こざわたまこのレビュー一覧

  • 負け逃げ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ある村を舞台に、圧倒的な閉塞感とそこから逃れるために必死なひとびとを描いた連作。
    物語自体はカタルシスもなく、落ちるべきところに収束していくのであまり面白みはない。
    (構造としては、わりとありきたりな一作目から広げてよく収斂させている。収斂させないほうが素敵だったけど)

    ただ解説の重松さんも語るとおり、衝動の濃さは印象的。
    つぎの作品に期待したい。

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    2018年03月29日