名取芳彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2018年GWの大掃除において部屋の片隅で見つけた本です、読みかけかなと思いましたが、数か月前に読破していた様です。人生50年を過ぎると、数は少ないとはいえ、お世話になった人、一緒に昔遊んでいた人、勉強していた人達が早々と向こうの世界に行かれます。
式に参列していて、同窓会気分を味わうと共に、声はあまり変化がないものの、外見は明らかに変わってきているのを感じます、当然、お互い感じているのだと思います。
そんな私にとって、仕事に直結するビジネス本も良いのですが、はるか昔から読み継がれている(聞き継がれている)般若心経に興味がわいてきました。埋もれることなく引き継がれているので、書かれている内容を自分なりに理解してみようと思い、この本を読みました。今年はいずれ、写経体験もしたいと思っています。
以下は気になったポイントです。
・般若心経には、苦や悩みを「楽」に変え、にっこり笑って人生を送るための沢山のヒントが詰まっている(p2)
・菩薩とは、みずから悟りの境地を目指して修行しながら、世の人々に救いをもたらす仏さま、「観自在」とは、あらゆる面から自在にものごとを観るということ(p16)
・般若とは、仏の叡智をさし、一般に使う知恵や知識と区別して「智慧」とやくされる(p17)
・すべては私たちの都合とおりにならないことを、「一切皆苦」という、仏教でいう「苦」とは、ままにならないこと、その代表が「四苦八苦」(p19、32)
・色(肉体)、受(感覚器官)、想(情報を脳へ伝達するシステム)、行(脳内の情報整理統合システム)、識(思考)の5つの要素で構成されるのが、人間の正体である(p25、62)
・現実をそのまま受け入れる心のやわらかさと、それに自在に対応する心を訓練することで、人生は面白くなる(p29)
・物事が「明らか」にならないと、「諦め」られない(p37)
・空:すべてのものには永遠不変の固有の実体がない、なぜならすべてのものは様々な条件が集まっているだけである(p55)
・今日が一番若いので、何かを始めるなら今日でしょ、確実な今を充実させることで、諸行無常という変化に対応できる(p59)
・人もモノも現象も、さまざまな縁がからみあって今のこの状態にある、という大法則ゆえに今の「私」がある、これを「おかげさまで」という言葉で表してきた。さらに、「有難う」も、空を元にしたうるわしい言葉である(p111)
・知覚器官(六根)を「眼、耳、鼻、舌、身、意」知覚器官が担当する対象「色、声、香、味、触、法」そこから働く、心(六識)を、眼識界等とよぶ(p139)
・一日の時間をどのように振り分けて過ごすかを考えることは、一生をどう過ごすか、という大切なことと同じ(p203)
2018年5月6日作成 -
Posted by ブクログ
実は、ちょっと期待していた内容とは違った(もっとお片付けとか、やることを先延ばししてしまうことの具体的な対処法みたいなことのほうが多いのかと思ってたので^^;)。
でも、目新しい内容はなかったけど、日々ともすると忘れてしまいがちになるようなことを改めて気がつかせてくれるという点では、うなづくことが多かった。
ちょっと説教臭かったり、前に言ってたことと矛盾まで行かないけど少し整合性がとれていないんじゃないかな…と思ってしまう箇所もあったのだけど、やっぱり仏教の教えに基づいて述べられている部分は説得力があった。この本に限らずこれまで読んだどんな分野のどんな本でも同じなのだけど、やはり筆者の専門分野が一番筆もなめらかだし迫力があるので、そういう内容だけお書きになればいいのに…と思うことが多いのだけど、いろいろなことを幅広くカバーしてないと売れないのかなあ…。 -
Posted by ブクログ
イソップの「犬と骨」=他人のものを欲しがらない。モノが欲しくなったら、イソップを思い出す。
人から好かれる、ことを目指すのではなく、人を好きになること、を目指す。
お酒は飲んでいる最中は飲み足らず、飲み終わるといつも飲み過ぎている。
正しい見方は一つとは限らない。
性格は直る。それを修行という。
言葉が人を傷つけることはない。言葉を言ったその人の心が傷つけている。心を磨いておけば、何を言っても大丈夫(心を磨いておけば、心に従って言葉を発しても問題になる発言はしない)。
苦労は必ず報われる。
自分の思い通りにならないことを苦という。望みが少なければ、苦も少ない。
人の勧めたものは自分で考えてから買う。
衝動買いはしない。
流行りものは買わない。
似たものがないか、確かめる。
すぐ使わなければ買わない。
無理して買わない。
なければ困るもの、だけ買う。
安いだけ、では買わない。
限定品は買わない。
置く場所がなければ買わない。
捨てるのは新陳代謝。
持ち物の数、ルールを決める。
安いものをたくさん、ではなく高くてもいいものを少し。
「消費者庁 ネットショッピング」で検索。
お粥の効用。胃腸に負担をかけない。
先送りしたくなったら、これは延期か先送りか、と考える。小水の魚の心。
困難なことはワクワクして行う=楽しみになる。
落ち込んだ時=ジャンプのチャンス。しゃがみこんで、大きく息を吸って、大丈夫と言いながらジャンプする。 -
Posted by ブクログ
読書録「「正しいこと」にとらわれなくても大丈夫」3
著者 名取芳彦
出版 三笠書房
p30より引用
“ 世の中は、努力しても成功しないことの
ほうが多いのです。ですから、「努力すれば
成功する」なんて言葉を鵜呑みにしてはいけ
ません。”
目次から抜粋引用
“ご都合主義をやめれば、心穏やかになる
自分という人間とどうつき合うか
人づき合いを楽しみ、味わうコツ
やわらかい「ものの見方」をしよう
自分を高め続ける行き方を!”
真言宗僧侶である著者による、気持ちを楽
に日々を過ごすための考え方が記された一冊。
自分自身の問題についてから周囲との付き
合いについてまで、わかりやすく平易な文章
で書かれています。
上記の引用は、努力主義についての一節。
高い目標をもって努力することは、大切なこ
とかもしれませんが、そういう気持ちを利用
されて、良いようにお金儲けに付き合わされ
ないようにしたいものですね。
人に無理な努力をさせることで、成り立って
いるビジネスが結構あるのではないかなと思
います。
気持ちがつかれた時などに読むと、何か自
分にいい話が見つかる一冊なのではないかと
思います。
巻末に般若心経が訳文付きで掲載されていま
すので、気持ちを落ち着けたいときように、
傍においておいてもいいのではないでしょう
か。
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