かなり任期の長かった実在の経営者をとりあげて、その経営を紹介している。リコー・花王・キャノン・田辺製薬・GEが実際にこの本で、取り上げられている企業だ。筆者の三品氏が書いているのは、最後のGEのジャック・ウエルチに関するものだけ。これはかなり面白い読み物だったけど、他の4編は、修士論文や博士論文的なレベルと内容のものも混じっていて、いまひとつのものもあった。

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    2011年07月25日