濱中淳子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大学生6名の語りから読み解く「大学でどう学ぶか」。
ちくまプリマーにしては歯応えあり。
中学生には、ちょっとキツイかもしれない。
ナラティブな手法を取ると、どうしても「その語りを代表として考えていいんだろうか」と思ってしまう。
結論として「アウェーな場に飛び込むこと」と「教員を活用する(話しかける)こと」が挙げられていた。
ちょっと理想的だなと思いつつ。
でも、自分が大学で「成長」したとするならば、それは確かに教員のおかげだと思う。
それまでの、ある種平均的な学びではなく、とにかく読むことと考えることを求められた。
自分自身にも、それをやってみたいという「知的好奇心」や「レジリエンス -
Posted by ブクログ
6人を例にして、大学での学び方を問うています。
本書の中で
E大学は、エリート大学(関東)
M1大学・M2大学は、中堅大学(関東)
N大学は、ノンエリート大学(関東)としています。
全体を読んで(わたしなりに)おおまかに要旨を書くとすれば、規模の大きいエリート大学では教員と学生との接触が少なく、それによって学問への興味を維持しにくくてサークル活動などに力を注ぎがちになり4年間を無為に過ごしたと振り返る学生が多い、ということでしょうか。
それでいて、学(校)歴のチカラは依然あり(就職活動においていわゆる有名大学は有利)、大学進学後の「学び」の質とは無関係な次元で企業の人事活動が行われてい -
Posted by ブクログ
意外な結果というものはなく、やっぱり灘や開成といったエリート校を出た人は、それなりの職業に就き、そこそこ満足のいく成果を出せているのだなぁと思った。世間の人が期待しているような、ガリ勉をしてきたから、人間関係がうまく築けないということもなさそうです。
ただ、印象的だったのが、「開成は素直な気持ちで生きていける場所です。しかし、一歩外へ出れば、人間関係は嘘とかけ引きの世界ということころがあります。開成で6年間育つと、そうした世界に対応することが難しくなります。」という卒業生の言葉です。確かに、開成くらいになると、みんなそこそこ実力がある生徒ばかりだから、人の足を引っ張ったりする必要もないのだろ