ジャグディシュ・N・シースのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
超書 知識とスキルの情報が氾濫する現代において、クライアントから信頼されるプロフェッショナル、アドバイザーとはどういうものかを解説しています。
もっと早く出会いたかった書です。ご一読をお勧めします。
その条件は7つで、各々が独立した章になっています。
①無私と自立
②共感力
③ディープ・ジェネラリスト
④統合力
⑤判断力
⑥信念
⑦誠実さ
印象に残った言葉は以下です。
・明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学問せよ
・クライアントが自分で答えを見つけられるように、引き出す質問をする
・絶えず学ぶ人であり、過去の概念にとらわれない
・共感的になるには他人に興味を持たなければならない -
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Posted by ブクログ
新卒で入社したコンサルファーム、新入社員研修の中で問われた質問。
プロとは何か。
当時の自分や同期の答えは浅かったと思うし、
その後も自分なりの考えをupdateし、
知識経験を身につけてきてはいるが、
「選ばれる」というレベルに達するにはまだまだ成長し続けることが必要と
この本から改めて痛感させられた。
言葉としては以下の7つの特質としてまとめられているが、
どれも深い。
・無私と自立 … 献身的でありながら中立
・共感力 … 隠れたサインに気付く
・ディープジェネラリスト … 広く深い知識
・統合力 … 大局的に思考
・判断力 … 健全な意思決定
・信念 … 自分の価値観を知り、強く信 -
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Posted by ブクログ
●所感
仕事に就く上で、プロフェッショナルになりたいと思う気持ちは誰にでもあるのではないでしょうか。この本を読んで、プロフェッショナルへの道は本当に遠いと思いました。でも、千里の道は一歩から。何度も何度も読み返したい本です。
●プロフェッショナルとは?【従来⇔本書】
専門家・エキスパート ⇔ ディープジェネラリスト(専門分野 幅広い知識)・アドバイザー
話す⇔聞く
答えを出す⇔いい質問をする
仕事上の信頼を築く⇔仕事だけではなく、個人的な信頼関係をも築く
コントロールする⇔協働する
専門性を提供する⇔洞察を提供する
分析する⇔統合する
●大切な七つの要素
・無私と自立
・共感力
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Posted by ブクログ
・明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ
・クライアントと協働すると自分自身の専門性も高められることになる
・プロフェッショナルなアドバイザーは、人に左右されないだけの富を蓄えているのが理想である。そうすれば、客観的で、独立した立場を保ち、自分の利益を主張する必要もなくなるだろう
・無私を貫くとは考え方であり、誠実さを保ちながらも、クライアントに仕えることに集中し、クライアントのニーズを満たすことだ
・リンカーン:「人に会う場合、私は自分の時間の三分の一を使って何を話すか考える。そして残りの三分の二を、相手が何を言おうとしているのか考えるのに使う」
・何かを教えるには、自 -
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Posted by ブクログ
「クライアントを持つ」プロフェッショナル向けの啓発書。
一流のプロフェッショナルや歴史上アドバイザーとして名を馳せた著名人たちの行動から、選ばれ続けるプロフェッショナルたる為の7カ条、およびやってはいけない言動をまとめている。
こういう帰納法的な論考は、本当に語りつくしたのか?という気持ち悪さは残るものの、非常に示唆に富んだ書籍であることに間違いない。
当方、一応ソリューション営業という看板を背負ってくクライアントとやり取りをしている者ではあるが、本書を読んで如何に自分の意識が低いかと痛感せざるを得なかった。
ここで語られているプロフェッショナルたちは次元が違う。
ノウハウ本ではないの -
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Posted by ブクログ
「エクセレント・カンパニーを蝕む7つの習慣病」というサブタイトルに、自分の会社はどうなんだろうと気になって購入。
7つの習慣病とは、
- 現実否認症 (神話、定石、正統という呪縛)
- 傲慢症 (おごれるものは久しからず)
- 慢心症 (成功は失敗のもと)
- 競合近視眼症 (諸刃の剣)
- コア・コンピタンス依存症 (忍び寄る伏兵)
- 拡大脅迫観念症 (右肩上がりの幻想)
- テリトリー欲求症 (コップの中の縄張り争い)
というものらしいです。
何でしょうか、やはり慢心だったり、傲慢だったりしたことは自分の会社にもあったのかなあ、と思ったりします。
予防は治療