ジャグディシュ・N・シースのレビュー一覧
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書店さんからいただいた感想です。
「本書はどんな仕事振りをしてどんな人生を送ってきた人にも必ず得るものがあります。
私が学んだ一番重要なことは「誠実な人間になること」です。
私は毎日出会う顧客に対して無意識の内に自分の利益だけを求めていました。接客態度や売り場の運営の仕方にも表れていたのですが、売り上げに繋がらないような依頼には親身にならない、忙しい振りをして適当な対応をしてしまう、売り場に置きっぱなしにしていては明らかにお客様にとって危険であるものを見てみぬ振りをするなど、本書を読んで「こんなに不親切で不誠実な売り場には誰も見向きもしなくなってしまう」と気付かされました。
私が誠 -
Posted by ブクログ
本を読んでくれた書店の方の感想です。
「「いい加減に、目を覚ませ!」と頭を突然叩かれるような痛快な本でした。
何だか憎たらしく聞こえてきそうな訳の仕方、この内容だからこそ説得力がある、かっこいいなという感じです。
さまざまな企業が蝕まれていってしまうのは社員のモチベーションが低いせいではない。景気が悪いとか国が悪いとか、そんなことは関係ない。私たちの周りが今まで目を向けてきた問題はきっと的が外れています。この本が取り上げている「習慣」に比べたら、後から湧いてきたような問題をたとえ解決したとしても、微々たる、表面的な治療にしかならないでしょう。
まさにがちがちになっていた固定観念を剥 -
Posted by ブクログ
著者は、ジャグディシュ氏とアンドリュー氏の二名である。
ジャグディシュ氏は、マーケティングを専門とした経営大学院の教授であり、
アンドリュー氏は、20年以上経営コンサルタントとしての経歴がある。
と書いてみたものの、イマイチ経歴からだと「本当か?」と疑ってかかってしまう
感じはある(笑)
内容は、ずばり選ばれるプロフェッショナルには、7つの核がある。
それらは、以下、
1.誠実さ、信念
2.ディープ・ジェネラリスト
3.統合力
4.判断力
5.無私と自立
6.豊かさ・使命・自己再生
7.共感力
である。
まぁ、このように目次形式であげても抽象的で分からないが、詳細は本を読んで欲しい。
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Posted by ブクログ
ただのコメントです。
企業の成長が見込めないこと、衰退していくことに対しての問題点と解決策が書かれている。
人間にも当てはめてることであり、イメージしやすくなっている。
(大)企業がどうして衰退していくかの例を挙げており、
多くの経営者が自社の問題を挙げているような錯覚に陥ることもあるだろう。
時代時代で、企業が陥る問題点は変わっていくが、
問題が起きる前に、防ぐ意識があるのかが大事であると
実感する本である。
後から問題が起きた理由はいくらでも考えることが出来る。
問題が起きて、いかに被害をとどめるか、
簡易に、短期的な利益を求めて問題を解決することの危険性も実感する。
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Posted by ブクログ
ネタバレ全10章からなる自己啓発本で、プロフェッショナル(コンサルタント)としての心構えについて述べられていますを
正直最後の9章、10章だけ読めば著者が言いたいことは概ね纏まっているので時間がなければそこだけ読めば良いかも。
以下の7つの特質を目次的に使い、今の自分に足りないと思うものを、高めていけば良いのではないでしょうか。(個別の特質についてより詳細かつ実践的に書かれた専門書でインプット&アウトプットの仕方を理解した上で、対顧客の場で実践を重ねて身に付けていくイメージ(というかこれしか方法は無いのでは))
※具体的に書かれた本などそもそも無いような特質もありますが。
〈優れたプロフ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ・歴史への造詣の深さによって、現代の現象を我々の思いもよらない文脈で捉える。たとえば、アメリカ心臓医学協会が、医療現場のオペレーションを再編成したのも、彼が理事たちに、イギリスはわずか1000人の若い男たちだけでインドを支配したことを示したからだ。
・「僕が集めている資料すべてをどうやって記録しているかって思うだろうね。僕はすごいファイリングシステムを使っているわけでもないし、データベースがあるわけでもない。フォルダに入っている何百万という記事に見出しをつけているわけでもない。以前はシステムを整備していたが、そんなものは結局一度も使わなかった。ファイルを見直すこともほとんどない。むしろ、自分 -
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