戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか

戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか

3,520円 (税込)

17pt

経営における戦略とは何か。なぜ日本企業では戦略が機能しないのか。戦略のできる経営者をどう育てるか。日本企業の抱える本質的な問題をあぶり出し、解決策を提示する。

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戦略不全の論理―慢性的な低収益の病からどう抜け出すか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年04月27日

    名著です。
    戦略というありふれた言葉を定義しなおし、経営戦略とは何かとその要諦を世に示す内容。
    膨大なデータ調査と分析、事例考察と教養全てを動員して、日本企業の戦略不全の原因(論理)と処方箋(どうすべきか)を導き出した模様。
    経営者、役員クラス、またその人達と接する層、目指す人は絶対読んでほしいです...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月15日

    戦略がなぜうまく実行できないのか?
    それを数値データから読み解く本。戦略とは何かということを考えさせる本。経営戦略の論理と実行のプロセスの整理。

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    Posted by ブクログ 2013年01月06日

    2004年に書かれた経営戦略の本だが、2013年の今読んでも十分勉強になる良書。
    数々の企業の事例や、綿密な調査に基づいた分析・考察がなされており、2004年当時に読んで皆が対策を講じていれば、現状の電機業界の危機的な状況は少しでも回避できていたのではないか思う。そんな簡単なものではないかもしれない...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月17日

    超長期(30年)の視点+データからの分析、という戦略本。

    繰り出されるデータからの示唆が面白い。予想外の日本企業の実情が見えてくる。

    ただ万人向けの本ではないと思う。あまり戦略についての著作などを読んだことのない人には面白くないだろう。読みやすいビジネス本は多いが、そのような本ではなくもう少し硬...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月13日

    開始:20070417、完了:20070417

    神戸大学の三品和広教授による日本の電機・精密機器メーカーの
    戦略不全の様相を説明した本。
    日本企業の戦略がいかに機能していないかを示している。
    もっとも端的に表している指標が売上高営業利益率の推移で、
    それをみれば日本企業は一貫して利益なき拡大を続け...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    非常に優れた経営戦略の書。日本企業がいか収益性を低下させていったかについて戦略不全という立場から述べている。結論に目新しさはないかもしれないが、その分析手法や論の立て方は切れ味抜群であり、非常に参考になる。
     また論を一貫して一つの立場から組み立てており、その論を崩すことはほぼ不可能だが、対抗仮説と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月31日

    日本企業の戦略が有効に機能していなかったという仮説をデータに基づいて検証しようというものだが、
    前半3章までの論証はどうも怪しい。。
    が、4章以降は真面目で有用な議論が進められている。

    以下は各章のまとめと感想。
    概ね良い本だったので、少し丁寧に書く。

    最初は「環境要因を取り除くために超長期で業...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月05日

    職場ボスおすすめ本の1つ。

    日本企業がなぜ米国企業と比べて戦略"不全"になりやすいかを説明した本。
    戦略不全:戦略があるのにそれが機能しない状態を指す
    日本企業と米国企業の大きな違いは、組織構造にあり、
    日本企業は現場が権限を持ち民主主義的な指揮系統なのに対して、
    米国企業はト...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月29日

    ・一般に企業は市場経済の供給を担う部品とみなされるが、市場と企業は実は同じ機能を司る代替的な組織であるという事をコースは看破した。大企業は市場を侵食しているというのである。
    何が違うのか。大企業の中では、指揮を受ける側も指揮を発動する側も、市場経済の原動力たる利己心を少なくとも一時的にサスペンド、ま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年01月05日

     戦略は社長の才覚だ、おしまい。という本だ。要は「事業観」(p.155)とある。「完成度の高い事業観、その一点である」(p.276)。

     「それじゃあ、自分は社長じゃないしなあ。しょうがないよなあ」、となってはつまらない。実は面白い本だ。著者の文章、言葉使いが魅力的だ。

     文章スタイルとしては、...続きを読む

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